神奈川及び東京二十三区外拉麺十番勝負（伍）

気付けば･･･
前回から8ヶ月が経過してしまった拉麺十番勝負。。。充電期間（別に何もしてないんだけど）を経て再開です。

久しぶりの十番勝負。。。
店選びに迷う･･･
気持ち的には、藤沢二郎のつけ麺を食したいところであったが、ちょっとナナメ上の領域を攻めようと思い･･･

らーめん　きじとら

矢部と淵野辺の中間に位置します。
横浜線沿線ですね。

元は、小岩にあった「はるかぜ」という塩ラーメン専門店が、移転して二郎インスパイアの括りで、この地に根を下ろしたわけですが･･･

単なる二郎インスパイア系ではなく、塩ラーメン専門店の強みをフルで活かしたオリジナリティ溢れるラーメンを提供する店。

そして、ラーメン激戦地域の相模原で必ず上位に名前が挙がる。

5年位前から、その存在は知っていたのだが、中々行く機会がなく、今回念願の初来店となったのだ。


木目調の清潔感溢れる店内。
「きじとら」という名前は、おそらく飼い猫の毛種から付けられたと思われる。

うん。。。
ヌコ･･･かわいいよ･･･ヌコ


つけ麺（大 500g）700円

120g 200g 300g 400g 500g 同一金額
なんと気前のいい！
そして、オープン当初から価格を上げていない･･･なんとも良心的だ。

まずは、一口つけ汁を飲んでみる。

つけ麺の汁にしては、やや薄めの塩分濃度だが、化学調味料、仄かに感じる魚粉の風味、鶏油･･･うーん。。。それ以外にも出汁がしっかりしてるのでしょうね。

深みのある塩ベースのスープです。

そして、、、
何と言っても、この個性的な麺。
極太平打ち麺で、かなりうねりがあります。

何もつけず、そのまま食べてみる。
小麦の風味は皆無です･･･残念･･･

ただ･･･
オーションから、この太さに仕上げているだけあって、かなりの弾力とコシ！
水で〆ているのため、ラーメンよりも更に強く感じているのだろう。

すいとんとか、蕎麦がきを食べているような錯覚すら感じる。

まあ･･･これはこれで悪くない。

つけ汁に浸し･･･
うねりもあって、つけ汁との絡みも良いが･･･スープに対して麺が強すぎますね。

やはり、塩ベースの限界というか･･･
いやいや･･･つけ汁の味は完璧なんです。

もちろん、美味いことには変わりないのですけど、個人的にはコレくらいの麺の方が、つけ汁との融合レベルが増すかと･･･


↑
コレくらい

途中で、特製七味唐辛子を投下しましたが、かなり絶品でしたね。

七味唐辛子をベースに、胡麻やイワシ粉等がブレンドされていて、かなり旨味が増します。

ベースはかなりレベルが高いし、ラーメンも試してみたいし、細麺オーダーも可能なので･･･最低でも、あと2回は食さないとって思っています。