2013年03月19日
スライドメタル考
・新品のスライドメタルを取って触ってみて「これって精度とかどーなってんだろ?」と思うこの頃です。いやね、サスペンションの動きってのはバイクの機能でも重要な物の一つですが、Rサスは割と精度は拘っている製品が多かったり、精度を上げる仕組みがあったりしますが、Fサスはどうなんだろうね?と。これ、なんか工夫の余地ないかな?と。というか、スライドメタルって実際には多少ガタがある設計なんだろうなと思いますが、そのクリアランス管理とかどうなんだろうかと。メタルって外すと大抵の場合テフロンが薄くなったりしてますが、それで作動性が低くなっている感じはしない。地金出ちゃうとダメですが、多少なりとも摩耗する部品なので、逆に言えばそういう精度でいいのだろうかと。あるいは、そのスパンで摩耗するような部品でいいのだろうかと思ったりもします。
・例えば新品のメタルはテフロンが網目状になっていて、おそらくここで油膜を保持するはずです。って事はその時は油でフローティングする訳で、作動性は良さそうですよね。でもインナーのブッシュはオイルの中に浸かっているからそうだとしても、アウターブッシュってあそこにフォークオイルは循環ってほど来ているのでしょうか?まあオイルシールが抜ければ出てくるから、来てはいるんでしょうが。またフォークの作動性はブレーキで沈むような「こじられてストローク」という状況もあるわけで、車輪の位置決めとストロークを同じ物でやるという問題は多くのテレスコフォークだと解決出来てません。
・そういう事を考える人がいるからか、オーリンズの倒立フォークなんかはスライドメタルが両方ともアウター保持だそうです。ま、古いフォークはインナーのメタルはないのもあるそうなので、そんなモンかも知れませんけど、つまりメッキされたインナーチューブの摩擦は元から小さくて、それとテフロンブッシュが触れている方が、摩擦が大きいアルミのアウターとブッシュが触れるより良いんじゃないでしょうか。あと、アウターのブッシュの方が肉が厚く出来るので、強度が高いってのもあると思います。インナーブッシュはインナーチューブを切って(削って)入れているので、あまり厚く出来ません。ここはユーザーにはどうしようもないですけどね。クリアランスは広い方が焼け付きづらいとは言いますが、フォークの場合はどうなんでしょうか?ガタが無い範囲で広い方がこじられない動きでは軽く動きそうですが、どのみちこじられないなら軽く動く訳で、問題はハードに走った時なんだと思います。
・畑仕事はユンボ借りて穴堀り。つうか、最初どぶさらいとか道路の掃除してたら畑の穴堀が中途半端になってしまった。まあユンボ買えば解決するんだろうけど、PC02でも結構頭が厳しい事がある。でもPC03クラスがPC02より格段に大きいという事はなく、むしろPC02が極端に軽く作られているだけのような気もする。PC02は約500kg、PC03は約900kg、サイズはほとんど一緒でPC02はボディーがFRPとか軽くしようとしている。でも表向きPC02も軽トラには積んではいけないので、無理に軽くした意味が分からないが。実際作業をしてみると最初は「ユンボってすげーなー」と思うのだけれど、最後は「ひとすくいが小さいなー」って思うようになる。あと、横転リスクが高いのが問題。PC02はかなり幅が狭く、あゆみが接触するぐらい狭く並べて乗るのだが、狭いという事は横に踏ん張らないという事で、今回やろうと思っていた一箇所はおっかなくてやめた。歩けばなんてことない坂がユンボだと恐怖と危険一杯になるのだ。ガンタンクが廃れた意味を実感するよ。
・最後に某マスターソムリエのワイン会に出てきた。某議員のからみで出席出来たのだけれど、刺激的なワインや頑張っている国産ワインが出て、出席者ともかなり深い話しが出来て、大変有意義なひとときだった。またソムリエにも色々ワインと観光や国内のリースリングの栽培状況など教えてもらえたのだが、まあ厳しい事は厳しいよね。とりあえずカベルネソーベニヨンの1999は力強さと若々しさがあって、この品種はいいと思った。ニッカリという勝沼のも、かなり美味しい。一方で白は長野県を高く評価してもらっていたが、ピノノワールに関しては疑問符を出されていた。
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2013/03/19 23:37:09
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