2013年09月16日
ヘルメットはフルフェイスに限る件
・先日ドイツだかの研究で頭部衝突箇所の分布を見たのだが、顔面が44%にもなっていて驚いた。簡単に言うならジェット型ヘルメットとフルフェを比較して、ジェットがカバーしていない部分が44%という事になる。これは深刻な数字で、改めてフルフェ以外はヘルメットじゃないと思った。先日も別のHPでバイク事故にあった人が病院から投稿しているのがあってショッキングだったのだが、ジェット型でチンガードが開くタイプに乗っていて転倒、フェンスに顔がぶつかって片目が潰れ顔もすり下ろしになってしまったらしい。速度は70kmぐらいだったそうで、まあ減速なしでこけると結構危ない速度ではあるが(足も骨折しているそうだが)、それでも顔は死なないとしても重要な器官が多いので絶対ぶつけたくないわけだ。
・一方で昨今はフルフェイスの安全規格の内容がしっかりとは書かれてないのは気になった。もちろんJIS規格は公開されているので調べたら、新JISは貫通試験がちょっと甘くなった物の、耐衝撃試験は逆に厳しくなっており、どうやらヨーロッパ的なクラッシャブル構造を取り入れたらしいと分析しているHPがあった。ただアピールしづらいだろうし、SNELL的な貫通への強さを歌わないぶん、安く作っても一緒みたいな所があるのかも(帽体に高価なFRPとか使わなくても同じだから)。チンガードはJISには試験がないのが気になる。AraiのHPによるとSNELLにはチンバーテストというチンガードの強度テストがあり、これはジェット型ベースのチンガードがスライドする奴でもテストされる。多分だがジェット型のSNELLはないんじゃないかな?JIS規格ではこれはないからか、ジェット型でも当然JIS規格は通る。
・もっとも、他にも安全装備に関しては難しい問題もあるようで、例のブレストガードの普及運動はいいとしても、「だったらネックブレースも普及させよう」という意見も見る。即死とか24時間単位での死者数はブレストガードなどで防げるので数字的な向上が期待出来るが、チンガードがないヘルメットやネックブレースなしで頸椎をやった場合など、死なないけど社会的復帰が難しい種類の怪我を負うことも多く、むしろライダーにとってどっちが幸せか?って疑問である。まあ、両方つけるが間違いなく正解だけどね。とは言えネックブレースはかなり高価なので、オフロードでは必須になりつつあるが、普通のツーリングで必須と言うとどうなんか?って気はする(コミネのはかなり常識的な価格だが)
・ミニキャブのLED化、エアコンパネルも光っているので外して見たらT5だったorz。メーターの右側も交換したが、素直にパネル外せば全部楽だったのね。メーターケーブルもねじ込みじゃなくてソケット式だから作業性いいし。配光はこっちも良かった。ポジションもLED化したし、とりあえずいいかな(と言っとかないと無駄にテールとかルームもLED化したくなるから)。
・雨のあとVTでパトロール・・・でもないが畑や山などをチェックがてら走って来た。8の字はいい感じ。走っても水温も上がらないし、実際股間も熱くならない。割とスパンスパン寝かせられるが、プリはあと1段抜いた方がリアからは回りやすいと言った所。シフトレバーの調整は微妙で、まだ慣れないのもあるのだろうが、下がりすぎている感じがしてシフトミスもままある。もう一つ疑問なのは1速で、やっぱり半クラの時間が長い。走っている間はそれほど不満はないので微妙なんだけど、ジムカーナもどきのために、さらに少しだけギアリングを下げてみようかとスプロケ入札中。前も書いたがVTの純正はフロント14のリア45で、元々かなり減速比は高い。フロントは特殊な品番で14は最小、リアは比較的採用例が多いタイプだが、ロードモデルだと45Tは純正では一番Tが多く、互換品探しに苦労していた。が、AFAMの表を見たらXL250Sという古い古いオフ車が純正53Tだった。どうりでAFAMのカタログに妙に中途半端な奴があった訳だ(45~50が1T刻みで一気に53に飛んでいたと思う)。オフなら高いT数も理解出来る。ってんで入札している訳だ。これ入れると17%もローギアになるんで、フロントの2T飛ばしに相当する。多分そこらへん走るには使いづらいギア比になるだろうなぁ、アクセルもシビアになるだろうし。でも逆に言えば駆動力が17%も上がるって事でもある。それは排気量で言えば300ccに相当する。トップスピードも下がるはずだけど、そもそも出したことないし。
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Posted at
2013/09/16 22:11:05
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