ポルシェ930ターボ　2

ポルシェ930ターボは基本的にアンダーステアですがその先に追い込んで行くとアンダーからニュートラルになってオーバーステアの領域に変わります。オーバーステアの領域の911系統はハンドルはコーナーを曲がるきっかけ作りになりアクセルで行く方向を決める様になります・・・。

車体は青看板（右に曲がると箱根とか）のポールに衝突して右ドアの付け根からシフトの後ろまで突き刺さってました。看板の土台が1.5トンあるのに引っこ抜き数メートルずらし車輌の回収する時にまだ地面から湯気が上がっていたそうです。
ポールに車体が当たって回転したらしく食い込んだポールの近くの鉄板が巻き込んでいました。
何処にもぶつかった跡もないのにターボ特有の左リアフェンダーが普通の911に変形していたのが回転した証拠だと思っています。
助手席はバラバラで運転席も変形しています。
一緒に行ったデイトナの御夫婦は私が死んだと思ったそうです。
道路にはタイヤとサス周りが落ちていてブラックマークの先に路肩に落ちたターボを見て私の車屋さんにターボが爆発したと一報を入れたと後で聞きました。
右の写真を見たら私もそう思います。

でも生きています。
影で私の事をゾンビという人もいたそうな・・・。

事故った次の日から次期愛車を病院のベットでクルマの本を読んで決めました。

それが憧れだった365BBだったのです。