
パワーチェック編・・・
今回で最終回です。
高回転域まで綺麗に
フラットトルクが、続き
ます。
それでは、『面白くないのでしょうか?』
いや、
全然そんなことありません。
廻せば回すほど・・・比例して馬力が、パワーが
食いついて来る感じです。
これは・・・オーナー方々は、よくわかっていると
思うのです。
かっての愛機、「名器ツインスパーク」搭載の
アルファロメオ147のパワーチェックデータと
比較してみます。
NDロードスター 1.5L
カタログ値131ps⇒計測値「154.3ps」
カタログ値15.3kgm⇒計測値「18.4kgm」
アルファロメオ147 2.0L
カタログ値150ps⇒計測値「149.1ps」
カタログ値18.4kgm⇒計測値「18.9kgm」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
回転 NDロードスター 147
2500 57.4 50.5
3000 71.2 97.5
3500 85.2 113.8
4000 100.0 102.8
4500 113.9 114.6
5000 124.7 128.6
5500 132.8 131.7
6000 142.3 142.1
6500 151.0 145.0
6660 149.1(MAX)
6900 154.3(MAX) 不可
7000 152.7 不可
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、
低速域では、排気量の差が如実に数値で
表されています(ツインスパークは中速域
トルクカーブに谷が存在します)。
しかし、
ロードスターは中速で追いつき、高回転域
では、回転数で馬力を増加させて500ccの
差を埋めてしまいます(最終的に逆転)。
けれども・・・
中速域で気持ちよい厚いトルクで、滑らかに
高域へつなぐツインスパークエンジン。
『数値で優劣をつけるのが』・・・稚拙なことと
思わせる素晴らしいエンジンです。
『(回転数×トルク)÷係数』で、馬力は計算
されていきます。回転数と馬力は比例。
ロードスターの高回転域は、中身の詰まった
本当に美味しい部位なのです。
ここまで(7000回転)回せば、無類の快感と
それなりの疾走感が味わえると思います。
ロードスター1.5Lの4気筒エンジンは、ある
意味、官能と知性の双方を感じさせる、珠玉の
エンジンではないのでしょうか。
ナイトスポーツのスポーツロムECU
SEV
そして、ニューテックオイルNC-80
このアイテム達による「有機的なチューン」が、
星子に能力の上乗せをしてくれた感じです。
Posted at 2018/01/19 19:08:43 | |
トラックバック(0) |
パワーチェック | クルマ