SAKEのブログ一覧

前回に引き続き今度はタコメーターの点検を行なってみました。

数年前に確認した時は、動きが悪い部分にシリコンスプレー噴いて
応急措置的な事をしていたんですが、今回はシャフトの摺動部を引き抜いて
古いグリスを拭き取ってから、処置を行いました。

予想通りメーター部は電圧計だったようです
乾電池1個

2個

3個

基板の電解コンデンサも3つほどパンクしているようなので、後日取り寄せて交換予定です。
KRのタコメーターはバッテリーが弱っていると動きが悪いとの事ですが
メーターが電圧計ということを考え得ると、納得できる症状です
基板は焼損がなければ、疑う順位として　1.コンデンサ　2.ICなどの順に疑います
ICは東芝のT2295Aで、点火パルスを電圧に変換する物のようです
今現在海外サイトでしか入手できないようです
ひょっとして KRをネイキット化したときに使っていた、GPZのタコメーターから
部品が取れるかもしれません。
週明けにはブレーキパッドやエアクリーナーが届くので、続きの作業をします

前回初爆だけ確認して、そのままになっていたKR250
今回は一通り走行可能な状態まで持って行こうかと思っています。

とりあえずエンジンが掛からないことには、次に進めないので
混合ガソリンを作り、点滴方式でキックを踏み下ろします。
何回かキックをしても中々エンジンは掛かりません
プラグを見てみると、後ろ側のプラグは点火しているのに
前側のプラグからは、火花が飛んでいません。
電装ラインを確認すると、コイルの入り口端子がゆるゆるになっていたので
プライヤーで調整して、繋ぎ直すとようやくエンジンが掛かりました
しばらくエンジンをかけた状態にしていると、2スト特有の白煙が（少しですが）出て、数十年ぶりに復活の可能性が高まってきました。

あと欠品していて、取り寄せなければいけない部品は
フロントブレーキパッド2組、エアクリーナー、ドライブチェーンの3種ですが
パーツリストを見て部品番号を確認すると、リア、フロント共に同じ番号になっていたので、社外の安いブレーキパッドを2組注文し、届いたものを交換しようとすると
一回りくらい大きくて、リアに合わせてみるとピッタリサイズでした。

サービスマニュアルの致命的な間違いに続いて、部品番号にも間違い
カワサキらしいといえばそうなんですが......
正しいブレーキパッドのサイズを測り、それらしき形のブレーキパッドを探すと
エストレヤを始めとして、スズキ、ヤマハ等々の小型のバイクと共通のようで
こんなサイズで大丈夫かな？とも思ったのですが、考えてみると車体重量はわずか120キロ、しかもフロントダブルディスクなので、まあ大丈夫でしょう
エンジンかけた時、タコメーターが動いていなかったので、次回はタコメーターの修理をしていきたいと思います。
画像は、写真撮ると白煙が見えないKRでした

最近コストコあたりでも売られている、水道に繋いで純水を作る装置（？）があるんですが、メリットとして拭き上げが不要と謳われていますが、このタイプの純水器は
そこまで不純物を除去できないので、拭き上げは必須ではあります。
それでなくとも、大気中には埃などの不純物が舞っていますので、たとえ超純水（限りなく不純物を除去した水）であったとしても、拭き上げなしはあまりおすすめできません。※車が入るようなクリーンルームで洗車すれば良いのかもしれませんが。

純水を作るためには、いくつか方法がありますが
1.　水を沸騰させた後の蒸気を冷やして、結露水を貯める方法
2.　イオン交換樹脂の入ったボンベに水を通し、不純物を除去させる方法
（コストコなどで売っているタイプですね）
3.　逆浸透膜（Ro膜）を使ったタイプの物理濾過方法

大学の研究室等では、主に試験管やフラスコ等の洗浄用に、1.　2.　はよく使われています。

3.の方法は、そのままでも器具洗浄とかであればいいのですが、作ったRo水をイオン交換樹脂に通して、UV等で殺菌　更に別種のイオン交換樹脂を通し超純水を作り
検査用や半導体の洗浄等に使用したりします。

