• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

菊菱工廠のブログ一覧

2022年05月29日 イイね!

インドネシア風ザグレを作る #13 サイドバンパー製作・シートデッキ取付

今日は突然の夏日でした。湿度低めで爽やかではありましたが、思い出したような急変動はやめて頂きたいですね…


なので、出かける気にもならずザグレのカロセリ作業を進めました。
今回はサイドバンパー・フェンダー・シートデッキの製作ということで、一気に完成形が見えてきました。



まずは材料の梱包が面白かったので(笑)
線材と小さい板材なので、これが最適解なのです。





サイドバンパーはフェンダーに沿った形にするため、フェンダーが無いと始まりません。
とりあえず2枚くらい作って、サイドバンパーは原寸図を描きました。
現地のフェンス文化(?)に倣い、一捻りしたデザインにしてみました。



少々話がそれますが、前2軸目にもショックを付けました。
元にしたベンツアロクスダンプの説明書を改めて見ていたところ、てっきり無いと思っていた2軸目のショックは、最後の方で取り付けるという事を知りました。
理由は、アッパーマウントがサブフレームだから。
ダンプ荷台のサブフレームに取り付けるので、工程的に最後の方(荷台とシャーシの合わせ)になるのです。
まぁ、2軸目だけショック無しってのも変ですからね…おかしいとは思ってたさ…
ベンツ同様サブフレームに穴あけして取り付けました。





戻ります。
こちらが今回のメインとなる部品。
鉄板製フェンダーと、φ3鉄棒製のサイドバンパー&取り付けステー。
鉄板はサイズ指定で購入して、自宅のベンダーで曲げ加工。
ステーは定尺1mの鉄棒を曲げて作りました。
サブフレームにナット止めするので、根元はM3ダイスで雄ネジ切りしています。

サイドバンパーは丸棒にするかフラットバーにするか悩んだのですが、板金ハンダ作業が思いのほか楽しいこともあり、鉄丸棒のハンダ工作にしました。
ちょうど実車の鉄パイプ製に見えるので、実感も出そうという狙いもあります。
鉄棒でもφ3だとミゼットカッタで切れますし、曲げもこの程度ならペンチと手で何とかなります。
寸法を厳密に出さずともハンダで埋めて何とかなる上、端面処理を省けてアルミ材のビス止め構造よりも楽、というのが大きいですね。





ステーが付きました。
前後位置は割と適当です。
「不自然じゃないそれなりの場所」。
あとは荷台を載せて、フェンダーを仮付けして位置決めしつつ、サイドバンパー本体を取り付けします。













良い感じじゃないですか。自画自賛ですがKerenですよこれは。
フェンダーとの並行出しは、フェンダーの方を取り付け時に微調整します。

写真5枚目は右側ですが、ツールボックス(MFCコントローラ)がある分少々短いです。
リア側は実車通り、途中で1段蹴りあがるデザインとして、デパーチャアングルを稼いでいます。



あとはこちら、ダンプで言うプロテクト部分のシートデッキです。
鉄板を簡単に曲げて、板金ハンダで両サイドをふさいだだけの箱ですが、敢えてのシンプル仕上げです(下手に凝ると面倒というのもあり)。

実車の場合、荷台にシートを掛ける際の逃げを作るため、デッキ自体が前方に少し浮いた取り付けになっている車両も多いようです。
あるいは、写真のように上端から少し下げた位置として、シートの掛かり代を設けてあります。
後はデッキ下にはしごが付きますが、今日はここまでです。

なお、このザグレは前回一言書いた通り「スマトラ風」になります。
「スラウェシ風」だとこのデッキも荷台の一部となり、キャブのルーフを覆うサイズになります。
固定は荷台側なので、キャブをチルトする際は荷台側を支点にデッキを跳ね上げるようです。

しかし今更ですが…キャブと荷台の間は開けすぎましたね…
そういえば、この荷台の重量が気になっていたので体重計で測ってみました。
すると…8.75kg。
思ったより軽い数字。
アロクス8×4ダンプの積載重量が10kgなので、一応は規定範囲内という事になります。


写真には載せていませんが、これと別にバッテリ等々を載せるトレーも簡単に作りました。
荷台内に置くのですが、そこに排気再現用の発煙装置も入ります。
ブルーシートの切れ端で覆えば、「空荷なのでシート丸めておきました」っぽく見えるはず…

トレー内からマフラーへの配管が延びる予定ですが、サイドバンパーが付いたので、いよいよ配管取り回しの検討に入れます。
まずは材料をどうするかですが…銅が良いか真鍮が良いか。簡単に曲げ加工orハンダ接合できる細いパイプとなると、この二択でしょう。
タイコは管の途中を覆って太らせる感じのダミーでいいと思っています。
そうしないと、スモーク液の結露が溜まってしまいそうです。

今年中に塗装はしたいなぁ…
Posted at 2022/05/29 21:38:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | プラモ/RC | 趣味
2022年05月22日 イイね!

