
フィアットとアルファロメオ。
エンジンはブロックは「共通」
でも、ヘッドは「新設計」とか
以前は拘りはありましたが、
現在は同じエンジンを搭載。
1368ccのターボジェットは
昔から使用されていました。
ブラーボやりネア(トルコ生産プント4ドアセダン)など
の動力性能として搭載。2種類あり、120psとハイ
ブースト使用は150psでした。
このエンジンがアバルト500&595の心臓。今でも
チューニングを変えつつ160ps、180ps、190psへ。
ちなみに今度の165ps版はギャレットタービン。
1368cc ボア×ストロークは72×84mm
マルチエアーヘッド版は、ミト・500X(135ps)や
ジュリエッタ・500X(170ps)などに搭載。
一番ハイパワーは、アバルトプントSSに搭載されていた
180ps&27.5kgm版と、トルクが充実していました。
さて、『5点満点で』マルチエアーとターボジエットを
比較してみましょう。135psとベーシック版が出力
同一なので、そのエンジンで比較してみます。
完全に私見なので、怒らないで・・・
極低回転域 低速 中速 高回転域 滑らかさ レスポンス
Tージェット 2 3 4 3 3 2
Mエアー 3 3 4 3 4 3
ターボジェットはラグも明確に残し、懐古趣味の味が濃い。
何処かインチキっぽいけど、憎めない。ドライバーにいろいろと要求。
マルチエアーはターボジェットの弱点を消しつつ、しかし
イタリアメーカーの考える、ターボ特性はあえ残す潔さ。
昔は圧縮比8.5でも「スゲー」という時代でしたが、直噴
でなく「ポート噴射で」9、8を実現しているのが偉い。
170psを搭載するアバルトロードスター。エンジンフィー
リングでの官能性は難しいかもしれません。
マツダの1.5Lは動力性能が低くてもストレスがなく、
7500回転までレスポンス良く滑らかに回ること。
生業は同じでも、価値観が違う2台は比較しにくいかも。
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アバルト・考察 | クルマ
Posted at
2016/08/06 18:15:52