2013年06月28日
身近な物ほど完成している
・ふっと思ったのだけれど、多くの「技能・技術」というのは時代とともに陳腐化して、かつての最先端が急に見向きもされなくなったりもする。人間がそれに対応出来るのが精々30前半までなのに、世間はどんどん今を過去に押しやって、不適合者を産み出していく。では、何か、変わらない物はないのだろうか?と考えて見たのだが、人間の根本的な営みに関する項目ってのは、案外昔から変わってないなーと思った。具体的には料理。確かに電子レンジや減圧調理とか圧力鍋とかは無かっただろうけど、これらは純粋の作業を便利にしてくれるだけで、非対応とかあり得ないし、別に使わなくてもいい。一度完成されたら、その技能はずっと役に立つ。へんな話し、地元には名物料理屋が何件もあって、食べてみるともう時代遅れな味だったりもするけれど、変わらない事が価値になっている。
・料理というのは、大きく分けると「包丁担当」と「鍋担当」に分かれるらしい。今は肉は精肉され、ヘタするとスライスして売ってるし、魚さって尾頭付きを買う事は希になった。それでも包丁がない台所はないし、包丁の根本的な使い方というのは砥石があってはじめて成立する。そして研ぎというのは、多くの下らない発明品があるにも関わらず、結局人間が手でやるしかない(まあ、ご家庭に直径1mの回転砥石があるんなら話しは別だが)。多分私が生きている間は、ここらへんは変わらないだろうな。
・鍋の方は割と効率化していて、昔は落としぶた程度で延々と煮炊きしてきたが、今は圧力鍋と保温調理器で大抵の調理はすごい楽になった。あとはIH化も大きい。正直、ガスの方がいい場面も多いのだけれど、基本料金が高すぎるので、100Vの小型IH一個とカセットコンロで暮らしているが、まあ無ければ無いなりに食事は出来ているかな。
・もう一つ、使ってない人が居たらその便利さを教えたいのが食器洗浄機。確かに大物が入らない、油っぽいのは下洗いが必要、洗うのに20分ぐらい掛かる、温水がないと遅いなどの問題はある。でも、風呂入ってボイラーの残り湯回せば、あっと言う間だし、人間の手がとにかく掛からなくなるし、ひどい油物や大物は食洗機の排水でも綺麗になるので、これは必需品だと思う。確かに取れない物も時々あるけどね。
・ミニキャブはSUNOCOの10W40に交換後はエンジンは好調で、多少はオイルも出ているけど、煙になるほどではない。不思議なのはシフトで、すごい軽く、ちょいちょいと入る時と、そうでない時がある。ミッションそのものに機嫌があるとは思えないので、エンジンの回転の方なんだろうと思うけれど、アクセルと上手くリンクして抵抗もなくゲートに入る時は嬉しくなる。
・ニコニコ動画で「アイドルマスター×ツーリング」の車載で、あずささんとタンデムでナイトクルーズというショートストーリー仕立てのを見て血涙。なんだよ、あの甘い世界は!バイクってのはなー、一人で乗る物なんだよー、後席ってのはなー、荷物置き場なんだよー、仮にタンデムしても何言ってるかわっかんねえんだよー、危ないから野郎した乗せたことないんだよ-。あと免許取得後1年はタンデム禁止、これ豆な。お前が彼女とタンデムツーリングしたかったら、免許はその1年前に準備しなければならない。大丈夫、その間に彼女と別れてるから。
それはともかく、地元組織のツーリング計画は、GL400の人がOBにも声かけしてくださるそうで、乗り気だそうなので、参加者が案外いるかも知れない。てかGL400という渋すぎるバイクに乗っているわりに上手いナー、と思って見ていたのだが(発進して曲がって加速していくだけだけど)、昔(28年前)GPz400Rに乗っていて2年ほど膝に鉄板貼って峠を攻めていて、そっから24年以上ぶりに復活したそうだ。GPZ400Rは1985年からあるので、なるほどそこらへんだわ。
ルートは皆がワインディング大好きなら、ピラタスを通る小海町のルートがいいし、逆に平坦な道をたんたんと走りたければ、多少迂回するが望月町の方を通ればいい。どのみちビーナスラインを走るとお腹いっぱいになるけどな。あと、復路なりエマージェンシールートとしては19号も決して悪い道じゃない。あるいは19号で茅野まで行って、蓼科から清里に入るのもいい。
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Posted at
2013/06/28 23:11:53
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