2013年01月04日
動画投稿
・最近はバイクに体を慣らすべく8の字で練習をちょこちょこやっている。年末年始には雪も降ったりしてバイクに乗るのに適しているとは到底言えないのだけれど、農家にとってバイクのオンシーズンは晩秋から真冬にならざるを得ない。仲間の農家のライダーさんで冬場GSで働いている人もNS250R(ロスマンズカラー)乗っているのだが、給油に立ち寄ったら自虐ネタになってしまった。実際ビーナスラインの動画があんな沢山上がっているけど、今は冬期閉鎖だ。まあ、9月後半ぐらいから本当は走れるはずだったんだけどねぇ・・・VTも仲間内で動いているので、「あれ、そのバイクは」みたいな感じになる。
・さて、せっかく8の字をやるので、自分の参考にもするため撮影して、どうせ撮影するなら要点まとめて動画にして、そうしたらアップしちゃえばいいじゃんと思ってやってみた。動画編集は合気道の方でちょっとやっていたのでまあまあ分かる。ただ、素の映像垂れ流しで見出しによるコメだとあまりに素っ気ないので、Softalkを使って軽くナレーションも入れてみたが、おもしれー。ニコ動界隈ではいわゆる「ゆっくりボイス」って奴だが、ほんと聞き取りやすく耳に馴染んでいて、時々へんなアクセントになるのも味わい深い。幸いコメも少しはついたので、予定していた練習内容で次々回作ぐらいまでは目処がついた。いや、ほんと励みになるのね。あとは、最近また人気が出てきた(?)ミッションバイクに乗る若い人になんかの参考になってくれればと願うばかりだ。
・さて、肝心の8の字の練習に関しては、ともかくVTが乗りやすいのでサクサク進むというか、GSXの頃は結構苦労したような事まで、リターン後1週間ですんなり出来るのはどうなんだ?まあビッグバイクは元から難しいのも大きいんだけど、まるで自分が上手くなったかのようだ。特にありがたいのはVTは軽く重心が低くて自律安定性が適度に高いのでリカバリーが簡単という事。あとVツインの特性もあるかな?例えばリーンアウトで小回りを練習しているとする。GSXだといきなりフルロックフルバンクなんてライダーが怖くて出来ないし、その過程でアクセルの反応が悪くてストールして吹っ飛ぶなんて普通にある。ところがVTは万一危なくなったら簡単に足ついてアクセル入れれば何事も無かったかのように立ち上がるので、恐怖心もなく練習できる。ちなみにGSXで倒れると軽くても2日ぐらいは打撲が残る。幸い骨折とかねんざはやった事ないけど。もちろん250ccだからなめていい訳じゃなくて、VTだって140kmぐらいすぐに出るし総重量162kgはやっぱり軽いとは言えない。
・VTが絶妙なのは、この高い安定性がありながら、運動性能も高いという事だ。普通安定に振ったアライメントはダルな動きになるし、運動性に振るとナーバスになる。ところがVTは半径2mちょっとで小回りする剃刀のような旋回性能があるのに、フルロック時には盤石の安定性があり、当然直線なんか両手離しても真っ直ぐはしってくれる(と思う)。あとタイヤの接地感が掴みやすい。細身のバイアスなので、もうピンポイントで接地している感じが分かるし、サスの前後バランスや硬さが絶妙で、常識的な速度域の一人乗りでなんか不満とかこうしたいという物が全くない。
・確かにVTの個々のパーツを見ると、まだまだ荒削りな部分はある。キャストホイールだって中空ではないので250とは思えないほど重いし(多分GSXと同じぐらいじゃない?)、ローターは書いたようにフローティング化されておらず、キャリパーだって片押しだ。シートだって今ならもっと前を絞り込んでダイレクトな感じに出来るだろう。ハンドル周辺もまだまだ慣性モーメントは減らせそうだし、ステップ周辺もアルミ化などの余地はある。でも、そういう個々の不満を一台のバイクとしては全く感じさせないし、特定のパーツや部分が足りないとか過剰という事も感じない(ただしFブレーキだけは、完調ではないので分からない)。今のバイクは比較的優等生になっているらしいけど、こいつは25年も前のバイクだ。昭和のバイクと言ったらいかに古いか分かる。
・と、そんな遊びをしていたら、黒のスモークのクラウンの鬼キャンVIP仕様のDQNが2台やってきて、駐車場でスキール音出しながら回り出したので、「あ、こりゃ一緒にされちゃかなわん」と退散してきた。駐車場のブラックマークはこいつらか・・・(って私が近隣の人からどう思われているかは心配な所だが)。
ブログ一覧 |
バイク | 日記
Posted at
2013/01/04 23:26:14
今、あなたにおすすめ