
我が善き足車のゴルフ6が先日100000キロ走破をしたのを記念して、おおよそ1ヶ月かけて車のリフレッシュをしています。
まず、大台近くで、弱っていたバッテリーを交換。
達成直前に、いつものインターバルで、エンジンオイルとエレメントを交換。
最近、エアコンフィルターを交換。
助手席ダッシュボード下を開けた途端、バサバサっと埃と何故か木の実みたいのが降ってきました。
色も色でしたが、蛇腹の中に大量の木の実らしきゴミが堪ってました。
それからエアクリーナーも交換。
それまではK&Nを付けてましたが、クリーナーキットを切らしていて、一度ノーマルに戻す事にしました。
色目も綺麗です。
(どうせ蓋を閉めるのですが・・・(笑))
これでGW明けには、ディーラーで一年点検とまさかの10万キロもってしまった、フロントブレーキバッドの交換して一応の完了です。
(リアはまだまだあるのでこのまま行きます)
・・・が、
・・・が、もう1つ交換しました。
・・・タイヤです。
現在ゴルフ6は、70000万キロ付近でサスをテインの車高調に替えたと同時期に、GT-IのOPサイズ、225-40/18のタイヤに替えており、銘柄はピレリチュンチュラートP1でした。
コンフォート性が高いこのタイヤ、こいつが良かったぁ!
性格もファミリー要素の高いTSIハイラインにはピッタリ!
そもそもグリップもなかなか、静寂性もまずまず、
挙動が穏やかで限界は低いですが、滑り出しが素直で解りやすい。
ウエット時の排水性も問題なし。
しかも、これだけの性能で、国産コンフォートタイヤの約半額で買えました。
しかし、残念な事に、最近山が4分程度に減って来たところで、急にかなりロードノイズが大きくなりました。
美味しい次期はやや短めなのか?
更に、致命的に私がトチって、リアタイヤのサイドを縁石の角に引っかけ、穴を開けてしまいました。
幸い、パンクは間逃れましたが、流石にこのまま長いこと乗るのは心配。
もう少しP1を乗りたかったのですが、思いきって交換することにしました。
次期タイヤは、最初からアジアンタイヤに決めてました。
えっ?ピレリからアジアンタイヤに変更だと、かなりの性能低下では?
・・・いえいえ、実はピレリーチュンチュラートP1は中国生産のれっきとしたアジアンタイヤなんですよ。
実のところ、ボクスターも購入時からナンカンNS-2(新品)を履いており、その実力はある意味予想を裏切る程大満足しております。
今まで数種類のアジアンタイヤを使用した感じでは、全体的にある程度のロードノイズと若干の雨の日のグリップ低下を除けば、十分国産タイヤとの性能と対等出来るまで来ていると実感していました。
そこで今回は購入にあたり、色々ネットでリサーチした結果、最も評判が良くて、とにかく安い!
そんなタイヤをチョイスして購入しました。
それが・・・ATR Sport2です。
このタイヤ、ドリフトをやる方にはかなり有名で、D1GPなどのレースでも、幾つもタイトルを取るようなドリフター御用達の有名なメーカーです。
御国はインドネシア、ピンソ辺りと一緒です。
また、ナンカンやネクセンは台湾。
ここに韓国、中国、ドバイなどを加えたのが、アジアンタイヤと称する物になります。
ATR Sport 2は、ATR Sportの進化版で、元々評判の良かったグリップに加え、静寂性と雨天時の排水性能を高めたモデルだそうです。
早速、いつもお世話になっている、持ち込みタイヤ専門店で先日はめかえてきました。
ブロックはかなり大きめです。
意外とスポーティ!
サイドウォールのデザインは今風では結構格好よさげ・・・ではありますが、幾分国産より雑?(笑)
はめかえは何の問題もなく、約40分で完了です。
空気圧は、タイヤの企画がXL(エクストラロード)なので、規定値(2.30Kpa)のところ、少し高めの2.45Kpaにセットしました。
この時点で、今回のタイヤ(225/40-18)は4本送料込みで27580円、はめかえバランス、古タイヤ処分で7560円。
しめて35140円でした。
これは国産コンフォートや、エコタイヤの半分程度、プレミアムスポーツタイヤにあっては1/3以下の価格です。
アジアンタイヤ恐るべし!
