※この話は、例によって半分くらいフィクションです。
クルマの話は
【A-side】巡礼の旅~Corsa di Macchina a NAGANO 2014へ参戦 を併せてごらんください。
11月22日(土)。
我々、地味イタ教の面々はCorsa di Macchina a NAGANO 2014に、地味イタ車の優位性をアピールすることを目的として参加しました。
ここで言う優位性とは、言うまでもなく華がなく、見向きもされない圧倒的な存在感(?)です。
なお、この大会で目的を達成すべく、新たに競走商会さんにも入信しました。
競技は11月23日(日)-24日(月・祝)の2日間を通じて開催されるため、教祖様と火星人ジョセフさん、それに私を加えた3名で前日からツーリングを兼ねて目的地を目指しました。
まずは教祖様と名神・草津PAで待ち合わせ。
3連休の初日とあって、第1駐車場は激混みだったので、第2駐車場へ避難。トイレだけならこちらにもあって空いています。連休の賑わいをよそに、地味イタに似つかわしい閑散とした感じ。
さすが地味イタです。
↓明るくなったブレーキランプ(普通になった、とも言います)。
火星人ジョセフさんとは、某県のおしゃれなレストランで合流することになっています。
レストランには迷うことなく到着し、美味しい食事と共に明日の大会の話などで盛り上がります。
デザートを食べ終わり、店員さんが話しかけてくださいました。
「パンダで来られた方々ですか?」 とのお言葉。
私のクルマがパンダに間違えられるという、おきまりの事態が発生。
さすが地味イタ。これぞ地味イタ。大会前日から優位性をアピールするという目的を達成してしまいます。
なお、教祖様が丁寧にパンダではない旨を説明してくださいました。
さて、昼食後はツーリングがてら、これまたおしゃれなcafeに向かいます。
道中の景色も天気も良く、日ごろの信仰深さの恩恵であると考えられます。
cafeはとても分かりにくい場所にあり、おそらく1回行ったことがないと見落としてしまいそうです。
店内は大変洗練された空間でした。マスターとのおしゃべり、おいしいコーヒーを堪能しました。
そのあとは写真撮影。
実はこの旅にはもうひとつ目的があり、宇宙との交信があります。
そのために、ご覧のような場所を選びました。地味イタを更に引き立てる絶景です。
そして空には無数の飛行物体が確認できると思います。
この時点で2つ目の目的をも達成してしまいました。
交信をしばらく行ったあと、大会が開催される北に進路を取ります。
山間部を1時間半ほど走ったでしょうか。
徐々に日も暮れ、辺りも暗くなったころ、無事にホテルまでたどり着きました。
(このとき、この道が競技コースだとは知る由もありませんでしたが・・・)
夕食は主催者の皆様とご一緒させていただき、ジョセフさんの食欲に改めて驚きつつ、各自部屋に戻って、1日が終わるはず・・・でした。
22時を過ぎたころ、あの地震が発生します。
幸いにして被害は無く、余震も殆ど感じられませんでしたが、さすがに大会エントリー開始直後の御嶽山の噴火、そして大会前日の地震と、何らかの力を感じずにはいられません。
11月23日(日)。
朝から走行に備えて準備をします。参加車も徐々に集まってきました。
まず、教団ステッカーを車両に貼り付けます(合計3枚貼りました)。
これにより、大会期間中はトラブルとは無縁で居られたことに加え、競技タイムも満足のいく結果が得られました。
なお、このステッカーによりタイムが向上した等、効能はあちこちで報告されています。
この日は後発隊の応援メンバーも駆けつけてくれました。
しかも、格調高い教団公式カラーで彩られた手旗を振っての応援です(※手旗は事務局にも大変好評でした)。
応援メンバーに関する詳しい内容は、
洗脳部長のブログ をご覧ください。
2本の試走を行い、コースを頭に叩き込みます。
明日はここを全開で駆け抜けるのか・・・と思いきや、皆さん既に2本目から結構な勢いで走りはじめますw
ま、明日は朝から1本練習はあるけどタイム計測されますしね・・・。
そして、教団メンバーは日暮れと共に教祖様のセミナーを受講しました。
教祖様の御言葉を皮切りに、以下の内容に関してお告げがありました。
・魔改造部長は成績如何では破門になる件(エントリー名に地味イタの文字が入っていなかったため)
・広報部長はフェラーリに勝つことを宣言する件
・教団メンバーは皆、自由を与えられた上で入信している件
(※セミナー風景を動画撮影しましたが、あまりに刺激の強い内容が含まれているので公開できません。↓の画像でお許しください。)
11月24日(月・祝)。
この日も大変良い天気です。
練習走行1本+本番2本の合計3本走ります。前日との違いは3本ともにタイム計測があること。
皆さん朝から全開のため、クラッシュする車両が出てきました。
私も練習走行1本目とはいえ、タイム計測がある故にギャラリーコーナーで結構突っ込んでしまい、リアルに壁が迫ってきました。
無論、教団ステッカー3枚のお力により何事もなくクリアすることが出来ました。
サーキットとは異なり、路面は荒れている上にエスケープゾーンが殆どないので踏んだときの緊張感は半端無いです。
※2014.11.30、動画を追加しました。画質が落ちていてわかりにくいですが、24日の1本目の時のものです。
VIDEO
そして、タイムアタック1本目を迎えます。
練習走行のギャラリーコーナーでやらかしたため、ちょっとビビって2秒落ち。
しかし、終わってみればクラス2位!
この時点で応援メンバーのテンションは非常に上がり、前日に帰郷した教祖様から洗脳部長宛に電話が入る始末(爆)
科学的・神秘的です。
そしてタイムアタック2本目。
これで帰れる、という安心感と、土に返りたくはないけどタイムは上げたい(維持したい)という欲望・・・
精神的にだいぶ疲れてました。
で、やっぱり踏めなくて1本目に比べると10秒近く落ちるという結果。
自宅に戻り、車載動画を検証すると全体的に遅いため、アクセル全開にしていない疑惑が・・・。
自分ではソツなく纏めたつもりだったので、ちょっとショック。まぁ仕方ないですね。
とりあえず無事に終わった安堵感の方が大きかったです。
皆様の応援、お疲れ様&ありがとうございました。