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アバルトのベース車輌は、フィアット６００Ｄでエンジンは２１、５馬力を搭載しています。
１９５０年代の車なので、出力はそんなものです。
それをアバルトチューンして排気量を７５０にして４３馬力を出したのがダブルバブルです。
それをアバルトのチューニングパーツを駆使して作り上げたのが、私のアバルトに積まれています。
排気量は約１リッターになり、出力は約１００馬力を発揮しています。
エンジンブロックから違った物に換えられています。
出力アップに伴い、ラジエターが車体の前後に取り付けられ、エンジンオイルは８リッターも入ります。そのためにアバルト特製の巨大なオイルパンが装着されています。

アバルトにはハンドルの前に３個のメーターが着いていますが、正しく動いているのはタコメーターだけです。右のスピードメーターは栄光？のラ・フェスタ・ミレミリアに参加した時にケーブルが切れて動きません。左の集合メーターは燃料計以外は死んでいます。動いている燃料計もアバウトな感じです。走行準備段階で燃料の残量を確認していますので、あまり必要ではありません。
水温計と圧力計は、メーターを移設して取り付けてあります。
電流計は、発電機の関係で取り付けています。
現代のメーターなので、ロールバーに半分隠れて、表示部分だけ見える様にしてあります。

ボクサーばかりと遊んでいましたが、お天気が悪かったので、今日は我が家の小さな車達のエンジンを掛けてみました。アバルトは、いつも通りエンジンの掛かりも良く、不具合は感じられませんでした。
エンジンのチューニング度合いが過激なので、始動後は１０分間くらいは車から離れられません。
点火時期をうんと遅らせましたが、１５００回転以下ではアイドリングしません。掛け始めは３０００回転以上をキープしないと、すぐにストールしてしまいます。ほんまに難儀な娘です。

１９５７年式のフィアット・アバルトです。
１９８６年に我が家に来てから２０年が経ちました。
この車は、一度バラバラにしてから一から車を組み立てる様にして造りました。
これ結構良いんですよ。
これを手に入れたら、アバルト全車が欲しくなったほど良い車です。

前回のアバルトのエンジン画像が解りづらかったので撮り直してみました。この画像ですとエンジンマウントが一箇所しかないのが良く解ります。このためアクセルのオンオフでのエンジンの揺れは大きくなっています。右に見えるのは標準？ラジエターですが、これだけでは水温が安定しないのでフロントにもラジエターを取り付けています。また３千回転以下で全く充電しない直流発電器の代わりに、アイドリングでも充電出来る発電器に交換しています。