
今回は、70年代大物アイドルの再来かと騒がれながら、残念ながら大成しなかった超マイナーアイドルです。
52 岡本 南
1972年7月31日生 (46歳)
東京都出身
1986年にスカウトを受け、
1987年、本名『林 淑子』でグラビアアイドルデビュー。
1988年、『風とかくれんぼ』でアイドル歌手デビューを果たします。
この曲は、70年代から人気ドラマだった『時間ですよ』シリーズ、
『時間ですよ たびたび』
の劇中で、毎回本人が屋根の上で唄っているのが流されてました。
勿論、本人も『遠山みなみ』役で出演しており、当時の週間オリコンでは最高12位を記録しています。
確かに、何処にでもいるようなファニーフェイスと、暖かいドラマのイメージから、彼女がヒットする予感はありました。
また、番組の流れから、
『浅田美代子の再来か』
と囁かれ、将来を有望視されていたのは事実です。
・・・ところが、結果は全く売れず!
原因は・・・、
○『時間ですよ たびたび』の視聴率が思うように上がらなかった事。
これは、彼女が悪いわけではありませんが、ドラマの70年代チックな設定が、バブル初期の華やかさに欠けて、時代遅れな感が不評だった様です。
銭湯などのお色気シーンだけでは視聴者は振り向かなかった訳ですね。
○それから彼女自身が『松田聖子』に憧れていた様です。
彼女には華やかなアイドル像があり、事務所側の『何処にでもいる可愛い女の子』的なイメージ戦略との統一感がなかった事も挙げられます。
○そして、何よりも彼女本人のキャラクターが地味だった事です。
どの部分も、取り立てアピールポイントが見つからない平凡なルックスは、良しも悪しも普通でしたね。
ドラマ終了後は、歌番組の露出度も少なく、急速にフェードアウト。
何時しか名前さえ忘れ去られる超マイナーアイドルになってしまいました。
結局は、浅田美代子は勿論、前年放送の『時間ですよ ふたたび』での同じたち位置にいた、
『真璃子』
すら、実績人気とも上回る事は出来ませんでしたね。
シングル3枚、アルバム1枚
かなり寂しい枚数です。
でも、如何にもB級アイドルで、私は好きです。
勿論、なかなか中古でもCDはみつかりませんが、不思議とプレミアはついていません。
唄も平凡なレベルで、残念ながら耳に残りません。
こんなところが、印象が薄いと言われる所以なんでしょうね。
聴くか聴かないかはあなた次第!
80年代B級アイドル度・・・93%
浅田美代子さんは、それだけ偉大なアイドルだったと言うことです。
何と現在彼女は、『Reona』と言う名前で、R&B シンガーに転身しているそうな。
元気で芸能界で活躍されているのはなによりです。
おわり
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80年代アイドル | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2018/09/09 15:50:19