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イイね!
2014年11月27日

仕事とか雑記

 ・今年は今のところ暖冬で、防寒着もMA1上っ張りで下はアンダータイツも使わずに過ごせている。とは言え寒くなるのは確実で、ワークマンに行ったら色々な防寒着が売られていて気になった。特にアルミ蒸着タイプは気になったが、あれってどのぐらい暖かいのだろうかと思って調べてみた。アルミ蒸着フィルムはサバイバルブランケットなどで90%以上の保温性などと書かれてたりもしたが、常識的にそれはありえない。でも、薄手のジャケットの内側にはいっていて驚くほど暖かい事もあったし、使い方があるのだろうか?と思ったら、面白い実験があった。普通の重ね着でアルミ蒸着ポリエチレンシートを入れて断熱性を比較していたのだが、「厚着の上に重ねても効果は薄い」「肌に近いほど効果はあるが密着させると効果は薄い」「一番は肌着に近い所で空気層を設けて重ねる事」とあった。うううむ、思った通りだが、実用性から言うと微妙な結論だな。
  密着させないというのは、結局アルミの熱反射は赤外線放射による熱損失なので、接触伝熱に対してはアルミは無力か多分逆効果。間に空気層を設けた実験はその点いいのだが、はたしてアルミの効果なのか空気層の効果なのか識別するためには、アルミでない断熱材を用いた対照実験を行うべきだった。そして、現実には服を浮かせて着られるわけない。それでもアルミ蒸着フィルムのインナーは肌着に近い所に着せるべきという結論は有意義であって、恐らくメッシュとかで架橋保護したフィルムのベストなどが一番で、アウターにアルミ蒸着した場合はアンダーを着込むと逆効果という事になる(まあ、アルミ蒸着の効果は下がるってだけなので、暖かさがどうなるかはケースバイケース)

 ・リンゴ収穫で高所作業車の船酔いが気持ちいいレベル、帰宅するとぐっすり眠れるのの半分は多分これが原因。先日書いたように、古いセルシオは全ての動作が早いし、スイッチがデジタルにオンオフするので、ジワジワ操作させるのは苦手、動作量を見越してガシガシ動かす(ちなみにタイムラグが若干あるので、細かく動かすには適当にパルス入力したりもする)。すると大きく揺れ動いてから止まるので、元々緩めな事もありおつりで揺れてるのだろうと思う。そうそう、新しい機材(通称軽自動車)の方でこれはいいな、と思っているのはアームの支持ベース。以前の型式まではトラックシャーシの上にカバーがあって、アームはその上に出ていたけど、新しいのはトラックシャーシの後ろ側にスイング軸がある。トラックシャーシの横のクローラーはどのみち後ろに張り出しているので、全体から見れば出来るだけ後ろにした方がバランスは良い。回転は軸につけたアームでスイングしてるから張り出してもメカは関係ないし、良い改良だと思う。一方、昇降重量は明らかに100kgきっちりで止めようというメーカーの意志を感じる。恐らくポンプやシリンダーの能力的には130kgでも余裕で上がるだろうと思うが、重いと横転リスクが増えると考えているのだろう。私より軽い人でも3箱乗せると上がらなくて苦しんでいた。リリーフ圧をいじれればいいんだけど。

 ・先日の会合で頼まれた農地の借り手捜しは失敗、農協でも「現況によるけど、水田や畑なんていらんだろ」って言われた。作業請負でも区画整理された場所しか借りられないし、地区離れてて無理だし。あっちの地区の組合あるのかな?最大の問題だと思ったのは、連絡してくれた人の話を聞いた限りだと、地主さんが高齢で後継者もいないけど、土地のへんな利用計画というか希望があるという事。その事業が存在するのか分からないけど、それの代替農地として売りたいみたいな話をしているそうなのだ。実際、そこまでじゃなくても、えらい希望的観測に基づく儲け話を大前提に中間管理を人に丸投げするつもりの老人は多い。80超えて後継者も全くノータッチの人は、何かしら問題抱えているケースが多い。来月は似たような件で 地元の意見集約の説明会やるんだけど、下準備が足りなくて破綻すると俺は思うな。危機意識や集落への愛着が感じられない物。

