先週の旅の伴侶にマツダ・CX-3をお借りしました。2日間、300km強を共にしました。
絶好調のマツダの最新作、国内仕様は1.5ℓディーゼルターボしかラインナップせず、 3グレードすべてに6MT or 6AT&FF or AWDが設定されるというクルマ。端的に言えば、大きなデミオ。
今回お借りしたのは6ATの車両で、2015年7月登録のド新車。
最初はNDロードスターかデミオのディーゼルでも借りるか・・・と考えていましたが、前者はレンタル費用がCX-3の3倍近くで断念(飛行機代より高いじゃねーか)。
後者にほぼ決まりかけていた矢先、同じディーゼルエンジンで車体の少し大きなCX-3を、低価格で借りることのできるプランを発見し、即申込み。どうせ借りるなら新しい方がいいな、ってのもありましたし、乗り換え候補にするならデミオよりCX-3だしな、と(爆)
1.5ℓディーゼルターボは実際に乗ろう乗ろう・・・と思って、なかなか時間が取れずに居ましたが、これを絶好の機会と捉えて今回の旅の伴侶としました。
奇しくも、105PSというSKYACTIV-D1.5の出力は、私の所有する2台のクルマと同じ・・・と、書きかけて、あることに 気づきました。
それは、
一昨年に試乗したアウディA1の1.6TDI。実はアレも105PSでbe-bopとUno と同じ。
当時はMTでの試乗だったため、一概に横並びでの比較とはなりませんが、事前に同クラスのディーゼルエンジンのモノサシも思い出しながら試乗しました。
そんなSKYACTIV-D1.5のスペックは105PS/4000rpm、27.5kgf・m/1600-2500rpm。
CX-3自体のディメンジョンは4275×1765×1550(mm)、1260kg。
タイヤサイズ:215/60R16(BSトゥランザT001)。
総じて言えることは、
・自分が思っているイメージどおりに走れる
・クルマの大きさを感じない
ということ。
ハッキリ言います。これ、かなり気に入りました。
予想どおり・・・いや、予想よりちょっとずつ良かったんです、すべてが。
見た目よりも全然スポーティですしね!!
外観
国内ですとホンダ・ヴェゼルや日産・デュアリスがライバルとなりそうです が、個人的にはアウディ・Q3やメルセデス・GLAなどのプレミアムSUVと並んでも十分に通用するデザインであると感じます。
ちょっとデザインし過ぎの感はありますが、クルマらしいデザインで、走る姿を想像できる外観だと思います。
↓とある駐車場にて、ライバルたちと。
↓とある駐車場にて、ライバルたちと。
居住性
運転席に座ります。
シートの調整代、ステアリングもチルト&テレスコがあるので、好みのポジショ ンを取るのは容易です。
身長173cmの私がドラポジを合わせると、後部座席のひざ前にはこぶし1個分のスペースが残ります。頭上にはこぶし1個がぎりぎり入らないイ メージ。
全体的に後部座席にあまり余裕はないですが、腿の裏をシート座面が支えてくれ、快適性に貢献していると感じました。
ただ、リアシートでの試乗をしていないために断言できませんが、結構跳ねる系の乗り味かも。
60タイヤなんで上級グレードに比べたらまだマシとは思うのですが・・・。
ベビーカーはトランクには・・・入らない感じ。
後部座席の足元に立てるor横倒しに積むことになりそう。それでも厳しい?
操縦性
普段から限界性能の低いFFに乗っているとはいえ、安心して身を預けることができました。
旋回中に意図的にブレーキを踏んで、わざと姿勢を崩すような動きを与えても不安感の無い動きをしてくれます。
気づけばディーゼルだとかガソリンだとか言うことは忘れて、目の前のコーナーを処理している自分が居ました。ラテン車のスポーティさよりは、ジャ ガーっぽいというか・・・なんかうまく言えないんですが、目指しているものは、そっち系のように感じました。
その他
・ディーゼルEg.らしい音は、それなりにわかる。ただし、室内の静粛性は高い。
・最下級グレードだけセンターアナログタコメーターにしないとか止めて(デジタル表示で端っこに追いやってある)。
・シートのバックレストの角度調整レバーが安っぽい。折れそう。
・ダッシュボードのシボはもう少し深い方が高級感が出る。
・マツコ(マツダコネクト)の出来は意外と悪くない。たまにナビの測位位置がズレるような・・・?
・最下級グレードのハロゲンライトが死ぬほど暗い(点いてるのに、消えてると思ってスイッチ回した)
買うならXD Touringの6MTにして、17か16にインチダウンかな(爆)
気になる方は、試乗されることをお勧めします。
Posted at 2015/07/25 23:12:52 | |
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