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横浜家系ラーメン…
今となっては、神奈川のみならず、日本全国で様々な形態で展開されているが、その中の99%は亜流店やインスパイア店に区分される。

●●家…商標を取得していないのだろう。
大半の店で、上記のような看板を掲げている。

吉村家・・・
所謂、家系ラーメンの起源であり、その本家本元から免許皆伝があって初めて直系店として名乗りを挙げることが出来る。

吉村家
杉田家
厚木家
末廣家（吉村家のHPには入っていないが）

神奈川で直系は本家を含めて、現在上記4店舗のみとなる。

今まで、藤沢の遠藤にあった「まつり家」を直系店ホームとしていたが、女心店主体調不良のため惜しまれながらの閉店。それ以来、家系ラーメンが食べたくなったら杉田家へ足を運ぶことが多くなった。

前置きが長くなりましたが、厚木家…初訪問でございます。


敷地内に駐車場が設置されているのは嬉しい限りです。

但し、狭いので駐車場所には注意が必要ですね。（店舗を正面とし、一番右側の独立スペースがｵﾇﾇﾒ）

11時開店の11時5分入店…
着席客と背後霊を含めて、トータル20名は超えている…更に、続々と客が増殖し続ける。

コイツは期待大だ。
現金のみの“極上チャーシュー”を追加して…


中盛ラーメン+極上チャーシュー960円
（カタメ）

まずは、スープを一口啜る…
「！！！！！」
痺れるねぇ～
パンチあるねぇ～

これぞ直系のスープだわ。
通常…豚骨醤油と括られるが、吉村家直系店は醤油が前面に感じられ、『醤油豚骨』という表現の方が正しいだろう。

カエシと煮込まれた豚骨に鶏油のバランスが黄金比…ファーストインプレッションては、そのように感じたのだ。

美味いよ。素直に美味い。。

麺はカタメを事前オーダー
直系店はね・・・
デフォルトで柔い傾向にある。
なので・・・通常、初訪問の店では味や麺の固さは弄らずにノーマルで食すのだが、カタメコールで保険をかける。

カタメでも、若干ヤワメ・・・
それでも、許容範囲でございます。

やはり、家系は酒井製麺がよくマッチする。

チャーシューは、スモークかかった味付けで、これも直系店の特徴だ。
ここは、好みが分かれるところだが、私としては大歓迎である。

少々、残念だったのは、極上チャーシューはカエシに浸しての味付けで、かなりしょっぱいということだ。

肉は、適度に刺しの入った上質そうな部位を使っていただけに、もっと薄味に留めてくれた方が、私の好みには合っていた。

1/3くらい食べ進めたところで、やたらと塩分濃度が気になりだす…

スープの混ぜが甘く、カエシが下へ溜まっていた状態だったのか…

後半は、塩分濃度との戦いとなり、スープを堪能する余裕すらなく・・・むしろ、苦行に近い感じでなんとか完食。

スタッフやスープの出来による下ブレか・・・それでも、スープを飲み干している猛者が散見されたことからも、きっと厚木家のデフォルト濃度なのだろう。

直系店は、総じて醤油が立っているのだが、厚木家は薄メオーダーで良さそうだ。

近日中に、薄メ検証の実施を誓うのであった。


私の中での吉村家直系ランキング

①まつり家（閉店）
②杉田家
③吉村家
④厚木家
末廣家…未食