
15日日曜日、友人であるlucilleさん主催の安全運転講習会参加して参りました。
この会は秋田のジムカーナ仲間であり、指導員資格も有するlucille氏主催の20名規模の会で、秋田県警、h2ガレージさん、スノコオイルさんなども協力のもと秋田の鳥海高原矢島スキー場で開かれる講習会。
講習会といっても、ジムカーナやスラロームで普段から走って課題が見えてるライダーは各々フリースペースのパイロン配置を変える等して走り込んでも良し、ジムカーナ組や白バイとスラローム走行に勤しんでも良し、白バイや主催のlucille氏にアドバイスを求めても良し、また事前申告でlucille氏のマンツーマン指導もokと言った懐の広い会です。
自分としては会の進行や、人の動かし方、朝礼、終礼の仕方、誓約書の内容なんかも参考になる部分でした。
県内や近県からジムカーナ系の方も多く来られる中、初心者さんもポツポツだけども見られ、白バイや指導員もいる事を考えると多様なライダーが一箇所に集う面白い会になってると思います。
(ここの所秋田を始めとしてジムカーナ系のライダーが多く参加しており、主催はもっともっと初心者、スラロームに慣れていないライダーやリターンライダー等の参加を望んでるそう)

また、ひたすらにスラロームや八の字だけでなく一本橋走行のチャレンジや白バイのデモ走行(停止状態からフルロックしてターン、枠内でバイク直立させて保持等)、h2ガレージさんから豚汁の販売なんかもあってイベントとして走りっぱなしで無い工夫も楽しい部分です。
豚汁美味しかった。
自分もバイク直立させたバイクをどうやって制御してるのかめちゃ気になって、リアブレーキの踏み方など目をひん剥いて見てました。
今回は私はと言うと、路面は割れと小石が目立つもののしっかりエアブローすればそれなりに食うので、エアブローを徹底して場所を確保し、狭い八の字とL字のセクションを作り、小回りが強い秋田のN氏に付き合ってもらいつつ徹底してハンドルロック旋回の練習してました。
スラロームもそれなりに走ったけど、兎に角今は抱えてる課題を!という事で怖くない範囲でだけど集中して走ってました。
スラロームは山形のC1選手、CBR600RRの加藤さんや白バイ隊員さん達とつるんで走れたのが大きかった。C1級って一個の基準だと思う訳で、この方と走って離れる所はどこか、追いつくとこはどこかって考えるだけでもコーナーのアプローチの正解不正解が見えて来るかと思う訳です。
次回はもっともっと前後取っ替え引っ替えで、そして走った後に意見を聞くなどして絡んでいきたいです。
さて、
この日の発見としては、以前コソ練で軽く走ったL字はよりロックしやすくなってきている、狭小八の字はまだ当てきれない、
この差は恐らくL字の方が速度がやや乗せやすい上バンクして曲がりやすい体制ができたままターンに入るのでやりやすい、また旋回時間と角度もやや緩い為。
コースに入るとロックできなくなるのはまずコース故に速度が乗った後に減速がし切れないまま旋回に入ってる、周りの視線や他のライダーの走りに影響されやはり減速がきっちりできなくなっている。
ロックまで行く速度域はかなり低いのだという事を分かっておく事。
車速は遅く、しかし角速度は速く。
八の字でも安定して進入を作りたいが、八の字はバンクから旋回を短時間で作り上げるので難易度が高い。
そこをより確実に曲げていく為に意識するのは、まずフロントに関しては特に車体が軽く脚が長いモタードはネイキッド等の様にほっといてもフロント荷重が乗ってフォークが縮んでくれない乗り物なので、やはりしっかりとしたブレーキで減速させつつ縮ませてグリっと曲げる。大柄で捉え所が無く見える車体も縮ませると性格が激変しそこからは一気に曲がる!舵が付く。
リアは曲がり始め、開けてトラクションをかける際にはしっかり引きずる。これが無いと兎に角膨らんでいく。逆にできると後ろから引っ張られる様に小さく曲がって前が走って向きが変わる!入力は触る程度ではダメだしロックさせてもダメ、確実に効いてかつ止めない所をコントロールする。
シートにはずれぬ様しっかり座って、一時側ではフォークを縮め車体を小さくさせる様な 減速と向き替えの為のブレーキ、そこで素早くロックに当てたらリアの引きずりとアクセル、更には外腿でタンクをグッと押してのバンク維持、維持したバンクのままにアクセル。
決まるとクルッと曲がる曲がる。
これらの繋がりが安定してできたらターンが完成する。ターンが完成すると回転に繋がる。
後はリーンアウト気味に座ってシートの角に体重を集めてバイクが寝たままでもバランスし易くするか、フロント荷重の不足を頭を下げて補うか
もう少しなので、このまま固めていく!
追記
バンクからのブレーキはどちらもグリップに頼る要素があるので躊躇するが、どちらが半端になってもロックに入る為の力が足りなくなりロックまで行かなかったりする。まずはしっかり寝かしていく。
最初にロックさせる為の力が足りず半端に曲がり出すと、後から足してロック&バンクで鋭く曲げる事は難しい。最初が肝心要。
しっかり寝かすが、リーンイン気味の体勢のままだと自分は小回りモードに移せないのでリーンインでのバンクから体を入れ替える事
ブレーキからロックに至ったら即座に半クラでトラクションを安定して稼ぐ事。
バンク、ブレーキ、ロック、トラクションのどれもが美味しいタイミング外すとバイクが立って大回りになるのでタイミング逃さずはっきり入力する事。曲がり出すとレールに沿った様に曲がる所がある。
また肘は思った以上に逃す、肘の屈伸もガッツリ使う
最後は自分の課題メモになってしまいましたが、矢島スキー場でのlucille講習会、様々なライダーに幅広くスキルアップの場を提供してくれるのでお勧めです!!
もちろんアメリカンやビッグスクーターでもよろしいかと思います!!
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2023/10/17 19:21:43