2013年09月13日
戦艦大和
・私は小学校の頃、図書館で大和の本を読んで小学生としてはまあ充分以上の情報を持った以降は大和の事をあまり調べてなかったのだが、先日学研の「太平洋戦史シリーズ 大和型戦艦」を読んで非常に勉強になった。つまり、小学校の頃の本は開発ストーリーとか技術的な事は載っているが、それがどういう歴史的な必然性や相対的な関係で作られたかという事は書いてない。戦争でどう戦ったかも字数的にすごい大雑把にしか書いてなかったのだが、この本で大分勉強になった。あと、嬉しかったのは空母信濃の情報がかなり書かれていた事。
・空母信濃がなんで大和型戦艦の本に載っているのか?それは空母信濃は大和級三番艦として建造されていたからだ。が、戦艦不要論が出てきてから建造が中断され、ミッドウェイなんかで空母が沈んだ関係で空母に改装された経緯がある(だから名前が空想上の空を飛ぶ動物ではなく、昔の国の名前になっている)。うちの爺さんもこれに乗っていたが、幸い救助された。でも、びっくりするのは、この艦船は2500人ぐらい載っていて生存者は1080名だったというから、半分は死んだ事になる。これが戦闘海域ならともかく、普通に魚雷くらって7時間後って言うんだから勘弁してくれよと言いたい。大体魚雷4本で沈むってどういう事よとなるのだが、信濃があの時呉まで航行しようとした背景には空襲でドックで沈められる恐れがあったためで、実際には未完成艦もいい所だったそうな。速力も27ノットの所20ノットしか出なかった(機関が2/3ぐらいしか動かなかった)し、防水壁とかも動かしてなかった。艦長は「俺に未完成艦を預ける気か!」と怒ったらしいが、結果的に待避せず艦を運命を共にしている。せめて速力がちゃんと出せれば潜水艦を引き離す事など簡単だったはずだが、呉に行ったら行ったで悲惨だったろうなぁ。
・ちなみに、昔買ったプラモデルだと信濃は紫電改と疾風がついてきていた。疾風はまあわかるが、紫電改がなんで付いてきたのかは当時も良く分からなかった。一応解説すると紫電改は局地戦闘機として開発されているので、艦上戦闘機である乙種戦闘機ではない。で、調べてみたら、信濃には艦載機は装備されてなかったが、紫電改は試験的に発着訓練を行った事があったらしい。そして、海軍としても、ゼロ戦の後の艦上戦闘機が全然出来ないもので、紫電改を艦上でも運用しようと思っていたそうで、だからそういう訓練もしていたのかとも思う。実際、この頃は空母が多く失われて活躍してないので、どうなんだから良く分からないんだけどね。ちなみに信濃に積まれていたのは、あの「桜花」と「震洋艇」、どっちもろくでもない特攻兵器であり、現場に行かなかったのはある意味幸運だったかも知れない。まあ、艦コレで歴史に目覚める人も多いかも知れない。
・最近、ギターを弾いたらやけに指の調子がいい。いつもは、割とすぐ指が限界に来て動かなくなっていたのに、半年ブランクで軟骨なんかが良くなっているのかも、と思ったが、よく考えたらガットギターばっかりだわ。アコギはどうも指に負担が大きすぎる気がする。鉄弦楽器は鳴りの良さで普及したが、楽器としての特性とか弾きやすさで言えばナイロンとかガット楽器の方がいいわ、絶対。まあエレキのように増幅するなら鉄でもいいんだろうけど。ガット楽器は音程の不安定さがよく言われるけど、確かに弦が太いからかフレット音痴が割と出る。出るけど、そんな気にならない。コードストロークもガットギターはフレット幅があるので不利だと言われるけれど、ミスタッチをしづらく私は好き。特にセーハーが格段にやりやすい。親指回して抑えるDonF♯とかは出来ないけど、それ以外はこっちのが好きだなー。もう一つ以外だったのは弦の伸びで、アコギは1音はずれてたけど、ガットのはわずかに狂っているだけだった。ネックへの負担が少ないからか、弦自体が伸びないからか分からないが・・・ちなみにチェロは2音は下がってました、ひー。
・艦これ!は3-2を突破した。満潮(35)、雷(37)、島風(41)、電(41)、朝潮(37)、荒潮(35)で、当然皆改造で近代化改装は装甲がカンスト。それでも戦艦に雷が中破させられて「このクソゲーが!」と思いつつボスに特攻したら、ボスは柔らかかったので1ターンで旗艦のみ中破で残してAランク勝利でした。まあボス戦でも2隻が中破しているので、弱い事はないけど補給艦連れているので特攻覚悟なら30ぐらいでもいけない事もないのかも。ボスドロップは金剛でした・・・榛名はまだ来ないか。戦艦レシピ回しても扶桑とか霧島、比叡は出るのに榛名が出ない。まあ、戦艦が出れば素材として大きいのでまだ増しだが、重巡だと泣ける。
・VTはセッティング後かなり快調になった。足回りも増し締めでタイトになった感じだし、アクセルの付きなんかも好みになった。ただ下も上も良くなっただけに中間の7000あたりの谷が強調されてしまったかも。前ならアクセル開度が1/8以下なら6000ぐらいで止まっていたのだろうが、普通に7000ぐらいまで回るので、逆に震動やら詰まり感が出てくる。ここらへんはキャブの限界なのか、ジェットニードルのテーパーをもう少し鋭くすれば解消するのか?って所だ。そういやVD6(MC08のキャブ、持ってる)には何刺さってるんだっけ?リアブレーキは「こんな効いたっけ?」って思うぐらい効く。効くのにタッチも良くて使いやすい。やっぱり限界まで使っているとダメなんかもね。ライニングの厚さがあっても、ベース部分はバインダーとかで摩擦係数が低いとか、そもそも古いので組成とか変わっているのかも。鳴きもなくていい感じだ。
その後、薄暮より暗い所を走ったのだが、思った通りかなり暗かった。配光はレンズ式の大きいランプなので平均的でいい所を照らしていると思うし、色温度もそれほど低いって事もないのだが、これで走れるかと言われると微妙。ハイビームはそこそこの明るさだが、配光が異常に上なので使えない。って俺が重くてバイクが上向いているのかも知れないけど、ローとの落差がありすぎるのではないだろうか?一応こっちも改良レシピは準備してあるので、余裕が出来たらやろうかと思う。
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Posted at
2013/09/13 19:27:13
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