さてさて、肝心のインプレッションです。
5/1、GW中の平日という中途半端な休みを利用して、タイヤの皮剥きとチェックに行ってきました。
・高速道路約90キロ
・一般道約30キロ
・山道約10キロ
の約130キロ程度の極々平凡なステージです。
まず、高速道路ですが、全く問題ありません。
国内の高速道路の規定速度+α程度なら、心配は皆無です。
直進安定性もまずまず、癖のあるピッチングもなし。
レーンチェンジの際に、僅かに反応の遅れを感じますが、他のユーザーさんが俗に言う『撓み』ではないと思います。
決してサイドウォールが柔らかい様な感覚はありません、むしろ硬い・・・かもです。
一般道は、やや硬めに感じました。
轍や段差のギャップは拾うほうですが、決して嫌な振動はありません。
恐らくデカいブロックが影響していると思います。
このあたりは、今の転がり抵抗の低いエコタイヤと比べるのは可哀想ですね。
但し、ハンドリングに癖はなく、落ち着いた挙動でした。
山道は、正直皮が剥けきっていないにもかかわらず、飛び抜けたグリップ力を見せました。
ブレーキングにもブロックの型崩れもなく、グイグイとノーズを押し込めます。
ドライのグリップに関しては、P1の30%以上の性能アップかそれ以上です。
ハッキリ言って、165馬力程度のゴルフハイラインには、こんなグリップはいりません。
確実にタイヤがボディに勝っている感じで、この車では限界を見極められないかも。
流石にドリフターに愛用されるだけのグリップ力とタフな一面を持っています。
ネットでは、このタイヤのグリップ力はかなりの評判でしたが、嘘偽りはありません。
総じて価格以上の大大満足感です。
とりたて今のところ、弱点は見当たりません。
アジアンタイヤと最初に言わなければ殆どの方は解らないと思います。
インドネシアは天然ゴムの採出量世界一なので、一般的に考えているより、アジアンタイヤはゴムの素材が良いのかも知れませんね。
また、どのステージでも、ロードノイズは少なめで比較的静かですね。
静かと言っても、あのブロックならある程度のザワツキはありますが、問題になるほどではないという事で理解してください。
でも、確実にP1の4分山より、かなり静かになりましたね。
しかし、山が減ってきてからはP1と同じ様にロードノイズが増す可能性はあります。
これば、暫く使ってみないと解りません。
また、不安な撓みやロール、ふらつきは全くありません。
むりろ剛性感高い印象でした。
タイヤは、一昔前のブリジ○トンのPl○ysのグリップを格段に高めた感じに似ているのが、一番的確なフィーリングでしょうか。
簡単には、コンフォートとスポーツタイヤの中間位が適当ですね。
今回のインプレッションは、短期間であり、はめたばかりの新しいタイヤの時期でしたので、まだまだ暫く乗ってみないと解りませんが、確実に言える事は、
『コストパフォーマンス最高!』
だと言うことです。
確かに、国産のプレミアムタイヤ等の方が更に良いのかも知れませんが、それなりの価格帯。
アジアンタイヤの価格を考えたら、文句なく合格ラインです。
いやっ、それ以上です!
何てったって、225/40-18が、税込み送料込みで、はめかえバランス廃タイヤ処理代も込みで 1本8800円以下ならば、ハッキリ言って、このタイヤのパフォーマンスに笑えますよ!マヂで!!
アジアンタイヤ恐るべし!!!!!
近々にかみさんと長距離旅行を控えていますので、シッカリと乗り比べて、ロングディスタンスレポートもしようと思います。
また、肝心のウエットのインプレッションもお楽しみに!
もう一度・・・アジアンタイヤ恐るべし!!!
今日はここまで
めでたし、めでたし(^o^)/