・時計ストーブを今期使い出しているのだが、薪ストーブというと面倒という声がまず聞こえてくるだろう。というか、一番の問題は点火だと思う。薪で良い材はクヌギやコナラ、アカシヤなどの広葉樹だが、こいつらは火持ちは良いが着火はしづらい。スギの木っ端を鉈でさらに細かくしてから、ささくれるように側面を傷つけると、段ボール一切れでも火がつく。私が発見した勘違いとしては、細かくすれば火が付くと思っていたのだが、それだけだとスギでもなかなか火が付かない。
これは木の防火性能でも良く言われるが、表面が焦げても中にはなかなか火が回らないので、焼け落ちないのだ。炭なんかもそうだが、表面が炭化していると、それが燃えるのにはかなりの熱が必要で、消し炭に火を付けるのは実は難しい。木を燃やすには、結局導管や師管から可燃ガスが吹き出すので、そいつを燃やすのが先のようだ。
あと、上手く火がつくと煙は少ない。煙ってのは言ってみれば不完全燃焼ガスであり、完全燃焼させれば炭素と水になってくる。不完全燃焼になるのは燃焼温度が低いからで、上手く火が付くとあっと言う間に煙は無色透明になる。
燻製はソフトな感じで終わってしまった。逆にガチガチなのは私は不味いと思うので、この位でいいかとも思う。原因だが、おそらく風乾が足りなかったのだろうと思う。冬場は乾燥しづらいというか、凍結してしまって水分が上手く乾かなかった。また燻製機の保温や加熱方法も考えないといけない。時計式ストーブは一見すると後部が熱くなってくれそうだが、実は煙突からの吸い込みはサイドのプレートを一旦迂回してくるので、火力を弱くするとサイドは熱いが中はそれほど熱風が回らないという事になる。
・カラスはなんか生きてる。私はもっとカラスは凶暴なんだろうと思っていたが、怪我をしているにせよ、なんか無気力というかボヤーとしている。というか、人間を観察して、「このサルは餌くれるんだ」みたいな感じで目だけ回している。一応レバーは食べるみたい。まだ小さい個体なので、あんまり人から追いかけられたという記憶がないのかも知れない。ただ、箱が狭いんだよなぁ。理想としては、さっさと罠免許取ってカラスで使える罠を設置する事なんだが。
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2011/01/28 19:05:00