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家系十選に続き･･･
懲りずに二郎インスパイア十選をやらせて頂きます。

直系ではなく･･･
敢えてインスパイア店のジャンルにスポットを当てての暇潰し企画です。

インスパイア店というと、何となくですが『パクり』のイメージが先行してしまいます。

もちろん、単純に二郎の小判鮫的な感じで恩恵に肖っている店も少なくありませんが、私推しのインスパイア店は二郎愛というか、二郎をリスペクトしつつ、自分なりのオリジナルを融合させてるイズムを感じる･･･ちょっと大袈裟ですが、要するに･･･ここのインスパイア店は美味いすよってだけの話です。

神奈川と都内に構える店を中心にご紹介致します。

という訳で･･･
一の槍は『キング・オブ・二郎インスパイア』の蓮爾からいきます。

その昔･･･
町田に二郎があったのですが、地元静岡に店を構えたいという店主の意向から、大繁盛していた二郎を閉店させたのでした。

MO(マチダ・オリジナル)という駿河湾の桜えびをペーストしてスープに入れたメニューがあり、今でも語り継がれる伝説メニューです。

私が二郎にハマる前の出来事なので、当然『ラーメン二郎 町田店』を訪れたことはないのですが、二郎基準を遥かに越える極太麺が特長のレジェンド店だったようです。

その跡地に、当時の助手が『蓮爾』というラーメン屋を立ち上げ町田二郎DNAを継承するも･･･数年で閉店。。。

そこで･･･蓮爾の助手だったか、町田二郎の助手だったかは定かではないが、登戸の地に蓮爾を復活させる。

そんな歴史がこの店にはあるのです。
登戸に店を構えたのは15年前くらいかな？

なので、本店と屋号につけてないのでしょうね。

当時は、中年男性の店主と初老の助手の二人体制でユルい雰囲気で賄っておりまして･･･そして、その店主が駒沢に支店を出すと共に自身も駒沢へ(現在は桜新町)。。。

店主変更と、私が結婚して引っ越したタイミングで、一時ではありますが大宮近辺に棲みかを移しており～藤沢に根を下ろし･･･何だかんだで10年以上ぶりの訪問だったわけです。

なので、ローカルルールや券売機の位置も変わっており、すっかり一見さん的な行動で店内へ･･･

いやいや。。。噂には聞いてたが接客態度が･･･噂に偽りなしですな。


小ラーメン（ニンニクマシ）700円

アブラコールはしてなかったのですが、隣客のトッピングコールを間違えて私の丼にインサートしたと思われる。

カネシ醤油を混ぜてのひと手間加えたアブラをヤサイと一緒に･･･結果的には、すごく美味かったのでヨシとする。

凶暴極太麺は健在です！

箸の太さを遥かに越えてくる･･･

小麦密度が高いので硬いのは硬いのですが、しっかりと茹でられていて当時のような生煮え感はなく、しっかりとスープも染み込んで美味い。

染み込んで･･･というのもあるが･･･とろみ度を上げていて、この極太麺でもリフト出来る仕様に変えてきてるし、味醂的な甘さが加わって味に深みを与えてくれるスープに仕上がっている。

