サブウーハーボックスの作成

はい２日に渡ってウーハーボックスを作成しました。

実際は先週、仕事から帰ってちょっとづつMDFを切り出しをして、サイドの台形だけは作成しておりました。

まず、車から採寸し、背もたれの角度とウーハーボックスの角度を合わせます。

そして、切り出したMDFを2枚貼り合せます。

今回は、スペースの関係で、12mmを２枚で24mm厚としました。

最初の写真は無いので、バッフルの貼り合せを・・・

木工用ボンドを塗り、指で全体に渡るように慣らします。
それを、貼り合せて固定。

そこに、タッピングを打ち込んで強度を出します。

しっかり、固定されて無いと・・・逆に強度は出ません。

で、切り出して貼り合せたMDFを組み立てます。

角は端材で補強します。

ツッカエ棒をすると尚良いと思います。

サブウーハーは、かなりの力で空気を動かしますから、補強は念入りに。

組み立てちゃうと、樹脂のコートがし難いので、バッフルを残した状態まで組んで、ポリエステル樹脂をたっぷり塗りこんで、補強とエアーの漏れを防止します。
合わせ面は垂れる位しっかり塗りこみます。

背面の色が薄い部分はボンドが塗られてるためです。
本来はしっかり茶色になります。

先ほど切り出したバッフルはトリマーでウーハー用の穴を開けます。
２枚目は、それをコピーするために、先にジグソーで小さめに穴あけします。それをトリマーでなぞってこんな感じ。

ウーハーに仮当てして、チェックします。
ぴったりです。

写真では判りにくいですが、ウーハーの取り付けの位置を決め、取り付け穴にドリルでマーキングします。
このウーハーはM5だったので、５ｍｍのドリルの刃を用いて慎重にウーハーに傷を付けないように手で掘マークしました。

スピーカーはボルト留にしますので、爪付きナットを裏に固定します。
爪付きナットは、6.5mmで穴を拡大しバイスで圧入します。

念のため、１つづつスピーカーの取り付け穴に合うか確認しながらの作業でちょっと時間が掛かりますが、ずれると大変なので念入りに。

ちなみに穴あけは、簡易ボール盤を使用してます。

スピーカーケーブルを通す穴を開け、バッフルをボンドで固定します。

全ての面がそうですが、タッピングで補強を入れて確実に取り付けしてます。

そして、カンナを用いて出っ張ってる上の面を削り落としました。

最後に、バッフル面の裏にポリエステル樹脂をたっぷり塗布します。

これでほぼ完成です。

あとは、表面にニスを塗って、中の合わせ面にコーキング剤をたっぷり塗りスピーカーを取り付けし、音を出して馴染ませます。

これをする事によって、合わせ面の隙間がふさがれます。

空気が漏れないように最新の注意を払えば完成です。