
昔、マツダがセンチュリーや
プレジデントに対抗すべく
大型車を販売しました。
ロードぺーサー
右ハンドル国のオーストラリア
からGMホールデンの車を
輸入。そして、13Bロータリー
を移植して販売。
短い生産期間だったと言われます。3~4年くらい?
結果は失敗でした。
124スパイダーのハンドルを握ってふとロード
ペーサーを思い出したのです。
今回のフィアット社との合弁事業は失敗ではないと
思います。
フィアットは世界的名車と言えるロードスターとの
合同プロジェクトの中で、FRオープンのあり方を
ある意味、直接触れることで学べた。
マツダは、限られたコンポーネンツの中で、自由度を
増したフィアットのデザインの造型力を見せつけられた。
マルチエアーを搭載。ターボ付きダウンサイズの
実例も垣間見れた。
しかも、欧州メーカーが考える、足回りの味付けの
方策も学べた。
「同じビルシュタインでこうも違うのか・・」
ハンドルを握って関心もしました。もちろんバネも
違いますが。嗜好、指向、施行、志向、思考・・・。
これらの文字が連打出来る位、違う。
イタ車を乗り継いでいるので、スパイダーの乗り味は
好きです。理解できます。乗り味の密度感は高い。
しかし、私はロードスターRSのダイレクトな操縦感覚、
軽量スポーツのサス設定の、実直な味付けに久々の
新鮮さを覚えました。
最初の自分の愛機は
セリカXX2000GTツインカム24。
トヨタがロータスに、DOHC24バルブ搭載2000GT用に、
足回りのチューニングを依頼しました。
前を柔らかくして後ろを固める。スタビは、少し細めに
設定する。当時のトヨタの技術者たちは、その設定に
理解ができなくて首をかしげたそうです。
この味付け(ほんの一部の香り)は、ずっと後になって
『ある外車』を所有した時に・・・私は、気付きました。
そのクルマは、アルピナB33.3クーペ。
Posted at 2017/06/05 21:50:04 | |
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