
ロードスターの1.5L
エンジンは、排気量こそ
少ないですが・・・
いろいろな意味で、完璧に
近いような気がします。
計測した「トルク曲線図」で、トルク特性をみて
何となく、理解しました。
まず、最大トルク数値は大幅に向上しました。
カタログ値 15,3kgm/4800rpm
が
計測値 18,4kgm/4580rpmへ!
そして、
メーカー発表の性能曲線図のトルクカーブと
カタチはほぼ同じです。
超、フラットです。これはとても運転しやすいし、
いろいろな局面でも速く走ることが可能です。
性能をチューンアップさせた星子ロードスターの
エンジンは・・・そのトルクカーブを、そのまま上に
持ち上げたイメージです。
15kgm以上の数値が低回転域から、7000回転
オーバーの高回転域まで確保されています。
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回転rpm トルクkgm
2300 13.4
2400 15.8
2500 16.4
3000 17.0
3500 17.4
4000 17.9
4500 18.1
4580 18.4 ←MAX
5000 17.9
5500 17.3
6000 17.0
6500 16.6
7000 15.6
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トルクの谷は「4200回転あたりに」ほんの僅か
ありますが、全く気にならないレベルです。
高回転域で回すほど気持ちよいエンジンですが、
基本的に排気量の少なさを、ストックの状態から
マツダが真摯に手を入れているのが分かります。
次回、
最終回は・・・パワー編です。
Posted at 2018/01/16 20:32:05 | |
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