
今回は、流石にB級じゃあないでしょう!
・・・はい、確かにA級です・・・でも、どうしても紹介したいのでB級になってもらったアイドルです(笑)
45 伊藤つかさ
1967年2月21日生(51歳)
東京都世田谷区出身
幼少から、『劇団いろは』に所属し、各ジャンルのテレビドラマに子役として出演。
子役出身のアイドル代表です。
1980年、『3年B組金八先生』の赤上近子役で出演、教室で一番映像に映る教卓のまん前の座を射止めて一躍アイドルに。
1981年、『少女人形』でアイドル歌手デビュー
そのコケティッシュな顔立ちと八重歯、素人っぽい仕草は、華やかなアイドルのイメージから真逆の、控えめで弱々しい平凡な女の子のイメージを前面に出したセールスが大ヒットします。
確かに、何処にでもいそうな、学生服を着た女子生徒の感覚は青春そのもので、悶々としていた若者達には大ウケしてました。
・・・私もその一人です(笑)
確かに可愛いかった・・・悶々してました(笑)
ブームは84年位まで続き、3年間は一世を風靡したと言えます。
彼女の伝説は色々ありますが、15歳未満の20時以降の生放送出演禁止については、初めて労働基準法を適応したアイドルになります。
記憶にあるのは、『ザ・ベストテン』に生放送で出演出来なかったなんてことがありましたね。
逆にそれまで芸能活動が、労働基準法に触れるのか触れないのかうやむやだったことが驚きです。
それから、フジテレビ『笑っていいとも』のコーナー『テレフォンショッキング』は、タモリが伊藤つかさの大ファンで、芸能人の伝をつたって彼女を呼びたいと言う思惑から出来た企画だったとか。
(1987.6.24に実現してます)
1985年以降は流石にアイドルとしての求心力も衰えて、アイドルから元々の本職の女優業にシフトしていきます。
理由は明白、歳を重ねる毎にデビュー当時の可愛らしさが徐々に影を潜めて、大人の顔になっていったからと推測出来ます。
所謂、イメージチェンジの時だった訳です。
それからは、テレビドラマにミュージカル、特に時代劇での活躍が目を引きました。
暴れん坊将軍のお葉役ははまり役で、1988年から1994年まで続く事になります。
ただ、時代劇の彼女はあの愛くるしさはなくなり、綺麗な一人の女優になってしまったのは、アイドルとしての伊藤つかさの終焉とも感じました。
シングル8枚、アルバム13枚
ヒットしたアイドルにしてはかなりシングルが少ない気がします。
3枚目まではスマッシュヒットを記録しており、スーパーアイドルの資質は充分ありましたが、彼女が歌手としてではなく、女優として生きていきたかった事が、リリースの少なさに繋がっていたような気がします。
云わずもがな、ボソボソボイスで、如何にも少女っ気たっぷりの歌い方は好き嫌いが別れるところです。
但しアルバム内の曲は、加えてほのぼの系の唄が多く、ゆっくり聴き込みながら当時のアイドル像を思い出すには良い雰囲気です。
復刻版ベストアルバムは、適正価格で購入出来ますが、当時もののアルバムはプレミアム価格です。
聴くか聴かないかはあなた次第!
80年代B級アイドル度・・・5%
彼女は間違いなくA級アイドルです。
但し、シングルのリリース枚数や、アイドルから女優へ転進後のギャップ等は、少しだけB級の要素ありです。
伊藤つかささんと岩井小百合さんは間違いなく、アイドルの年齢層を格段に押し下げたという功績は大でしたね。
おわり
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80年代アイドル | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2018/07/05 22:51:24