以下、テレビ朝日「ドクターX」のバックミュージックでお楽しみください。
それは今から3年前ほど。
いつものようにGiuliettaのアクセルを踏むと、
何かがこすれるような異音がした。
ガガガガガ・・・
ミッションかクラッチか?
大内宿でのクラッチ焼けの後遺症か?
わたしは自問自答した。
しかし音は鳴ったり鳴らなかったり
録音しようとしても再現できずにいた。
思えばこの音は暑い夏、
エアコンを作動すると鳴っている。
・・・エアコンか???
わたしが主人や
黒いディーラーのサービスさんに伝えても、
う~ん・・・とやんわり否定された。
わたしはクルマに関しての知識はない。
そして分かっている、エアコンがアクセルと結びつくはずがないと。
でも、目の前のGiuiettaは、我がGiuliettaは叫んでいた。
「助けて・・・誰か・・・わたしを・・・」
そうだ!彼女は
必ず熱い炎天下の日、エアコンを回すと激しく叫ぶのだ。
とうとう5年目の夏が来た。
あの音が激しくなり、とうとう常時出るようになった。
わたしは録音し、なんとか聞けるように仕込んで
白いディーラーさまへ向かった。
GIULIETTAの整形手術の主治医だ。
彼には輝かしい経歴がある。
FCAジャパンのコンテスト入賞歴。
それでいて低姿勢でいつも丁寧な説明をしてくれる。
彼に聞いていただこう。
わたしは主人とともにディーラーへ向かった。
・・・
・・・
・・・
一度エンジンを止めてしまったため、音が出なくなってしまった!
OH!NO!!!
頼むぜ!Giulietta!
しかし、主治医は「念のため乗ってみましょう(^ー^)」と言って下さった。
主人がルートを選び発進すると、Giuliettaはいつも通りに泣いてくれたのだ。
ナイス!Giulietta!
音は確認できたのだが、正直
珍しいケースらしい。
主治医は悩んでいた。
わたしはやんわりこの音はエアコンを付けると鳴ることをつけるけれど、
またもやんわり否定された><
後日、代車の用意ができ、わたしがGiuliettaを入庫した。
主治医はお休みで、サクッと入庫して失礼するつもりが、別の方が応対してくれた。
「奥様の運転で宜しければ音を聞かせていただきたい」とおっしゃった。
ゲッ!キンチョーすんじゃんψ(`∇´)ψ
けど、ここで断ったら
ビビりがバレるぞ。
正直、一刻も早く娘氏のお見舞いに行きたかったけれどここは我慢する。
この同乗がGiuliettaの明暗を左右する。
この珍しい音を診断するのは難儀だ。
一人でも多くの方に聞いていただくのがいいと判断した。
・・・結果、音は最初の一回小さくなっただけだった><
頼むぜ!Giulietta!!!
けれどここで諦めることは出来ない。
わたしは彼に「何度も言っているけれど、この音とエアコンは絶対に関係がある。
わたしは3年前からこの説を唱えている」と強く訴えておいた。
なんとも微妙な気持ちで入庫したけれど、流石主治医!
見事1週間で↓のように判断し音を消して下さった。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/045/153/028/6a145a31b9.jpg?ct=0c78ebe2453b)
ハーハハハハハハハ!見よ!エアコンではないか!
見事保証修理を勝ち取ったDoctorXこと「giuliesti・Daimon」
「わたし失敗しないので!」
これからもGiuliettaとともにGiuliettaに寄り添い走り続けたいと思った夏だった。
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ジュリエッタ | クルマ
Posted at
2018/08/14 23:21:10