2009年11月14日
ギターの値段と音は比例しないのか?
・最近腕もないのにギターの音の違いに気が付いてしまい、いろんな店でギターを弾かせてもらっている。吊るしのギターは弦のコンディションにばらつきがあるし、弾き方や環境で音がかなり違うので、本気で買うなら自分のベンチマークギターをもってって比較しないとわっかんないなー、とも思うが。
・で、ここはギターの名産地だからか、かなりの数の中古ギターが転がっている。コンディションはおおむね悪いのだけれど、探せば500円ぐらいからある。もちろん高いモデルもかなりある。ぶっちゃけ、こんなギターを演奏できる人が世の中にいるのかなぁ?というのが本音。私のように数だけ持ってた人がいるんじゃないかと思ったりするし、年代からすると昔はブームだったのかも知れない。うちの親も弾けないけどマンドリン持ってるし。
・で、音の違いだが、ぶっちゃけ値段と比例してない気がする。そもそもプレーヤーポジションでの音とリスナーポジションの音がかなり違うので、もしかしたらリスナーポジションだと値段に割と比例してたりするのかも知れないけれど、大まかに言って残響が長くて音が柔らかいのと、弦の音がしっかり出るタイプが存在し、それぞれの度合いがあるダケのように感じる。そこに至る要素は沢山あるだろうけど。すごいラフに言ってしまうと高い奴は前者のタイプが多く、後者は安いのが多い気はする。でも良し悪しではない。
例えば今日弾いた中で一番、ずばぬけて、とびぬけて音が良かったのはヘッドウェイのHCF-35だった。ヘッドウェイと言えば国産の高級かつ音が良いギターというイメージがあるが、ユニバースシリーズという多分国産じゃない安い合板のシリーズもある。一番安いHCF18なんか1万円半ばで売られている(が、そんな取り扱いは多く無さそう)。35はその次ので実売が2万半ばなのにトップ単板というハイCPモデルだ。なのに滅茶苦茶鳴るし、音が気持ちよい。音の傾向が同社のはるか上のモデルHD101(実売15万ぐらい)とそっくりで、ヘッドウェイの音がしていて、もしかしたら新品のHD101より良いかも知れない。
一方同社の中級品もあったのだが、率直に言ってあんまり芳しい音はしなかった。ヘッドウェイは音のタイプとしては後者なのだが、わざと前者のような音を追求したような感じで、良さがしんでしまったように感じる。不思議な事に、ヤマハのFG720とLシリーズは上のモデルのような関係なのだが、FGとLはヤマハの音がして、しかもLはしっかりと値段なりの音がしていた(が、値段も中古で8万ちょいととても私の購入範囲じゃなかった)。
ちょっと残念な音だったのはモーリスで、数が一番多かったがどれも無難な、寝ぼけたヤマハのLのような音がする。つまり悪いはずは無い音だけどよくも無い感じ。まあ、普及品が多いから仕方ないかも知れないけれど。この印象をうちのギターに当てはめると151はジャンクだったと思うほど酷くはなく、まあ1万ぐらいが妥当な音かと思う。420はかなりよくてLのやや下かなぁ。そしてヘッドウェイの音がかなり気になる。キャラは3者とも違うのでかぶらないし・・・と思うが、HCF35は中古で16Kなので新品との差が僅か。これが超アタリ品だと考えるなら(420の例で考えるとギターの個体差はかなり懸念すべき事かも知れない)安いぐらいだが、コンスタントにこの音が出るなら新品でもええかなーと思ったりする。
・久々にデミオに乗ったが、エブリィばかりに乗ってるとパワーが無駄にあってレスポンスがつかみづらく感じる。つまり慣れれば人間結構大きな車にも乗れてしまうのかも知れない。あとタイヤが物凄い減っているのがあったが、私のじゃないからいいか。
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Posted at
2009/11/14 23:41:26
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