
4月から居住している檜山(ひやま)振興局管内で開催されたサイクルイベント。
半ば地元なので初めて参加してみました。微力ながら地域振興に貢献です。
「せたな」の語源はアイヌ語の「セタルシュベナイ(犬の川)」が略されて「セタナイ(犬の沢)」となり、それが「セタナ」になったらしい。
「犬の川」って・・・せたな町には後志利別(しりべしとしべつ)川・太櫓(ふとろ)川という大きな川が流れてますが、その昔、多くの野犬がこの川の周囲をうろついていたのでしょうか?意味不明です。
前日(7月1日)、JR八雲駅で嫁と待ち合わせ。私は車(ステージア)、嫁は6日間乗り放題切符を使ってJR北海道で来ました。遠路はるばる、お疲れ様です。
その後八雲町からせたな町まで車で移動し、受付を済ます。
ステージアは荷室が広くフラットになるところがお気に入り。ですが、ステーションワゴンなのでいかんせん高さが・・・。
自転車2台積載となるとちょっと難儀します。
今回、嫁のDE-ROSAは前後ホイールを外してひっくり返して、私のLITESPEEDは前輪を外して積載。
受付を済ませてから本日宿泊する宿まで移動。
途中、親子熊岩を見学。
この日泊まった宿は、八雲町熊石地区の「熊石温泉 ひらたない荘」
山奥ってわけではないのに携帯の電波が入らないのにはびっくり!(ちなみにau)
秘境感ありますね~。
夕食には特産のアワビも。豪華でした。
入浴は隣接している「あわびの湯」で。
お湯にあわびの出汁が出ているわけではないようです。
入浴後はカエルの鳴き声を聞きながら就寝。
翌朝6時、「ひらたない荘」を出発。
天気は霧雨・・・。気温18℃。今週も週末は天気が今イチですね。
せたな町は一年中風が吹いてるというイメージがあります。
8時、ロングコース(100km)スタート。ロングコース参加者は227人。
嫁ペースでのんびり行きます。幸い路面は乾燥状態。
それでもトンネル内の濡れた路面対策として、リアにマッドガードを装着。
この辺りはビューポイントらしいのですが、霧で何も見えないのでスルー。
複数あるビューポイントにサイクルラックが設置されていたのはポイント高いです。
最初のエイドステーションでは賞味期限1時間!甲田菓子店の「岩シュー」をいただきました。
2番目のエイドステーション。晴れ間が広がってきました。
・・・。
後ろに見える川は太櫓川。
「ごっぺがえすな」・・・意味は「失敗するな」
だらだら登った頂上にあるトンネルを通過。
下ったらちょうど正午頃だから、次のエイドステーションでランチだろうな~楽しみ♫
4番目のエイドステーション「道の駅 てっくいランド大成」に到着。
さてさてランチは何かな?♫
まずアイスもらって~、次に大福もらって~、ん?これで終わり?
えー!ランチは出ないの~?(゜◇゜)ガーン。
昼飯抜きでこの先35Kmも走れと・・・(泣)。
腹減り状態で意気消沈。景色が良くて追い風だったのが救い。
日本一危険な神社として有名な太田神社。
いずれ時間を作って参拝してみたい。
最後のエイドステーション。
ここでもまたまた甘いお菓子。もう飽きたよ。
ゴール。
心配してた天気も何とか最後までもちました。
脚も尻も何とかもちました。
ゴール後は手打ち蕎麦と海産物&牛肉のBBQ+ライス。
ようやく昼飯にありつけた。♫
今回のコース、交通量が少なくで安心して走ることができましたね。
安全・安心が最も重要です。
加えて、適度なアップダウンがあり、海あり山ありで景色に変化があって、走っていて飽きないコースだったのもgood。
前半に登りが集中していて後半は海沿いの平地というレイアウトも好印象。これが逆だったら不平・不満が爆発?
今回はさらに後半追い風だったのでかなり楽をさせてもらいました。
エイド食について、ゴール後のBBQ等を除けば、甘い菓子類中心のメニュー。
菓子類は一つずつ包装されていて用意しやすく、配りやすいんでしょうね。
途中カットメロンの提供があったけど、
もっと地元野菜(トマトやキュウリなど)や汗をかいた後の塩分補給ができるもの(漬け物類とか)もあると良かったなあ。
甘い物ばかり続けては食べられません。気持ち悪くなります。
それに、甘い菓子類は腹持ちが良くない気がするんだよなあ。
すぐにお腹がすいてしまってパワー出ません。
長時間のサイクリングでは途中でちゃんと食べたい。
第4エイドステーション「道の駅てっくいランド大成」への到着はちょうど正午をちょっと過ぎたところだったので、
てっきりそこでランチが出るのかと思ってましたよ。
”てっくい”の天丼とかw。
(ちなみに”てっくい”とは魚のヒラメのこと。)
まあそれほど本格的なランチは求めないとしても、
ゴール地点でスタッフが作ってた、まかないのカレーライス、
それを第4エイドステーションで参加者に提供するとか、
または、ゴール後に提供された蕎麦、
あれは中間地点で出してくれても良かったのでは?
なんでゴール後なの???
楽しみにしていたランチがないと分かったときのガッカリ感は半端無かったですw。
開催する側としては、さっさとエイドステーションを撤収したいのでしょうね。
途中でのんびり昼飯っていうのは避けたいのでしょう、きっと。
開催側の論理が透けて見えます。
気持ちは分かりますが、ロングの参加者に対しては、
昼食ポイントを設けてお昼ご飯を提供して欲しいと思うのは私だけでしょうか?
結局、個人的に今回のエイドにはがっかりだったけど、
コースは走りやすく景色が良かったし、手作り感がある運営も概ね満足。
道東とは異なる道南独特の雰囲気(広葉樹中心の生い茂った植生)も味わうことができたし。
いたるところで町民が手を振ってくれて(ルピナス?を振ってくれていた町民もいましたw。)、
町を挙げてのおもてなし感を感じました。
スタート時に係が番号を間違えて案内したり、
ゴール後に司会の女性がマイクで
「ゴール後はバーベキューをいただいてください。」
って何回もアナウンスしていたのは、
何だかな~って思いましたけど。(正:「召し上がってください」)
参加賞としてボトル・ステッカーなど。
ボトルはチューチュー吸わなければならないタイプみたいなので、
サイクリングには不向きかも。
この日は隣町今金(いまかね)町の「クアプラザ ピリカ」に宿泊。
ラブ○?を思わせる外観ですが、ところどころスキー宿といった風情を醸し出してます。(実際、裏手はスキー場になってます。)
エアコンはありませんが、山から吹いてくる風が心地よく、部屋はきれい、トイレ等も掃除が行き届いているし、受付の女性も感じがいいし、満足でした。
ドックランあり。ドックか、ドッグではないのかw。
小型犬用?こんな低い柵だったら、うちのネロならサクッと飛び越えるなw。
翌朝、JR長万部(おしゃまんべ)駅まで嫁を送って解散。