2012年08月02日
3G83って
・ネットで暇つぶしに3G83をいじっている情報を見ていたら、このエンジンがとんでもない事にびっくりした。以前もヘッドあけたらロッカーアームがローラーベアリング使ってて驚いたのだが、なんとクランクの支持部分が一体型のビームだったのだ。ここ、普通のエンジンだとただのキャップで、ビームを使っているのなんて数える程だと思っていた。例えばロードスターのB型エンジンは初期はそのままだったけど、だんだん改良されてきて最後はプレートで連結していた気がするけど、3G83は最初からもっとゴツいブロックで作ってある。三菱はバルブ系やクランクまわりには異常にコストかけていると感じた。
・一方で電装系が弱いというのは三菱グループ全体の特徴のようで、持病持ちはまあいる。そしてエンジンだと白煙上げてるミニキャブってのも良く見る。バルブとクランクが丈夫でもピストンが駄目なのが多いのだろう。見せて貰ったサイトでも、ピストンリングのオイルリングがスティックして駄目になっていたようだ。設計もあるだろうし、なまじっか他の部分が堅牢なのでオイル交換が雑になってしまうのかも知れない。うちのミニキャブもオイル管理が悪かった感じはあるにせよ、5万キロで結構オイルを上げているのは、多分ピストンリングだろう。他にもホーニングの深さとか、オイル温度とか色々な要素があるんだろうな。全体として3G83はあんまりオイルに敏感な印象は受けない。それだけ本体でなんとかしてしまおうという部分があるのだろうけど、メンテに疎い人には距離管理しかない。
・オイルリングってのは一度駄目になりだすと、加速度的に駄目になる物だし、良いオイルを入れてもそう簡単にはスラッジは溶けない。燃焼室側から洗浄すると多少良くなったりはするのだが、ピストンに開いているオイル穴がふさがってたりすれば時間の問題だ。もちろんトップリングやセカンドリングのスティックしやすくなるし、そっちの方が性能的には劣化を感じやすいのではないかと思う。で、ちょっと嬉しい事だが、最近うちのミニキャブはノッキングをするようになった。前はどーやってもノックしなかったへぼいエンジンだったのだが、多少はスラッジが溶けたのか、GRPの皮膜が形成されたのか、坂などで踏み込めばカッカッカッカッカと鳴る。ま、夏だからそれもあるだろうし、ノックさせるのが目的ではないのでそういうシフトはあまりしないけど。あと、高いギアでも良く走るので、最近どんどんシフトがずぼらになってきている。4速20kmからゆっくり加速とか(迷惑にならない場合にね)。
・GT4のニュル攻略は2日目。早速だが、このゲームではFDでも何種類かあって、私が使っているのはアンフィニの93年式なので、ベースが255馬力のモデルだ。噂だと280馬力モデルとそんな違わないとか言うけれど、ゲーム上ではベース馬力が違うとチューニングで得られる結果も倍率的に異なるので、どこかの時点で280馬力モデルに切り替えたい。もう一つ気になったのは、このゲームではボディー補強とボディーリフレッシュというメニューがある点。ゲーム上、私の7は結構走っている車体なので、剛性が低下している恐れがある。
試しに他の車(コルベットC6とかRX8とか)で走ってみると、コーナーはいじってあるFDの方が圧倒的に速いのだが、直線でグニャグニャ動く現象は見られなかった。あれってボディーがゆがんでいるだけではないかと思う所。これがオールドカーならボディーリフレッシュも必要になるのだが、これがすごい高いメニューで300万ぐらいする。
ただ、GT4世界ではRX7は最終型がまだ売られているので、この7に乗り換えてテストしたい所。さて、結果はどうなるのか?
・またニュルテストで他にも興味がある車のデーターが手に入ったので、そこらへんの車の性能も見てみたい。例えば964ターボ(RFUのイエローバード)、コルベット、NSXなどなど。とりあえず走らせた限りだと、ともかく7はコーナーが速いのが良くて、もし直線でクラッシュしなければ7分切れるタイムは出せている。他のはアンダーが出やすく、コーナーで自由度がない。7はシビアでピンポイントと言うけれど、ニュルだと逆にある程度前のラインが駄目でもリカバリーしやすい自由度がある。もちろん詰めていくと、正確でないハンドリングを解消しなければタイムが削れなくなるだろうけど。コルベットは操縦性云々より、エンジン音がトラックなのがなんとも。
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Posted at
2012/08/02 11:06:23
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