2012年09月03日
続ココロコネクト事件
・うーん、あんまり面白い話しでも私が興味ある話しでもないのだけれど、なんか日本の会社や社会の本質を垣間見るような感じで、ひどく不快になるような謝罪文などが出た。まずこの問題に関して市来さんが公式でいじめはなかった、私の言い方が良くなかったのでそう取られてしまった事が悪かったと、自己反省文の繰り返しみたいな発言をやっと上げたので、これ以上第三者がいじめ認定に関して言う事はないと思う。本人だってこれ以上引っ張っても自身に何の得もない事が分かったのだろうし、ネットの声だって影響力があるような無いような不確かな物で、すがるのは危うい。それに昨今の声優は芸人まがいだとか、制作サイドとは仲間だとか言われたら、そうだよねとしか言いようがない。ただ上から書かされたわけではないけど自己否定を繰り返さざるを得ない状況でのいじめの事をパワーハラスメントと言う訳で、そっちの認定は限りなくグレーかなー。
・公式謝罪文は要約すると、ネットで勝手にいじめやパワハラがあったように情報操作が行われてイメージ侵害があった。こっちの意図とは違うけど、配慮はしてなかったが、演出上だった。これ以上ゴチャゴチャ言う奴は著作権で追い出すから見るな聞くな、黙って見てろ、という物だった。なんか大津イジメ事件の加害者側の言い分みたいだよね、遊びだったとかいじめという意識はなかったとか、きっと制作者もあの事件の弁護は詭弁として見ていたんじゃないかな。それが自分達の事になると一同という表記で会社の都合がいい言葉丸呑みなんかねー。演出の必然性も無いし、情報ソースが全て公式でまるまる上げてある場合なんかもいじってなかったのだけれど、あれは「公式がいじめがあるかのように恣意的に編集しました」という意味である、つまり自分らの身内を責めているんだろうか?そこはさすがクリエーター、斬新な謝罪だな。
・これで誤解が解けるとは思えないし、理解した所で日本の政治と一緒で何にも変わらないんだろう。一つ違うのは政治は任命者の責任と権利があり、アニメはないという事だ。じゃあ見るな、買うな、というだけの話しだし、見てない私にはそもそも関係ないですねという事で終わる。ただ、事実として、スタッフさんには共感とかおもいやりではなく、仕事優先で無配慮で問題あったら会社が作ったシナリオでやっとけばいいやという思いで動いている事が分かりました、ありがとうございます、って所だろうか。いや、これだって歪曲して問題を下々同士に押しつけているだけであって、根本は会社上部やプロデューサーの関係なんだろうけどね。声優の人達のコメント見ても、いじめっ子がもっともらしく言っているようにしか思えなかった、主犯とはほど遠いんで、そういう意見のすりあわせが行われているんだろうけど。
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Posted at
2012/09/03 08:01:05
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