製造コスト的には、初期導入コストは2.が優秀　1.は20万円〜の上に、水作っている間、1KW程度のヒーターがフル稼働の上、冷却用に水が流しっぱなしになるので
水道料金もかかる（一般家庭ではあり得ない）※他にも色々問題がある

3.のコストに関しては、後述するとして、自分が作った物は1日75ガロンの水を採取でき（1日280L）量を沢山使う所に向いています。※水温や水圧に依存する
とは言っても、洗車の終わりにリンスするだけなら、2分ほど採水できれば充分なわけですから（ケルヒャーのK2サイレントで、1分約5.2L）15Lも溜めておけば、3分程度洗浄ができます。

実は今回使ったRo膜は、某科学機器メーカーの物と全く同じもので、1本10万円定価（実際はかなり安く購入しています）　1日10L使って約3年毎の交換、前処理に活性炭入りの5μフィルターが約6ヶ月ごとに交換推奨となっていますので、導入コスト次第で、選択肢に上がってきますよね。
長くなったので、次回に続きます

Youtubeを参考に、エムリットフィルターに交換しました
PM2.5対応で純正より性能が高く、しかも低価格　Amazonで1591円でした。

作業画像とかは、youtubeやWeb上にたくさんあるので、割愛させていただきます
グローブボックスをユニットごと引き抜くんですが、Web上では最初グローブボックスの蓋を閉めた状態じゃないと引き抜けないらしいとのことで、蓋を閉めて引き抜こうとしたんですが、いくら頑張っても抜けてきません。
再度Webで見てみると、蓋が開いた状態じゃないと引き抜けない（どっち？）との書き込みがあり、今度は蓋を開けて引いてみると‥
今度は簡単に引き抜けました　HONDAのマニュアルだと記載はないですが
蓋を閉めた状態で引き抜くようになってますね、まあ抜ければどっちでもいいですが。
グローブボックスが外れた後は、フィルターの蓋を両側2ヶ所の爪を押しながら外し
古いフィルターを引き抜きました。
それほど汚れはないのですが、1年以上交換していないので交換します
エムリットフィルターは緑色をしていますが、最初濃い方の緑色がIN側かと思ってましたが、実際は反対側の薄い色の方がIN側のようです、フィルターのサイドを見ると、うっすらとIN OUTの表示がされていました。
交換後走ってみましたが、正直よくわかりませんでした（笑）

毎年春の行事
冬の間外しておいたバイクのバッテリーと、ガソリンタンクを取り付けて
給油してエンジンを掛ける。

簡単な作業ですが、前回あたりからゴム部品の劣化が進んで
前回は燃料ホースを交換したり、冷却水ラインの一部交換など行いました。

今回、まずタンクに給油した後、去年激安中華燃料コックに交換していたのですが
、そこからの燃料漏れが発覚しました。
ダメ元で分解して組み直ししてみたら、奇跡的に漏れも止まりましたが
今度は、燃料ラインのキャブ連結部から漏れてるじゃないですか！

仕方が無いので、覚悟を決めて連結を分解することにしました
（後で調整するの面倒なので、極力調整が狂わないように）
連結部のOリングを確認すると、亀裂などなかったのですが、なにせ今年で26歳にもなるので、今まで大丈夫だったのが奇跡とも言えます。

内径7.8mm 線径1.8？mm

ホームセンターに行ってみると、2個入り　内径7.8mm 線径1.9mmがあったので
2袋購入すると、税込506円也　原価10円くらいなのに袋入りになると
10倍以上とはビックリです。
※純正だと1000円近いので、それでも安いですね

交換して、祈るつもりでガソリン入れて、負圧ホース口で吸ってガソリンをキャブに導入した所、漏れる気配がないのでエンジンを掛けて再度確認するも
燃料もれも無く、問題なくエンジンがしかも1発で始動しました。

あと、懸念があるとすると冷却水系統ですかね？
ほとんどメーカー欠品しているので、社外パーツを買うしかないんですよね。