
ミー太郎。MITO。
アルファロメオという
名称が付くだけのこと
はあるモデルです。
一日運転しまくりまして
実感しました。
MITO。
ひいきめかもしれません。が、私は良い
クルマだと思います。
では何故、人気が出なかったのか。そして
売れなかったのか・・?
5ドアが無かったからです。
デザインでは、3ドアが完成体ですから
きっと5ドアモデルを追加しても・・・デザ
イン的(総合)には微妙だったかもです。
戦略の失敗ですね。
Bセグでスポーツカーを作りたかったの
でしょう。しかし、最初から5ドアも用意
するべきでした。そこは残念ですね。
私は3ドアの方がもちろん好きですが。
○と×を書きます。ミー太郎はコンペTCTです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○
・外装デザイン
ツボは押さえてあります。バランスの秀逸さ。
リヤショートオーバーハング&
フロントロングオーバーハング(旧セリカなど)
・ディメンション
4070×1720(2510)147に近い
ワイドトレッド 1260kgと比較的軽量
・ボディ剛性感
3ドア設計の強み(500も同じ←標準、以上)
・操縦安定性
直進安定性&コーナーリング
リバウンドスプリング内臓のダンパーを採用
より強い減衰力が必要の時に、仕込んである
スプリングが効果を発揮(例でいうとスイフト
スポーツも採用。スイフトはモンローを採用)
乗り心地はコツコツ感があるがしなやか感あり
タイヤはPゼロネロ・・ですが、相性は悪くない
・エンジンの滑らかさ
回転がスムーズで滑らかで上質。500と同じ
排気量&ブロックなのにマルチエアーは違う
・後席は充分に使える広さ&荷室も深く広め
・TCT設定で高速巡航しやすい&燃焼効率の良さ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
×
・まずノーマルモードが辛いです。500以上に
もっさりしています。エコノミー設定っぽいので
オーナーさんは常にDにONなのでは?
・TCTの極低速でのプログラミングが辛い。
微前進する時、のたうちまわりそうな感覚
・アイドリングストップの設定
路線バスじゃないと思います
・DNAスイッチの場所
ブラインドタッチで辛い。そしてスイッチ形状と
タッチ感、操作感だけで萎えてしまう。
・ステアリング剛性感がやや不足
インフォメーションは、もうアルファですが・・・
・エンジンサウンド&高回転域のダメさ
サウンドは色気は全くありません。そして回す
気にはなれない(以前ツインスパークを経験)。
500はマフラー音が標準装備。
中速主体で繋いでいくには良い設定ですが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すみません。
いろいろと好き勝手に書いてしまいました。16年近く
アルファロメオを乗ってきたので、厳しかったかな?
ごめんね!ミー太郎。
でも、現代アルファロメオと解釈すれば、最後のBセグ
アルファロメオのコンパクトスポーツになるので、この
ままフェードアウトは惜しいな・・・と思います。伝統の
クワドリ復活で最後の華を添えるのかな?
80点をミー太郎にあげます(アバ太郎は90点です)。
<追記>
この先のアルファが何かとんでもない方向に行きそう
なので(勘違いしている)・・・心配は、しておりますが。
Posted at 2015/03/08 18:57:20 | |
トラックバック(0) |
他の車たち | クルマ