インドネシア風ザグレを作る #12 リアサスの強化(3軸目、3度目の正直)

前回は荷台の板張りが完了し、一気にそれらしい姿になったザグレですが、それに伴って新たな問題が発生しました。
やっぱり荷台が重すぎるのです。

側面の板を貼り、底板を置いてみた時点で7~8割サスが沈んでしまいました。
初めから3軸目のサスはほぼ効いていない状態でしたので、今回は3軸目の強化とシャックルの穴位置変更を行います。

しかし、「リア3軸車を作りたかったのに、荷台が重すぎて3軸目が必須になった」とは一体…



施工前。
リーフの枚数以前に、シャックルが寝すぎていてサスとして効いていません。
これも何とかします。



という事で注文しました。
タンドラ名義ですが、F-350系シャーシ用のリーフ3種です。
これを一番上のトラック用純正リーフに入れ込みます。



バラしました。
前回同様、リベットをドリルで切り飛ばすのですが、センター出しをミスって苦労する羽目に。
あと、このリーフは同じトラック用でも、Fサス・トラニオン用の3枚ではなく4枚タイプ…単軸トラクタのリア用なんです。
なので合計7枚リーフになります。



組みました。
リベットに代わり、M2×8mmビスで固定しました。
あとは、デフに固定する際の受けパーツの当たりを削るだけ。
取り付けビスの通る穴も同じ径・ピッチなのでほぼポン付けです。



デフに組んで裏から見るとこう。
角が面取りされていない方のリーフが本来のトラック用、Rが付いている方がF-350系用です。



取り付け完了。
シャックル側の穴を6㎜ほど後ろにずらし、デフォルトでシャックルが立ち気味になるようにしました。



裏から覗いた姿もリアル。やっぱり枚数が増えると実感も増します。
荷台を載せてみましたが、程よくしなる程度の沈み方になりました。
これで、サイドバンパーやシートデッキ、バッテリに発煙装置云々が積まれても問題なさそうです。

ところで、公式に荷物を積めるモデルとしては、今回のザグレのシャーシ・前2軸アクスルに使ったベンツ アロクス4151ダンプがありますが、あれの積載量が10kgなんです。
それでも1速で走れとの事ですが…うちのザグレは荷台だけで既に10kgなんて優に超えてると思います。計っていませんが…

製作に当たっては、スマトラやスラウェシのトラック映像を参考にしていますが、現地のトラックは「最大積載量・積めるだけ」が当たり前のようなので、気にしませんよbosku。

スラウェシといえば、トラックのフェリーへ乗り降りの映像をよく見ますが、ゲートの3.8m制限スレスレか、時々アウトで手下ろししている光景が普通です。
前出ししたフロントバンパーにまで荷物載せてるし。
あと、今更ですがこのザグレはスマトラ風で製作しています。


さて、次の作業は、シートデッキ製作かサイドバンパー製作です。
サイドバンパーは形状と位置を見極めるため、まずフェンダーを作る必要があります。
何となくサイドバンパーを早く見たいので、そっちが先でしょうか。
まぁ、本音はその先にあるマフラーを見たいって事なんですが(笑)
サイドバンパーの形状が決まらないと、マフラー出口も位置が決まりません。
Posted at 2022/05/22 21:38:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | プラモ/RC | 趣味
2022年05月22日 イイね!

ウインカーポジション回路の交換

気温が乱高下していて体調が付いてこなくなりつつありますが、天気予報には雨が増えてきた気がします。
栗花落と書いて「つゆり」(=梅雨入り)と読む苗字がありますが、山を見ていると納得がいきます。
まぁ鬼滅のカナヲちゃんなんですが、実在する苗字らしいですね。


さて、私のパジェロは前後USレンズ仕様にしていますので、フロントウインカーはウインカーポジションキットを入れてポジション兼用にしています。
本国同等仕様のはず…調べてませんが、実はリフレクタも仕切り無しで1灯だったりして。いや、可能性あるな。

で、先週末に買い物に行った際の事。
右折待ち中、前の車が黒かったので自車が映るのですが、「あれ、ウインカー点いてないな」と。
LED対応リレーにしているので、切れていてもいわゆるハイフラにはなりません。

