
11月22日はいい夫婦の日・・・という訳ではありませんが、晩秋の山小屋でのんびりしようと平谷の隠れ家に行って来ました。
標高1000m辺りは既に紅葉は完全に終了していて、間もなく訪れる冬が確実に近づいているように感じました。
だから皆さんの様に素敵でオシャレな景色はありません。
・・・ですので、隠れ家周辺のスポットをご紹介。
近くの道の駅には産直があります。
勿論、信州の名産リンゴを購入。
他には、フィッシングスポットがあったり、
コテージがあります。
近く川は期間中アマゴ釣りのスポットです。
さて、山合の日暮れは早く訪れ、一気に気温が下がります。
今年初めて薪ストーブに火を入れました。
ヤッパリ薪ストーブは癒されますね。
一緒に連れて行った愛犬キララもぬくぬくです。
(チワワに見えますが、豆柴カットのポメラニアンです)
うちの薪ストーブは皆さんがよく買われる、ダッジウエスト製や国産ホンマ製ではなく、ドイツ エレクトロラックス製です。
エレクトロラックス社は電化製品ではかなり有名ですが、以前は薪ストーブも造っていたそうです。
こいつは、偶然ログハウスを建てる時、知り合いが薪ストーブを買い換えるということで激安で頂いたものです。
しかし、元のエレクトロラックス社が既に薪ストーブの生産を終了していて、今では殆ど部品が出ません。
正にヴィンテージというか、古いだけです(笑)
買い換えたいけど、このクラスだと最低40諭吉~。
煙突加工も含め70~80諭吉か、買えねぇ~。
古い薪ストーブも味があるから、もう少し使うことにします(笑)
翌日午前中もダラダラマッタリしました。
勿論、薪ストーブの前でうとうと・・・
先日買ったリンゴは蜜が凄いことになってました。
今年のリンゴは全体に小ぶりですが、甘いそうです。
さて、マッタリばかりもしてられません。
山小屋に来たもうひとつの目的、冬支度です。
この地区、北海道から来た方が『北海道より寒い』と言うくらい厳寒地域です。
最低気温が-20℃になることもあるそうで、私は8年前に-16℃を経験しました。
そんな平谷村の冬を越すために、使わない期間中の山小屋の冬支度は絶対必須なんですよ。
まず、屋根から落ちてきた雪が溢れウッドデッキになだれ込んで、ウッドテーブルが痛まない様に、ブルーシートを挟んでお片付け。
そして一番大事な水抜です。
水道管には、ヒーターを巻き付けてあるんですが、それでも蛇口付近に残っている水はヒーターがなく、氷点下になると凍結し水道管が破裂、気がつけばログハウス内が水浸しやスケートリンクになることも。
なので、この地区のログハウスの蛇口には、珍しいドレンコックがあります。
外から水道管の元栓を締める時、このドレンコックを開けて蛇口付近の水もしっかり抜きます。
そして蛇口は開いたままにしておきます。
(凍ると蛇口が開かなくなるからです)
そしてもうひとつ不思議な場所に不思議なキャップ
流し台などの下のパイプの曲がっている場所(排水トラップ)、これはここに水を貯めて臭いや虫をシャットアウトするシステムですが、この水を抜きます。
抜かないと使う時に水が凍って流れなくなるんです。
また、水洗トイレのパイプに巻き付けてあるヒーターの電源を入れたり、凍ると困る調味料を凍結防止に敢えて冷蔵庫にいれます。
真冬のログハウスに来た時は室内でも-5℃位に下がりますから、こんな信じられない作業が必要なんです。
真冬に来てログハウスを利用した後は、この作業をして帰らないと、とんでもないことになります。
実際去年外の水道の水抜を忘れて、水道管が破裂したんですよ。
辺りは吹いた水で氷壁が出来てました(笑)
さて、これで冬支度は完了しました。
真冬に時々山小屋で過ごすためにも、今のうちにキッチリ準備したわけです。
今年は薪を購入したので、遠慮なく薪ストーブで暖まろうかな。
でも、今年は雪でここまで来れるかどうか。
嗚呼、マカンが欲しい季節になりました。
めでたし、めでたし(*^o^)/\(^-^*)
Posted at 2015/11/23 19:01:34 | |
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