2014年01月30日
自転車パーツ届く
・パーツ届いた。まずBB・・・外す前の違いがほぼ無い。厳密に見れば横のガタが気持ち小さいかも知れないけど、回した感じは全く同じだ。なんで無理して外したんだっけ?まあフレームの中の腐りの対策思いついただけ良かったとするか。BBはシール抵抗がもの凄い大きいらしく、それだけ耐久性が高いのだが、こんな抵抗が大きていいのかな?とも感じる。まあ、クランクは回転回数が自転車の中ではもっとも小さい場所の一つだから、回転抵抗は無視できるのだろう。
クランクは特にコレと言った物はなく、一番安いコンポだけれど歯の精度はそこそこ。鉄板削ってるので、耐久性は不安だけど、前のクランクもインナーリングは鉄で問題なかったから、なんなんだろうね?サビの問題?アームが若干幅広になっているが、グレード表示もそっけもない。
・仕事はデラの枝運び、巨峰剪定、竹の手配の下準備。さて、巨峰園の暗渠について考えていた。暗渠の配置ってどれが正しいのかと。ブドウ栽培の教科書である高橋国昭先生の「ブドウの作業便利帳」によると、棚田の場合は上側に明渠、暗渠は5~10m間隔で入れると良い、と書いてある。が、現実問題、明渠を作っている人はこれまで相当な園を見てきたと思うけど、加工も含めて一件も見た事はない。そこまで水っぽい場所に作っている例がないのかも知れないし、傾斜地だと排水対策はいらないってのもあるだろうが、明渠にすると機械が落ち、土砂や落ち葉などが詰まるからではないだろうか?作業してても落ちるだろうし(明渠じゃないが、川になる場所だと私も苦労してる)、これは園の周囲に余裕があるケースだけだろう。問題は暗渠で、5m間隔って言うのは異常すぎる。水田の場合で1反での標準的な暗渠の全長が100mで、補助暗渠を入れてその倍ぐらいだと思う。5m間隔だと33m×33/5=217mにもなり、普通の倍で、さすがに作業コストがえらい事になる。10m間隔だとまあ標準かな?
・もっとも高橋先生がそう考えるのも分からないでもない。重粘土の透水性はすこぶる悪いので、実験だと5mぐらいで暗渠への流入が大きく落ち込むという研究を読んだ事がある。まあ、そうすると10m間隔で置けばいいって話にはなるんだけど(パイプから一番遠い場所でも5mになるから)、どのみち重粘土の対策は暗渠プラス補助暗渠なり透水改質なんだと思う。ま、10m間隔だと1反なら一辺に3本平行に置けば、上側は園の際に配して、残り2本を三分割するように11m間隔で設置すれば距離も99mでキリがいいだろう・・・が、実際はこの配置方法は総延長が22mプラスされてしまう。というのは暗渠の排水口が一つの場合、それぞれを連結する必要があるからだ。ともかくプランAだとそんな感じ。
・もう一つは上の辺の暗渠からそれぞれ直角に暗渠を配置するやりかた。33mのメイン管と、直交2本を11m間隔で置くと、これはすっきり99mの配置で出来る。ただ、直交する付近では透水性が非常に高くなり、逆に端っこは低くなるのではないか?って心配がないではない。
・他の要素としてSSの走行方向と平行に置くとタイヤで暗渠を踏み固めかねないので、置くとしたら直交する形が望ましい。また補助暗渠もメイン暗渠の直交する形で置くべきなので、作業機が横に長く走れる方向が望ましい。という事は平地園なら普通長手方向が機械走行に向いているから、短辺に2本入れて長辺に1本って事になるのかな?
・うちの巨峰園の場合、やや異形ではあるが、30m×50mの1.5反で、長辺の50mが水田と接しているから、50mに一本入れるのは確定、それと直交させる形で3本(12m間隔)か4本(10m間隔)で入れればいい計算になる。あと短辺に入れると排水傾斜(カント)が楽になるので、50mフルよりトータルで浅く掘っても抜けるのではないか?という期待もある。まあ、深さは欲しい地下水位との絡みもあるので確定的な要素ではないかもだが。次、資材量の計算、コル管の長さは50m+30m×3で140m、実際は短辺の端をギリギリまで持っていく必要はないだろうから130mぐらいかな。コル管はたしか6mで800円ぐらいだったから、ジョイント含めて2万円弱って所か。疎水材はユンボのバケットが40cm幅で深さ50cm(実際はもっと深い場所もある)掘ると、1mで200リットルになるので、130mだと・・・26立米、26000リットルにもなる。恐ろしい数字で、これ見るとちょっと不可能に思えて来るな。大体、26立米入れたら、同じだけ土が出る訳だし。実際は暗渠を作った人の話を見ると、相当ソリッドで密になる疎水材(砂系)を使わなければ、そこまでの量は使わないという意見が多いようだ。疎水材としてはもっと粗な方がいいしね。以前は割った瓦とかを考えていたが、廃棄物の法律関係で難しいし、籾殻は耐久性が低すぎる。上下にバタ角入れるのは確定として、その間は木質チップか粗朶かだが、チップも建築廃材は安いがちょっと心配ではある。粗朶も竹の先端部分ぐらいしか思い浮かばないが、あれで全部やるとしたらかなりの量が必要だしなぁ・・・と考えていたら面白い物が目に止まった。剪定枝である。忘れてたんだけど、剪定枝は大量に手に入る(皆焼いて捨ててる)し、腐らない事も確認済みだ。害虫や病気の心配は疎水材として埋設する分には問題ない。あ、でも、沈下スピード見るとやっぱり腐ると見るべきなのかな。
・グーグルがAI企業を買収したのがニュースになっていて、グーグルの検索サービスの改善じゃないかと言う声も聞かれるが、あの企業のベクトルはそっちじゃない。検索サービスはむしろオマケで、メインはAIの開発だ。そのAI開発用のサンプルデーターが検索サービスで大量にストックしたウェブ情報なんである。グーグルが考えているのは強いAIの方なので、ユーザーが設計する構造で作るのはハナからあきらめて、自然発生的、生物的に情報の海から有機生命体のようなAIの核が出てくるようなイメージでやってる。その情報のスープにどうアプローチするか、たとえば放電してみるとか加熱するとか圧縮するとか、そこらへんなんじゃないかな。
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Posted at
2014/01/30 02:12:37
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