
マツダの新開発エンジン。
CX-9やMPVに搭載されて
デビューなのでしょうか。
ガソリンターボは手段として
選択はないと、かって言い
切ったマツダ。
でも、V6の代わりになる、重いボディを
動かすための大排気量+ターボエンジンは
必要。特にアメリカでは大切。
直列4気筒2.5L直噴ガソリンターボエンジン
排気量:2.488L
ボアxストローク:89.0mm x100.0 mm
圧縮比:10.5
最高出力(ネット):227HP〈169kW〉/5,000rpm
最大トルク(ネット):310ft-lb〈420Nm〉/2,000rpm
ストローク100mmというのが凄い!
でも、2,5Lで直噴、高効率のスカイアクティブ
プラスターボであれば、回さなくても余裕の
トルクが取り出せます。
このエンジンをチューン(ハイブースト&やや
高回転型)で250ps~270ps仕様にします。
このエンジンをアテンザやアクセラに搭載。
コンプリートモデルを入念に仕上げるのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
例1
「227ps(標準仕様)」
最大出力発生時のトルク値は、5000回転で32.5kgm
かなり余裕のトルクで、馬力よりもトルクを意識。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
例2
「250ps(少し高回転化仕様)」
最大出力発生回転数を500回転引き上げ5500回転へ。
その時のトルクは同じ32.5kgmとします。
低回転域は地道に補正、詰める。
(5500×32.5)/716≒249.65→250ps
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
例3
「270ps(もう少し高回転化仕様)」
最大出力発生回転数を1000回転引き上げ6000回転へ。
その時のトルクは同じ32.5kgmとします。
極低回転域から低中域は、より各部調整、根性で詰める。
(6000×32.5)/716≒272→270ps
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
例2の250ps仕様は『マツダスピードアクセラ』へ
対米輸出向け用に、NA2.5Lエンジン搭載アクセラは
既に存在しています。
例3の270ps仕様は『マツダスピードアテンザ』へ
物足りなければ(対欧州)、ブーストアップで300psは
楽勝でしょう。
勝手に想像しましたが・・・マツダが個人的に好きな私
としては、このメニューはイイセン行っていると思います。
Posted at 2015/12/16 19:13:41 | |
トラックバック(0) |
他の車たち | クルマ