帰ってから見てみると玉切れではありませんでした。
色々条件を変えてみると、どうやらウインカーポジションキットが半分お亡くなりになった模様。

右側だけ動作不良を起こしており、ライトOFFではウインカー不灯、ライトONでは点灯するも点滅せず。
という事で買い替えとなりました。

それにしても、今まで使っていたのが2014年11月取り付け(納車の年)なので、2000円しないお安いキットが7年半も持ったと思えば大した物です。
その間ずっと屋外駐車ですので、最初に分解して基板に防湿コーティングしたのが効いたのだと思います。


さて、今回も同じく防湿コートしてから取り付けしますが、せっかくなので基板を見比べてみましょう。











1、2枚目が外装の比較。シボ加工とロゴの有無、ON/OFFの方向以外は全く一緒。
シボ有り・ロゴ入りが2014年に付けた方で、艶あり・ロゴ無しが今回付ける方です。

写真3、4枚目が基板の同じ面に相当します。
ケースはほぼ同じですが、中は結構変わっていますね。
古い方は確か裏面がGNDベタだったので、片面実装から両面実装に進化した感じでしょうか。
これがマイナー違いなのか、メーカー違いなのかは不明…

余談ですが、1枚目に映っているコーティング剤はこの時が最後の使用。
今回出してみたらすっかり乾燥しきっており、急いで買い直したら容器ごと仕様変更されていました。



で、同じ位置に取り付け。
ただ、古い方を分解したら浸水跡と錆が見られたので、今の環境でこの位置に問題無いかは要経過観察です。
ちょうどフェンダーから回路側に向かって傾斜している駐車場なので、もしかすると今の環境に来て急に劣化が進んだ可能性があります。

そして、新キットは配線が若干細く、短くなっていました。
左ウインカーまでは数cm届かず、仕方なく古い方から切り出して延長しました。


なお、動作も減光の調整方法も一緒ですが、回路が変わった事から振舞いも多少変化していました。

良い点としては、ライトONで本来のポジションと同時にウインカーが点灯する事。
古い方は1秒程置いてからウインカーが点灯する、タイムラグがある仕様でした。
悪い点は、ウインカー動作時に減光設定した照度で一瞬止まる事でしょうか。
一気に100%点灯とならず、やや暗い状態で引っ掛かる感じです。まぁ気にしなければ問題無い範囲です。

さて、今回は何年持つでしょうか。
Posted at 2022/05/22 21:19:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2022年05月08日 イイね!

ブルバーバンパーの磨き(5年ぶり2度目)

連休中にやった唯一の車作業です。

ラジコンの方でも出ましたが、ベンダーを使ってアルミ縞板を曲げて穴隠しをしたブルバーバンパー。
本体がアルミ製なもので、2018年に中古購入した際に磨いたっきりにしていました(バリアスコートはかけていましたが)。
クリア塗装してしまうと錆が出た時に厄介なので、敢えての磨きっぱなしです。
飛び石とか塗装のピンホール等々。

で、そろそろ磨きたいな…と思いつつ2,3年が経過。
やっといいタイミングができましたので、磨いてみました。



磨く前。水滴の形にくすみが出ています。
ぱっと見は汚くない…気がしていましたが。



良くある比較写真。左が磨いた後ですが、やっぱり輝きが違いますね。
酸化はどれ程のものかと、磨き材をいろいろ持って出ましたが、結局ピカール液で問題ありませんでした。



で、籠置きにボンネットを開けたら目についたインタークーラ。
これもアルミだったね…



一応磨きました。
熱もあるしそもそもコーティングもしていないのでそれなりにザラついており、あまり効果はありませんでしたが…



バンパー全景です。
いい輝き。



一番くすんでいた上部パイプもこの通り。
そして気づいたのですが、パジェロが私の元に来てからは、このバンパーで過ごした期間の方が長くなったんですね。
現在8年目で、バンパーを変えてから5年目です。


本格的に弄る箇所が無くなってしまいましたが、今度に劣化が襲ってまいります。
いい加減夏タイヤが古いので、夏の茄子辺りで変えてしまおうとぼんやり検討中。
何が良いでしょうかね…M/Tは見た目はいいですが、これ以上煩くなるし9割以上が舗装路走行なのでちょっと変かなと。
やっぱりA/Tかなぁ。
というか冬用ホイールも考えとかないと。
Posted at 2022/05/08 21:18:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | | クルマ
2022年05月08日 イイね!

