
トルクで泳ぐ。
トルクを扱い自在に
走りを操る。
昂揚感はトルクの
洪水から始まる・・・。
CX-3。
一日、試乗しました。
フルに出かけました。あちこちと。
1
疲れが残らないですね。
理由はあります。
体躯がちょうどよいから。HB、幅、長さ。
B~Cセグメントで理想に近い。
低速からのトルク。それを操り走ると
疾走感無き加速感といいますか・・。
思うようにアクセルで加速を自在に
コントロールできる。
アクセルがオルガンペダルで、踏み込んだ
ブレーキの右足がハンドルの中心に。
出来の良いシートとともに体に余計な
オフセットを強いないコト。
カタログでデミオより130kgも重いとは
思いませんでした。それが、第一印象。
省燃費運転など、意識しなくても燃費は
良いですね。
ハンドル左のパドル。
これで、エンブレ、ブースト上げて加速を
思うがまま、コントロールできます。
2
何とも言えない満足感が得られます。
理由はあります。
デザインが素晴らしい事。多分、何年経っても
スタイルの経年変化は遅いと思います。
マツダのデザインは少し知性を感じられる。
マツダのデザインは劣化しない。
何台も見ていても、某メーカーのクルマの
ように「・・・」という気持ちは湧かない。
ボディサイドの複雑なラインは計算されつく
している気がします。マツダのデザイナーは
将来、海外のメーカーからヘッドハントされる?
真後ろから見ても、威圧感を感じさせない。
テールパイプのダブル出しは嬉しいですね。
内装もそうです。質が高いモノは使用して
いないのにデザインと適材適所の配置で
カバーしています。
デミオで室内容積に少し不満の方はCX-3で
カバーできます。トランクも成形されて使いやすい。
3
今、一つの部分を書きます。
サスの設定。ファミリーユースを意識、
重心の高さ、車重の増加で、柔らかいかなと。
XD-Sというグレードで少しロウダウン、そして
減衰力の気持ち高いショックを用意してほしい。
そういう方は、いると思います。
超高速域。
絶対に使わない領域です。絶対に。
ここは欧州車に敗ける部分でもあります。
デミオでは何とか頑張っていました(80点)。
直進安定性含めて、サスの弱さを露呈します。
驚くべきことは、その領域までシフトダウン無しで
じわじわどんどん加速すること。
本物に近づいてほしいですね。
アクセラはその領域でも安定感をみせましたが・・。
最後の不満は
やはり、そろそろ「マツダスピード」コンプリート
モデル・・作りませんか?
アテンザ、ロードスター、アクセラ、CX-3、CX-5・・
これからはそういう嗜好も大切かなと思います。
センスは、外車の領域に踏み込んでいます。
なかなか難しいと思いますが、専売店を作ることで
色々な面で抜きんでる存在になります。
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試乗 | クルマ
Posted at
2015/03/24 20:27:54