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画像にある青い空気入れが専用のものです。

見れば見る程、良い造りをしています。

このビアンキの一番の欠点は、メンテナンスが大変な事です。
乗る前に必ず専用の空気入れで最低でも８キロ以上の空気圧まで入れます。
８キロ以下で段差を走るとパンクするからです。
通常は１０キロ入れて走っていました。

それともうひとつ乗るのが大変です。
ペダルは、つま先だけしか入らないレース専用の物が着いています。
結構、練習しましたが、競輪選手の様にスパっと入れて走れませんでした。

ビアンキにピアジェのマークが入っているのは、あまり見た事がありません。
サドルにはｔｕｒｂｏのロゴも入っていました。

ビアンキを買った当時は、車、バイク、自転車と乗っていたので、その乗り味の比較はとても楽しいものでした。車よりもバイク、バイクよりも自転車の方が軽快感があって、より小さなアクションでコーナリングする気持ち良さは、自転車に勝るものはありませんでした。特に下りコーナーは抜群でした。

自転車の楽しみのひとつに、その造りの良さも上げられます。
フルカンパで装備されたビアンキは、部屋で眺めても抜群でした。
また現代のカーボン製の自転車には無い、フレームの造りの美しさは特筆ものです。

２７年間？ずっと所有していましたが、知人から売って欲しいと言われて考えていました。この前に乗ったのは、２年前でタイヤ交換して一度乗っただけで、今後も数年に一度くらいしか乗らないので、私の所にあるよりも愛車が幸福になって貰えるなら、それも良いかと判断しました。

私の愛車の中で最軽量の一台です。
１９８０年か１９８１年に、日本に限定で入って来た「ビアンキ」というイタリア製の自転車です。チェレステグリーンという特徴のある車体色のビアンキですが、私のは黒の特別仕様でした。
ピアジェが輸入した最初のロットの一台です。
当時の部品が、そのまま着いているのは、これ一台切りだと思います。タイヤは消耗品なので換えましたが・・・。