2012年05月13日
田んぼにはまったら(軽トラとトラクター編)
・今朝水田に行ったら、上の田は湛水していて下の田にもオーバーフロー管で水が来ていました。ただ下の田はまだそれほど湛水してなかったので、最後の炭を運びだそうと軽トラを安易に田圃に入れたのが間違いの始まりでした。「はまっちゃった」。いやー、自分でやるとこんな間抜けな事もないですね。当然4WDのLギアにしても駆動力が抜けちゃってにっちもさっちも行きません。悪い事に、水田ってのは自重でも沈むので、空ぶかししないでも沈んでいきます、ズブズブ。とくに水田で地が深く水が溜まる場所に入ってしまったので最悪。最初は板や枝を突っ込んで少しづつ動かしていたりしたのですが、轍にはまるので手に負えなくなりました。
・で、幸い横の畑にトラクターを置いてあったので、それを引っ張り出してロープで軽トラに引っかけてアクセルを少しあけてリバースにして自動運転させといて、人間が軽トラに乗ってバックでなんとか引っ張り出しました。以前クロカンの本で「牽引は真っ直ぐ、ハンドルも切らない」と書いてあったのが参考になりました。ただ、軽トラっていわゆる牽引フックが後ろにないんですね。シャックルにかけましたが、軽トラにこそその手の物が標準で付いているべきのような。その沼地を脱出したら、残りの場所は地面がしっかりしていたので、自走で脱出出来ました。
・教訓として「沼地などを走る時は、車がいく場所を全て先に歩いて確認しておく事」でしょうか。多分渡川でも同じだと思いますが、ちょっと外れたらアウトみたいな事があります。また危ない時は牽引車が必須ですね。とくに軽トラはタイヤの径が小さいので、埋まるといきなり脱出が困難になります。当然ロープは必須ですが、ウィンチで引っ張り上げるのではないので普通のロープでもあればそれなりに使えました。まあ、安全な場所でこういう訓練が出来たのは幸いでした、なにはともあれ独力で解決出来たし。あと、沼から上がると車は泥だらけになります。ペラシャにイネが絡んで大変だった。
・さて、水田の方はススメノテッポウが大繁殖した方をトラクターでおこしました。春起こしだけだったのと、堆肥を入れたので、すごい増えてしまいました。これ、越冬しているそうなので、もっと細かく砕くか何かすべきでした。荒起こしで鋤き込むか、もう一度乾いた状態でおこして乾燥させるか迷いましたが、どのみち荒代はかくのでそれでどうなるかです。結果ですが、イマイチ。まず一週目だと倒すだけで全然すきこめません。かなり薄い場所だと出来ますが、多い場所だと草が見えます。水はヒタヒタだったのですが、ブロック状に起こしたのがそのまま草が上で残ります。ロータリーを早くしても同じ。という事で今度は直交方向からもう一度、少し水を足して練ったら、先ほどよりは綺麗に練り込めました。ただ水が多すぎると今度浮くので、荒代後でヒタヒタ程度が良さそうです(荒代前にヒタヒタだと、起こしている間に間隙水になって水位が下がるので乾く)。あと、畦からは漏水があります。まだ下などから漏れるようで、これは土を寄せないと厳しいか。オーバーフロー管はφ40だとよくゴミが詰まるので、周囲にカゴを置く必要があります。それにしても、オーバーフロー管を使えば水位調整はすごい楽なので、ここらへんの人はやらないんだよねぇ。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2012/05/13 13:13:08
今、あなたにおすすめ