
E36でもう一つのスペシャル
モデル。それがアルピナB3。
M50エンジンを3Lまでスープ
アップしたもの。
「30psも少ないじゃないか・・」
ガキだったのでM3で乗り付け。青山周辺をB3
3.0リムジンMTで、暫く運転させてもらいました。
質感が違う。ハンドルに触れた感触。クラッチを
繋ぐ感触。綿密なトルクで押し出すような力感。
M3とは全然違う味付けというか・・・別のクルマ
でした。全く違う。サウンドも優しくかつ寧猛。
一台一台手組です。パーツ研磨。バランスどり。
専用吸排気。チューニングエンジンなのです。
B33.3セダンが発表されて一年後にクーペが
デビュー。ショウルームに飾られた白いクーペ。
M3を決別させる魅力を備えていました。
再び10か月、納車まで掛かりました。
ハンドルを握ってストレートシックスの精緻の
極みを感じました。滑らかな魔法の絨毯。
何故、そんな素晴らしいクルマと別れたのか。
簡単です。
距離数が増えるにつれて、どんどん初期の
感動を維持できるコトが、出来なくなってくる
・・からです。真の美味しい期間は新車のみ。
3機のNAストレートシックス。
美味しくかつ鮮烈な思い出なのです。
Posted at 2014/12/18 18:57:13 | |
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