2011年04月09日
露地栽培も
・今日は堆肥をまいていた。堆肥と言っても馬糞堆肥は完熟すると、まったくにおわないし、乾燥気味になっているので、パサパサのノコクズを撒いているような感じ。持ってきた時はものすごい重かったのだけれど、発酵して体積もやや縮んだ割に軽くまけた。今回はクローラー運搬車を投入したが、クローラーってやつは操作が大変でいかん。さらにサイドブレーキに相当するのが壊れていて、坂道でクラッチ切ると落ちようとするのも問題。まあ、クラッチつないだままエンジン切ればどうにかなったけど、こういう部分は傾斜地に持ち込まないと壊れているかわからない物だからなぁ。
・堆肥は園によって積んだ量が違うのだけれど、株の周囲に撒くやり方だと1反で軽トラ2杯(4立米)がいいところだった。それ以上は撒くというより積むような形になる。それでも分解するし、いいのかも知れないけど、数字だけ見てたくさん確保した場所だと大量に余った。全面施用するかどうかの違いなんだろうけど、全面に根張ってる訳じゃないしなぁ。
・むしろ感じたのは園の整備の重要性。極論すると、果樹栽培の根幹は果樹園の整備かも知れない。作物が先ではなく、施設が先だ。というのは施設がぼろぼろだと、すべての作業がやりづらく、手が十分にかからなくなってしまう。特に今問題なのは棚で、線が切れまくっているのも問題だが。ゆるい棚もまた問題。そういえば、昨年作った棚はそれなりに手を入れたからか、高さだけはなんとかなってるんだよなぁ。今年は棚柱直後の支柱を足して、際まで立って入れるようにしたい。
もう一つ思ったのはクローラーでも重機を入れると園が痛むという事。木村さんもSSの使用を控えるように言っていたと言うが、重機が走ると道になってしまう。ただ、リンゴ農家のように列栽培にすれば、それほど問題はないような気もする。ワイン用ブドウなんか、場所によっては本当に道作ってるし。
また水道も必須に思えてきた。草生栽培の種もまいたが、ここ数週間雨が降ってないので、発芽が悪い。堆肥を使っても水がないとそのまま乾燥してしまう。以前は水道管を棚上に置くのはなんか変に感じていたが、地面に埋めるよりはメンテ性も良いし賢いやり方かも知れない。
・あとは新しい苗を植えたり、移植する作業が残っているのだが、予定したよりたくさんの苗が手元に来てしまい、その処理に困っている。デラが多すぎる。全部改植して余るんじゃね?確かにね、手持ちの園のデラは相当くたびれているのが多いのだけれど、今すぐそこに植える訳にはいかないし。新品種もたくさん来たし、巨峰の定植したけど成長しなくて前のを続投させているのも、もう一度養生する必要がある。全部あわせると40から50本はある。
それらを全部移植用ポットに植えるのはさすがに大変なのだが、どうやって移植用の仮植えで成長させようかと迷う。自動灌水もある程度できるので、ほぼ決まった場所には定植してもいいのだけれど、それで処理できるのはロザリオビアンコだけだろうし。
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Posted at
2011/04/09 00:03:48
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