ほんの十数年前までは、ガスガンはR12やR22でバカスカフロンを大気放出していた者としては、HFC134aであろうと慎重に扱いたいと思うのだが、現在でもガスガンは134使っているそうで「ガスガンこそフロンガス回収券付けろよ」と思う。もちろん管理は大切だが、ザルって気がするし、そもそも134って欠陥が多いと聞くので何故もっと効率が良い代替フロンに切り替わらないのかな?とも思う。例えばガスガンはCO2があるし、プロパンやメタンの冷媒もあるのに、一律134と同じ課金をしたら意識が高い人も使わなくなっちゃうでしょう。ここらへんはアルコール燃料と同じお上の体質問題を感じる。
さてわざわざ缶で買ってきたのはアルトのガスがサイトグラスで見る限り若干減っているようなのと、オイル添加剤を入れるためである。134は冷媒に潤滑性能が無くオイルに頼る割合が強いそうで、アフターパーツでは色々な製品が出ていて評価も高いのだが、正規の電装屋はこう言うのやりたがらない。マニュアル通りだしエアコン壊れんと仕事にならんからな。で、バックスに頼んで入れてもらう手もあったが、ガスとオイルと別工賃ですごい値段になるし、持ち込みは高いので「だったら工具買うわ」と言う事になった訳。ところが、この作業、日本だと相当にマイナーらしく、結局作業内容はアメリカのサイトで勉強する事になった。こう言うのを見ると、未だにアメリカはドリームランドで私が2000円で買った工具なんか缶に付いてるオマケ以下な事に愕然とする。
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2006/08/03 17:54:03