そして･･･以前は出汁取りのクズ豚率が多かったが、下処理と味付けが完璧であった。

この10年･･･
しっかりと継承しつつ、全てにおいてアップグレードされており、大満足の一杯であった。

自分の中で家系ブームが再燃したのと、暇潰し企画ということで、スタートした家系十選シリーズも最終回を迎えます。

大トリに選んだのは長者町にある勝鬨家です。

そして、人気店『地球の中華そば』の隣に構える強気の姿勢が堪らなくよいです。

まだ、オープンして2年程度の新参なのですが、コンセプトが直系の味を目指すというもので、それがまたスペックが高過ぎて驚きです。

家系ラーメンの店で修行経験はあるようですが、修行店を公表しておらず、おそらく直系ではないレシピで学んだ後に研究を重ね、今の味に到達したと推察されます。

いやいや、、、脱帽です。。。

さて、前置きはこれくらいにして･･･


勝鬨ラーメン　1,000円

海苔、チャーシュー、味玉、うずらトッピングでこの価格はコスパがいいですね。

海苔もしっかりと分厚く、スープに浸してもヘタりの弱い上質なものを使用している。

チャーシューは、スープの味に影響しない程度のスモークを絶妙に効かせ、柔らかく仕上げている。そして、薄さも丁度いいんですよね。

食感というか、、、分厚ければいいというものではなく、その辺も計算されている感じが職人技ですね。


ネット情報によると、大橋製麺の別注verを使っているらしい･･･

酒井製麺に近い麺だなとは思っていたです。
ここも、妥協せず直系に寄せてきている。

スープについて、以前は醤油と鶏油が立ちすぎていて、“しょっぱさ”が先行していたが、豚骨との融合が上手くなった印象で、いい意味でマイルドになったような気がします。

バランスがよくて、しっかり豚骨も主役で、その後に醤油が攻撃してくるような感じというか･･･今のスープの方が、以前よりも好みです。

関内でラーメンを選択することが少ないのですが、勝鬨家は相当レベルの高い家系ラーメンを提供してくれる店として、重宝しております。

と･･･まあ･･･
勝手に綴った家系十選

十選では語りきれませんし、ピックアップしてない店で、名店もまだまだ存在しております。

神奈川で家系食べようと思った際に、多少参考にして頂けたら幸いです。

次･･･
気が向いたら、二郎インスパイア十選でもやりますかね。

早いもので9回目となる家系十選の今回は、弘明寺にある田上家です。

この店は21号線沿いに位置して、その真下にはブルーラインが走っております。

又聞き情報なので、不確かなところはあるのですが･･･田上家の店主は、吉村家出身で王道家の門下生となり、数年修行した後に独立という家系社会ではエリート街道を歩んできた輝かしい経歴を持つ人物である。

そういえば･･･王道家が柏にあった時代に見たことあったような･･･なかったような･･･


【参考】柏王道家のラーメン
わざわざ柏まで食べに行った時の笑
取手に移転しちゃったので、さすがにそこまで遠征しないと思いますが･･･


田上家の話に戻り･･･
食べログを全く信用しておりませんが、3.70というハイスコアを叩き出す。

国道21号線･･･
そこに限ったことではないが、神奈川県は3車線仕様の左車線路駐率が著しく高い。

全くもって恥ずかしい限りであり、民度の低さが伺える。

田上家の客も例外ではなく、平気で店前にクルマを横付けする。

そこで路駐減少の対応策としてのことだろう･･･コインパーキングに駐車したことを店員に伝えると無料で海苔増ししてくれるという嬉しいサービスが施される。

でも、あまり効果がなさそうで残念な限りである。

尤も、私は当て逃げや飛び石被弾を避けるために、よほどの田舎道じゃない限りは路駐という行為をしないので、そのサービスがなくてもコインパーキングに停めますけどね。

もちろん、渋滞の原因になりますし･･･


11時10分到着で4人待ち･･･
たまたまだろうが、こんなに行列が短かったのは珍しい。


ラーメン中＋海苔増しサービス（カタメ）800円

直系や王道家に比べ、塩分濃度はかなり低いが、醤油が前面に出てくるスタイルは同様で、物足りなさを感じさせないのは、上手く豚骨スープが援護射撃をしているというか、しっかり融合しているので、むしろ全体的に濃度を感じます。

鶏油も重たくないので、Over40の私にも負担が少ないので嬉しい。

麺は直系＋一部の家系店のみが許される酒井製麺を使用。

もっちりした食感で、醤油豚骨のスープにマッチするのは言うまでもない。

麺を啜った後に感じるバターのような芳ばしい香りは何だろうと解析したが、ちょっと私のレベルじゃ分かりませんでした。

でも、すごくいい感じでした。

また特筆すべきは、丼中央に鎮座しているチャーシューである。

すごく薄いので、見た目よりもボリュームはないのですが、薫製感がものすごいのです。

おそらく、低い温度で長時間火入れをして、しっかりと燻してないとこの味にはならないであろう丁寧な仕事をしています。

チャーシューメンにすればよかった･･･

吉村家×王道家＝田上家
ブラッシュアップしつづける家系ラーメン･･･久しぶりにスープまで全部飲み干した。

松本人志がGWはアマゾンプライムを観よう～～～と言ってますね。。CMで･･･

時間の合間に北斗を飛ばし飛ばしですがノスタルジー視聴をしておりまして･･･先程、無事にユダ様が死亡しました。

毎日行ってますよ～
動物病院へ･･･
再入院しちゃいましたからね。
いつ戻ってこれるのやら･･･
そして、また大勢の諭吉氏が飛んできますわ。


ホント･･･暫くはクルマとか趣味事に金をブチ込むのは自粛しなきゃな笑

いのち優先で。。。
愛すべき者を優先するのは当然す。

GW初日は実家に泊まったのでした。
その前に散髪して･･･大桜でラーメン喰って。。


十選のファイナルにしようと思っていた店ですが、実家の近くなので･･･まあ、順序変わったけどいいやってね。


実家は当時･･･新興住宅地と言われた地域で、多摩ニュータウンみたいなところをイメージしてもらえばという感じです。
所謂、『平成狸合戦ぽんぽこ』ようなシチュエーションで山を無理矢理切り崩して作ったところです。

