2013年04月29日
サクションストレーナーってどこだ!?
・ユンボには整備ラベルが貼ってあって、整備サイクルが書いてある。それによると油圧系統は作動油交換とリターンフィルター交換が1000時間、もっと短いサイクルで作動油の水・汚れドレンを整備せよと書いてある。まあ、いい、それは。困るのはサクションフィルターがどこに入っているか分からない点である。サクションフィルターはオイルポンプと作動油タンクの間にあるはずで、そこにホースはあり、その基部はごっそり外せそうではある。だが、その基部の手前に高圧側ホースが走っているのは何だね?ホースよっければ基部外せるかナーと悩んだが、どのみちホースの汚れを逆に入れてしまいそうだし、他の部分の設計のクサレっぷりから外すのはあきらめた。きっと書いて見ただけだろ。オイルフィルターも外したが、マジで作った奴はアホだと思ったね。メンテハッチはあるんだが、狭すぎてチェーンやバンド系ホルダーは使えない。カップは79㎜だかの15角で「そんな特殊なの今は無い」とか言われた。頼みの綱の貫通ドライバーもメンテハッチが小さいので回せる角度が足りず、フィルターホルダーも回るし・・・ま、ここはフィルターの底側からたたけるという普通は無いやり方が通じたので、なんとか交換出来た。てか、このユンボの整備、貫通ドライバーしか使ってなくね?ま、リターンだけでも交換出来たので、これでリンクを元通りにしホース繋いでオイルを入れれば復活である。リンクだが、防錆塗料塗ってシャフトに通したらガタガタで二度とさび付いたりはしなさそう。昨日気がつかなかったが、外した後に銅のカラーが落ちていたので、間に銅が挟まっていたのかも知れない。全く意味がない話だけど。
・そのオイルジョッキだが、ノズルの根本が壊れた。まだ使おうと思えば使えるけど、そろそろダメだろうなと思って新しいのを買いに行った。前買った場所が見つからなくて、車コーナーだと古くさいのしか置いて無い。やっと工業油脂コーナーの棚の上で見つけたが、ちょっと感動した。瑞穂というメーカーのジョッキで、これは入り口にキャップがあって汚れが入らないようになっているのだけでも天才的だったのだが、新型は割れたノズルスクリューがPP樹脂からABSかなんかのゴツイ黒い樹脂に変わっていた。混合タンクなんかもそうなんだけど、高密度PPでも耐ガス性は限度があって、使っていると締め込むノズルキャップが真っ先に割れる。割れるのに全ての製品がそこに対策品は使ってない。はっきり言えば壊れてくれてアリガトウぐらいに思っていると思う。その点瑞穂さんはマジ天使です。今後他のオイルジョッキは(ブリキのは除いて)星ひとつになるな。
・薪を積んだらストッカー2号もすでに満杯、ラフに4立米ぐらいか。綺麗に割って詰めている訳じゃないから隙間も多いのだろうけど、これだけあれば完全に乾燥させた薪が使いたい放題って事じゃね?さて、昨年から薪ストーブライフを初めて分かった事をいくつか書きたい。まず薪だが、綺麗に割れているナラかカシを買って使うってリッチでファッショナブルな人は別として、そこらの廃材や伐採枝を使いたいって人は時計型が超オススメ。ともかく無価値な廃材ってのは形がいびつで、それらを燃料に加工するまでが面倒な訳。で、出来るだけ燃焼室が大きい方がいい。1cmでも長く1㎜でも広く。特に廃材類は乾燥は割としているので、割って乾燥とかは考えたくないから、ますまる割るってのは面倒なのね。そうすると、丸太のまんま玉切りしてぶち込む方法が取れる事は必須。時計型は投入口は小さいけど、上蓋外せばかなり太いのも入れられるから、一日1本でもそういうのを燃やせるのは便利。
燃焼効率は正直時計型は低いはずだけど、もっと重要なのは薪の乾燥。薪が乾いていれば煙も出ないし燃焼もスムース。それに燃焼材はかなり手に入るので、それを集める労力だけが問題。効率を気にするのは、綺麗な薪を買っている人達だろう(まあ、環境問題とかあるけどさ)。でも高効率ストーブって長時間燃やして温度が上がってからの話しなので、かなり長時間暖房に使った場合の違いだと思う。時計型はストーブ本体の立ち上がりは瞬間だし、それで1時間も燃やせば大概の寒さなら問題なくなる。残りは熾火でノロノロと燃やしている訳で、その時には効率なんかはあまり関係ないだろう。
・煙突の詰まりだが、うちは比較的横引きが少なく、ストレートな構造にしたからかも知れないが、一重ステンの105㎜でも清掃するほどの汚れは出なかった。木酢液も取れるほど無かった。二重にすれば厳冬期に立ち上がりは良くなるだろうけど、どうしてもって程必要ではないという感じだ。二重にするコストで高くする方が煙りの発散では良さそう。もちろん自作二重ならいいけどね。
・煙は恐れているほど匂わなかった。近所でも聞いても反応が無いほど煙突の煙の問題はないみたい。まあ比較的空いている場所だし、薪の乾燥が良かったのも大きいだろう。もちろん薪以外は燃やしてはいけない。焚きつけはボケ親が使い勝手のいい撥水ワックス紙を捨ててしまったので後半大変だったが、慣れれば新聞紙やダンボールでも出来る。でも紙はちょっと煙がきつい気がする。理想はワックス紙で、水素と炭素に分解するので本当に匂わないし火力が馬鹿でかい。
・防火壁はケイカル板で充分だった。温度計をあちこちに置いたが、旋風ファンで風を送っても壁の後ろが30度を超える事は希。ただケイカル板は割れやすいので扱いは注意。
・トラクターで上の水田も起こした。そこで先日勉強した「逆打ち」をやってみたのだが、なるほど具合がいい。トラクターはロータリーを牽引するので、旋回時には耕せない場所、いわゆる枕地が出来る。私は隣地耕作法で回ってから、円周法で2周して消しているが、円周でも四隅だけはロータリーを降ろし始める場所なので残耕が出来る。これを無くすのに、真っ先に円周法の旋回と逆回りで四隅を耕しておく、それだけである。しかし、これだけで残耕がなく気持ちいい仕上がりになった。トラクターの調子は最高で、今500時間ちょっとなので(20年以上前のだけど)エンジンは慣らしも終わって最盛期だろう。そしてスノコのエンジンオイルとGRPを入れたおかげでますますエンジンは調子良く回っている。普通はPTO2で速度2ぐらいで回る物だけど、速度5で1600rpmで回れる。ただし細かく耕したい訳ではないのでPTOは1だから、結構ゴロゴロな土だけど、これでもエンジンが唸るって場面は一度も来なかった。普通は耕す時はガバナーが割り込むのでエンジン音が変化してから回転も影響を受ける物だが、まーったく変化せず終わってしまった。この分だとスピードをハイの1にしても平気そうだが、そうするとPTOも2ぐらいにしないと粗すぎるし、それはトラクターにかわいそうなのでやめた。これだって別に浅く耕している訳じゃなくて、10cmぐらいはやっている。あとは水を張って均平を取りながら代掻きして植える予定。どうも皆丁寧に本代やりたがるが、あれは本当は良く無いんだそうだ。私も昨年は均平が取れず不本意ながら3回は回ったが、あんなの無駄な作業だ。
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Posted at
2013/04/29 20:44:20
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