・先日FG151というギターの欠品サドルを削りだしたので、今度は牛骨のサドルを作ってみた。骨はプラスチックよりかなり硬いので難易度はかなりあがるのだが、超強力両頭グラインダーを使った結果ものの5分で削りだせた。オリジナルがそこそこ弾きやすいと分かっていたので、そのコピーを作ればいいだけだったのも大きい。若干純正より幅が狭いのでサドルが遊ぶ感じがあるのが残念だが、まあまあ弾きやすいサイズになったと思う。
肝心の音の違いだが、チューニング中はちょっと小さく感じて「幅があってないからかなぁ」と心配したが、鳴らしてみたらかなり良い感じ。FG420は長く使った弦なのでテンションが落ちて高音は少し艶がうせていたのだけれど、これがFG151の張り立ての弦の音に戻った感じ。これで弦を張りなおしたら、どんだけよい音がするんだろうか?楽しみだ。一方で相対的に低音はそれほど増えなかった感じがする。というかチューニングの狂いは低音ほど大きいようで、結構テンションが下がってしまった感じなので、その影響もあるかも知れない。やっぱり弦交換だな。
FG151は荒業らしいが天日で乾かして音の改善を目指す。含水率が高いと音がくぐもった感じになるので、乾燥した方が一般的には音が良くなるのだが、乾きすぎると木は割れたりするし、若干ウェットの方が良い時もある。こっちはバリバリ感が少し増して、サドル交換前のFG420に近い所まで来たかも。ただ、弾いた感じが全然違う。
ところでギターの弦はエクストラライトをヤイリとかJAMESとか一番安いランクのを使っているが、高いのや重いのはどうなんだろう?ちょっと興味が出てきた。チェロでも弦の差はかなり大きいのだが。
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2009/10/31 20:19:59