今は完全に過疎が進み、老人ばかりの住宅地になっております。


C-12は私が実家住まいだった頃に使ってた駐車場です。

でも･･･前述通り、過疎化が進んでいるので、月極でなく日割1,000円で空き駐車場を貸してくれるシステムに変わっています。



昔使っていた駐車場の対面にS嬢号を泊める。。。何となく感慨深いものがあります。


久しぶりに母親のメシを当てて親父と酒を飲む。。。いつもと同じなんですが、いいものです。

翌日は朝メシ喰って、家へ戻り嫁さんをピックアップして動物病院へ･･･
その後、嫁さんが用事があるというので駅で降ろし。。。



この辺の活動は抜かりなしよ。

藤澤家･･･
十選に入れるレベルじゃありませんが、家から近いので重宝しております。

まあ、そこそこには美味いんですけどね。

やはり、短距離でもドライブはしたい。
本日5時に起床して、顔を洗い意識を覚醒させます。

嫁さんを起こして出発！

早朝の134号線は、いつ走っても気持ちがいいです。

車内がベタベタになろうとも、窓全開で潮風を浴びての疾走が実に気持ちいい。

マホロバマインズを通過して･･･
マホロバ懐かしいな･･･また使いたい･･･


到着ーーーー




朝日を浴びながら、嫁さんと朝マック

マックの朝メニューがいつの間にか、かなり多くなっていて迷ってしまう。

ハッシュポテトが一番美味いのは不動ですけどね。

30分くらい･･･穏やかな波を見ながら、朝日を浴びながら、ユルい話をしながらコーヒー飲んで。。。いい時間だな。


片道35㎞･･･
100㎞もトータルで走ってませんが･･･
いい時間の過ごしました。

やっぱり、運転っていいですね。
やっぱり、クルマっていいですね。
やっぱり、スイフトっていいですね。


まりもさん･･･早く帰ってこいよ･･･

今から･･･22？23年前くらい？
私がハタチくらいの頃･･･

十日市場に大桜というラーメン屋が出来ましてね。

当時･･･その近くの酒屋でバイトしていたのですが、「今度ラーメン屋オープンするので、瓶ビールを定期購入したい」と店主（社長）さんが注文してくれたんですよ。

その様子を横目で見ていたのか、直接対応したのかは全く記憶にないのですが、そんなやり取りがあったのは覚えています。

で、、、バイト終わって･･･
ちょっと食ってから帰るかと･･･
当時の私は、ラヲタでもなんでもなくて笑

ラーメンショップ･･･所謂ラーショか
サッポロ一番くらいしか、ラーメンという食べ物に接してませんでしたから･･･

なので、初めてちゃんとしたラーメンというか･･･専門店の味に衝撃的だったわけです。

ナニ？コレ？
うわぁーすげーウメェ！ってね。

大桜は横濱家出身の社長が独立して、横浜市内を中心にチェーン展開しています。

なので、本牧家・六角家系の派生なんです。

ただ･･･
横濱家を経由しているので、あまり面影はないのですけどね。（ネガキャンするつもりはないので、深く掘り下げませんが）


今は、ちゃんと駐車場完備されています。


値段上がったなぁ･･･
でも、20年前から120円程度のアップだから努力している方ですよね。


たまごラーメン（固濃メ）820円

当時の定番でしたね。
尤も当時は、大盛（2玉）で食ってましたけど･･･おやつとして笑

スープは豚骨が主役になっていて、昔の壱六家っぽいベクトルですね。

コラーゲン的な粘度を感じますが、このベタベタ感が実に懐かしいというか、大桜のスープだと身体が思い出します。

チャーシューはバラ肉で脂身の多いもの、、、正直･･･今の年齢では食べるのがツラくなってきている。。。途中で胸焼けが･･･

麺はね･･･今も緑製麺なのかな？
ちょっと、弱いというか貧弱な感じというか･･･
もうちょっと太めの平打ちでスープとの絡みをアップさせた方がいいかなと個人的には思うところ。。。

及第点という感じですが、老若男女に愛される味で調整すると、こういう纏め方になるんでしょうね。

ピークタイムを越えた14時半くらいでしたが、ファミリーや学生でほぼ満席でしたよ。

雰囲気のいい店ですからね。
家族連れや女性客も入りやすい。

もちろん、大桜よりもレベルの高い家系の店はたくさんありますが、私をラーメンヲタクにチューンしてくれた店であり、思い出補整が入ってのことなんだけど、十選の中に入れておきたいのです。