インドネシア風ザグレを作る #11 カロセリ作業の大台、板張り完了

黄金の風もといゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたでしょうかbosque。

色々と用事はありましたが、日中のまとまった時間が取れる機会という事で、ザグレの荷台製作が進みました。
気分はスマトラ辺りのトラックワークショップでしょうか。
天気にも恵まれて何よりです。

さて、骨組みまではできていたザグレの荷台ですが、いよいよ板張りということで、これで一気に見た目が"らしく"なりました。
まずは材料と作業の様子からどうぞ。







こちらは買った鉄板の寸法確認の図。問題無いようです。
折角なので、側板・底板も鉄で行きます。
2枚目は側板のつなぎ目の位置を取った写真です。下端をL字曲げして隙間埋めを省く作戦ですが、ベンダーの幅がありますので2分割となりました。



こちらがベンダー。
パジェロのバンパー穴隠しに使ったアルミ縞板以来の登場ですので、5年ぶり2度目の使用です。頻度低いなぁ…
にしても、いろいろ固定して使える作業台があるというのは本当に助かります。
これで下端4cm程を曲げます。







曲げた後の仮乗せ。いい感じじゃないでしょうか。
ただ、この状態で固定できるかは別問題。



という事で溶接します。
折った鉄板はこんな感じ。

で、ここまで来ました。











溶接が下手なのは修行不足なだけなので、大目に見てくださいな。
リア扉は前回ご紹介の通り、ダッチドア的なインドネシア流。
タキゲンの極小SUSヒンジを板金ハンダで付けています。

ロック機構は観音部が真鍮パイプに針金差し込み、フェンス部は鉄板をL字にして穴を開けた金具に針金差し込みです。
フェンス部には、同様の金具をもう一か所付けた方が良さそうです。

底板は荷台を取り外す際を考えて、敢えてそのまま流すだけにしました。
鉄板故に重いので、防振さえすれば問題なさそうです。
寸法は何とか辻褄を合わせましたが、やはりそれなりに削らなければ入らず。
溶接時に側板がずれてしまいました。まぁ収まったので良し。

前方にバッテリコネクタが見えますが、そのあたりにボックスを設ける予定です。
バッテリの他、排気再現用のスモークジェネレータが収まるつもり。
黒煙が出せればディーゼルらしくてベストなのですが…簡単・安全にできるのは白煙なんですよね。まぁ古い車種なので、多少オイルが燃えてると思えば(爆)

という事で、一番大がかりな作業は終わりました。
やっと溶接機と塗装ブース(局排代わり)を片付けられたのもすっきり。

で、思った事…鉄って重いですね(当然)
アルミバンが軽いというのが良く分かりました。
その代わり、ラジコンとしてはオーバースペックが過ぎる程に強固ですが…

8回目の記事でリアサスのリーフを増して強化したところですが、この重量にはそれでも足りませんでした。
なので、更に2枚追加して固くします。



外したリーフAssyと追加するリーフスプリング。これもF-350の余りです。



組みました。純正U字ボルトでナイロンナットを使うなら、この枚数がギリギリです。
必要に駆られての事ですが、リーフの枚数・厚みまでリアルになってしまいました。

結果は…これでもハーフボトム状態。まだストロークがあるだけマシですが、この後もう少しだけ重くなるのを考えると、あと一歩何とかしたいところ。
現状、リア3軸目のサスがほぼ効いていない状態なので、シャックルの固定穴をずらしてシャックルが立つ位にするといいのかも。
つくづくマイティチューンモータにしておいて良かった。


以上、休み中の作業はここまでです。
そしてここからは、荷台の付属部分の製作になります。
サイドバンパー、シートキャリア、フェンダーの製作・幌骨と差し込みパイプ取り付け…と言った感じです。
塗装まではまだまだ遠い…1速全開、Sitinjau Lauikを上る気持ちで行きましょうか。
この車だとPanorama1(例のヘアピン)で詰まりそうですが…
Posted at 2022/05/08 21:07:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | プラモ/RC | 趣味

プロフィール

「ヘッドライトLED化+ホーン交換 http://cvw.jp/b/2115746/48696117/
何シテル?   10/05 22:06
菊菱工廠と申します。 「工廠」なんて言いましても、車いじりは飽くまで素人。 電装系なら結構自前でこなします。 ちょっとした金具作りなんかも。 ナ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/5 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

愛車一覧

シボレー サバーバン シボレー サバーバン
Super Wagon, Texas Cadillac… それはアメリカで最も長く続くモ ...
三菱 エクリプスクロス 三菱 エクリプスクロス
アウトランダーPHEVと迷った結果、偉大な先代、コルトプラスの跡を継ぐこととなりました。 ...
三菱 コルトプラス 三菱 コルトプラス
家族の車です。 私が免許を取った際の練習にも活躍しました。よって、免許取得以前からの付き ...
三菱 パジェロ 三菱 パジェロ
荒野の山猫、パジェロの初代後期型でございます。 88年9月MC版、4D56 I/Cター ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation