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イイね!
2010年08月23日

多木式播種機

 ・ぼちぼち冬の畑は作付けしたいと思い、やっとは種機を買って見た。もちろんオークションのジャンクだ。これが買うと3万近くするし、自作も面倒なので、半ば自作ベースという事で。

 ・基本的な構造はどれも同じで、前輪が駆動輪で動力で種の繰り出しロールを回し、溝堀りパーツで作った溝に種を落とし、後輪で鎮圧する。こいつは溝切りパーツが破損して紛失していたが、こんなの木片で出来るので良い。ホッパーも家庭用だと大豆ぐらいでしかお呼びでないし、それとて無くて平気だ。

 ・問題はロールの部分の構造の意味が良く分からなかった。普通はロール自体が播種間隔の調整になるはずで、実際これより後の製品だとそうなっているのだが、なぜかこいつには種が落ちる部分にもシャッターがあり、ロールと連動しているシャッター開閉ディスクにつけるピンの数でその回数を調整できる。そうするとロールは補助機構でシャッターがメイン機構かと思ってしまうのだが、さらに変なことにシャッターは常時オープン側にバネで引っ張られている。うーん、どういう事、ですの?

 ・考えられるのは、このシャッターはなんらかのオプション的な使い方の存在である可能性。ロールだと多数買い揃えないと蒔く間隔は変えられないが、シャッターならピン数で調整が出来る。うちのは12穴ロールで駆動スプロケ11、ロールスプロケ13なので、ロールだけの場合は大体9cm間隔での播種になるらしい。これが2ピンなら550mm、3ピンなら370mm、4ピンなら280mm、6ピンなら185mmになる。

 ・だがしかし、これには重大な欠点がある。そう、種の量は間隔が違ったら変わってしまうのだ。たとえばピン無しで播種した場合2粒づつだったとすると、6ピンなら2倍、2ピンに居たっては12粒も蒔いてしまう事になる!確かに播種間隔が広い作物はそれだけ種を多く蒔いたりするのだけれど。またオプションであるであろうロールと、スプロケットを考えると、そこまで複雑な調整機構が必要だったのかとも思う。この構造は理解不能だ。一説ではプロ用にとても細かく調整でき精度も高いとあるが、とりあえずポンコツ。

 ・まあ、種によって繰り出し量は異なる訳で、手っ取り早くするにはロールを自作した方がいろいろと楽なんだろうね。今のロールはオクラとか小豆ぐらいでよいサイズに見える。

 ・あと畑で使っていたはずのソーラーライトがぜんぜんつかなかった。夜中まで畑に居て気がついたのだが、やっとついているか分かる程度。家で使っているのはとても明るいのに不思議に思って持って帰って調べたらセルが一個液漏れしてだめになっていた。幸い回路に掛かってなかったので適当なセルに交換して使う予定だが、ほんとD2は最後までケチがついたホームセンターだった。潰れてくれてざまあ見ろだ。それにしても、最後の売り尽くしでは普段は扱ってないゴミ商品を持ってきてさも安そうに見せているあたり、性悪だ。以前もパッケージ破損商品を割り引いて販売していると思ったら、割引前の値段を高くしただけで普通の商品と同じ値段だったり、悪徳だったので、あの店舗は消えて嬉しい。セルはニッカドの方が過充電には強いはずだが、なにせニッカド自体品薄だしニッケル水素の方が大容量なので、そこらへんを使ってみたい。

 ・ところで畑の灌水施設を作っていて、ホースより塩ビパイプの方が安い事に気がついたのだが、だったら竹はさらに安い気がしてきた。竹なら入手はいくらでも可能になったので、こいつで水道管を作ったら面白いし安い。廃材利用にもなる。太いのは支柱として使う予定だが、やや細いのは水道にならないか?
  節抜きに関しては鉄パイプが竹の長さの半分あれば穴はあけられる。あるいは、重いパイプなら竹を地面にぶつける衝撃でも穴をあけられるらしい。ちょっと残留が心配ではあるが・・・問題は接続方法である。昔は枕とか呼ばれる木の継ぎ手を使っていたらしいが(松本城にも発掘品がある)面倒すぎる。昔の水道はぜいたく品だったろうし、継ぎ手に位置決めの役割も荷わせていたのだろう。もっとも簡単で夢がない方法はチューブか何かで継ぐ方法だ。これだと伸縮でも抜けないだろうし、「先と先」「元と元」を交互に繋いでいくなら、割と単純なチューブでも行けそう。最後に思うのは、先を元に次々に打ち込んで行って、漏水防止の詰め物をすればそのまま接続できるのではないか?という事。竹垣なんかだと、こうやって接続してある事もあるんだし、高い水圧をかける予定はないので出来そうに思うのだが。

 ・あと畑にスピーカーがほしい。もといラジカセが繋げるスピーカーがほしい。AMラジオなどはアンテナの方向にうるさいし、結構畑の中を動き回るので、ボリューム目一杯で高い場所に置いておいても聞こえる物が欲しい。ラジカセはスピーカーとしての機能は無いに等しいので、指向性や共鳴機能を使えばそれなりに性能向上が図れるのではないかと思ったりする。まあスピーカーそのものはたくさん余っているのだけれど、防水でかつ低出力アンプの音を増幅するタイプはあまり無い。
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Posted at 2010/08/23 21:57:20

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