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私が初めてカウンタックに乗ったのはレーシング・サービス・ディノに行った時でした。
今から三十年前に行ったらお客さんの所に車を見せに行くとの事でした。
車はカウンタック500Rでした。
本物の500Rかは不明ですが、白のラインはペイントでリアウイングが独特の丸っこい翼端板でホイールもBBSで車体は黒でした。
切替さんが自分の365BBで、私が500Rに乗って行く時になりました。
途中、直線道路と斜めに合流する所があって、ＢＢは何事も無く安全確認出来ますが、カウンタックは全く出来ません。
しかも、その道路は少し上りになっていて見えません。
今なら携帯や無線もありますが・・・。
仕方無くソロソロと合流して事無きを得ました（カウンタック初心者に何て事をするんだ・・・）。
お客さんの家に着いたら、お金持ちの家でした・・・。

さて、ここで問題があります。
私がカウンタックに乗ってＢＢの後に付いて行くと「わぁーっ」と声を上げてしまいました。
何で私は声をあげたのでしょうか？
車がLP400だった事と私が初めて乗った事がヒントです。
ＢＢが急ブレーキを踏んだとかじゃ無く、カウンタックに起きた現象です。

こんな事もあったなぁ・・・。

うちの家族は行く時はみんな起きていますが、帰り道は私以外寝ている事が多かった。
いつもはサイドステップかかみさんの膝で眠っているのですが、この時はセンターコンソールで息子が眠っていました。
そのうちズリ落ちてきて、息子の股間がシフトレバーに・・・。
仕方無く1速3速5速だけ使って走りました。
帰るまでずっと・・・。

カウンタックの思い出と言えば息子が小さい頃のイタズラ？が思い出させる。
ある冬の日、会社の奥の部屋に行ったら、隣の車庫から「キャッキャッ」と喜ぶ息子の声が聞こえてきます。
あまりに楽しそうなのでカーテンを開けて覗いて見たら、そこには上下ヤッケ姿の息子がいました。
カウンタックのワイパーを上げて、カウンタックの斜面？を滑っているのでした。
滑り台？に長靴のまま上がって屋根の部分から一気に滑るのでした。
あまりに楽しそうだったので、そのまま見ていました。
しばらくして私に気付くと怒られると思った息子は固まっていました。
私は息子の発想があまりにも素晴らしい？ので怒りませんでした。

親父はカウンタックを手で摘んで遊んでるし、息子は滑り台にして遊んでいる。
良い意味で遊べる車って良いですね・・・。

追伸、息子は小さいとは言え体重は１0キロはありますから、アルミで出来た屋根は凹んでいました。
　　　しかも四カ所も。室内から棒で押して治しました。デントリペアの発明はここから起きたのかな（笑）