2011年01月24日
高規格園内道路の設計・石けん終わった
・とタイトルに書いたが、要は土嚢を使った道路造りが畑だと有効ではないか?程度の話である。ラジオで土嚢工法が発展途上国で人力のみで頑丈な道路やため池作りに使われていると知って色々検索してみたのだが、なかなか興味深い内容だった。コンクリートを使わないで、かなりの強度の基礎となるらしく、実際河川工事などではフレコンでやってるし、ため池用や道路用の大型製品も実用化されているらしい。
園内はすべて人力で回れるならそれに越した事はないし、土壌が踏み固められないので理想ではある。大規模化していくには、スプリンクラー防除を兼ねた灌水施設が必要だと書いた。ブドウの場合は収穫は比較的軽量なので、あんまり心配しないでいいし、肥料に関してもものすごいドバドバ入れる訳じゃないし。ただ、ブドウ園内で堆肥積み込みするとか、炭窯を作るとかなると、ある程度の道路が必要になるし、スプリンクラーを設置出来てない段階の園ではSSを使った防除などをやりたくなる。
みかん農家だとこの手の情報が特に多く、傾斜地でもあり、ブドウ園に参考になるデーターが多い。とくに面白かったのは大規模経営農家が等高線方向に道路を造って家族経営で21ヘクタールものみかんを生産している例。この技術が開発された当初は、まだ労働力不足や値段の低迷がはじまってなかったので、道路を造る事より一本でも木を植える事を優先していたらしい。ブドウの場合はツルを引っ張ってこられるので、まだそこらへんの条件は良いかも知れない。現在はまだブドウ農家には省力方向への取り組みが甘いように思う。実際問題みかん並にブドウの値段が下がったらやってられないんだけどさ(収量がはるかに少ないので)。
うちの園だと古い未舗装の道路が園内を走ってはいるが、浸食が始まっていて軽トラで入ると斜面に対して斜めになって怖いし、駆動力が抜ける。平坦に削り直すのが良いのだが、切り土しすぎるとさらに崩落が進むし棚との落差が大きくなって作業が面倒になる。盛り土すると車の重さ(積み荷含めると1.5t程度にはなる)に耐えそうにない。だったら、土嚢で補強してやったら良い通路になるのではないかと思ったりする。また炭窯なども地盤沈下が心配ではあるので、基礎に使えるかも知れない。また、土壌の締まりに関しても、根域の保護につながるかも。
・洗濯石けんが終わった。何度か書いたかも知れないが、石けんのスゴイ所は風呂掃除で使うとぴかぴかになる事だと思う。お風呂掃除には石けん以上の物が見つからないと言っても過言ではない。軽く残り湯を風呂場に打ったら、洗濯桶一杯のお湯に石けんを適当に入れて泡立ててスポンジで塗り広げるだけで、こする必要もないし泡なので流れる前に急いで拭く必要もない。少し待って残り湯で洗い流せば(シャワーが楽だけど)驚くほどつるつるぴかぴかになる。また化学洗剤ではないので、素手で触っても比較的安心だ。
問題はちょっと高い事ぐらいだ。で、石けんと言えば廃油石けんがあるのだが、私も手作り石けんをしてみたことがあるので、ああいう石けんにも興味がある。ただ、廃油石けんは洗濯石けんに向いているのに粉末でないという欠点がある。あれってどうにかならないかな?と思って検索したら、すり鉢で粉々にしている人がいて、フードプロセッサーで出来るんじゃないかとも書いていた。今度やってみようかと思う。その前に使えてないオリーブオイル石けんをどうにかしないといけない。泡立ちが悪いので、なかなか使う気になれないんだよなぁ。
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2011/01/24 00:12:25
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