 ・インクを捨てるプリンターに嫌気がさしていたけど、ダイソーで替えカートリッジが安く売っていたので買ってきた。交換するとさっそくインクを捨てる作業にいそしむプリンターに御手洗を呪いながらテスト印刷が終了したらおもむろにコンセント抜く、お前に電気などやらん!とは言え、このインク捨てるプロセスは起動時にノルマとしてやってるって話もあり、付けっぱなし推奨の人もいる。それ違うだろ、電気タダだと思ってるの?って感じで、二重の意味でプリンター嫌いになった。ダイソーのにしたのは、これまでのカートリッジは詰め替えを前提にしてなくて作業ロスが面倒だったため。詰め替えさせないように注入口に迷路回路入れて負圧引きをやらないと入っていかず、無理にやると内圧で吹き戻すというトンデモ構造だった。その分内部の負圧でインクが漏れづらいとかあったんだろうけどね。逆に言うとこのカートリッジってヘッドから勝手に漏れたりしないか心配ではある。

 ・複合材料の本を読む。車関係のブログが集まるここでは当然FRPを思い浮かべる人が多いだろうが、複合材料の定義は2種類以上の素材を境界が明確なまま使う事らしく、たとえばタイヤはゴムとカーカス繊維の複合材料となる。これが混ざってしまう合金とかだと複合材料とは呼ばない。最先端のFRP系の話題が多かったが、鉄筋コンクリートのような古典的建材や自然素材である竹なんかも話題に上がっていて面白かった。てか竹の比強度とか弾性とかって自然素材としては破格の性能持ってるのね。最近では自然素材原料で竹のような複合材料を作ろうと言う動きもあるみたい。金属の使用は1945年あたりがピークで、実はそれから少しずつ割合は減らしているみたい。建材などでも複合材料を使うのは錆などメンテ面でのメリットもあるそうだし、もちろん比強度が高いって事もある。ロボットアームなどでの使用もあるし、農機具もそろそろ複合材料の時代が来てもよさそうだが。
  あと、トラクターも最近のはFBW化しているそうだ。ただECM対策が脆弱なのか、違法無線積んだトラックと並ぶと動作がおかしくなるなど問題あるらしい。これは飛行機でも同様で、旅客機ではそもそも通信のために機内での電磁機器の使用は控えるようアナウンスがあるぐらいだが、それをきらって光ファイバー使ったフライ・バイ・ライトなんてのも実用化されているそうな。検索したら、他にパワー・バイ・ワイヤーと言ってこの情報伝達装置で動力伝達やっちゃう(あくまでバックアップ装置だが)とかもあるらしい。またF16で採用していたのはアナログのFBWでデジタル制御をかましてないのでCCV制御はいれておらず、逆にデジタルFBWを入れたF/A18は機体の設計そのものはF16より前の物なのでCCVを受け入れる余裕がなく入れてない。現在のF16は改修してデジタルFBWになっているのでCCVも入れている訳だが、そのソースプログラムの輸出をしぶったので日本は自前開発のをF2にぶっこんだのは有名な話(CCV自体はF1で開発してたし)。

 ・古民家を修復しているドイツ人の人の本も読んだが、そういえば地元で唯一あったと思われる茅葺きの家も昨年あたり綺麗になくなってしまっていた。あれが道路端でなければ是非住みたかったが、移築されて活用されていることを祈ろう。こういう本を読むと古民家に強く憧れるが、一方で近代化のための断熱空調に関してはドイツ人の世代が古い事もあり疑問にも思う。とは言えメーカーハウスなんざ住みたくもないが。空調に関する疑問は、開口部や断熱自体はアップデート出来るが、古民家は間仕切りが無いので全巻暖房にならざるをえず、とくに梁をむき出しにして吹き抜けにすると空調による暖房は出来ない。だから床暖房を入れる訳だが、その消費エネルギーが怖いし、束基礎なので基礎断熱は不向き(多分無理)で効率的な運用は出来ないはず。同様に茅葺き屋根だと屋根の断熱はどうなんか不安はある。でも、移築する場合は建築許可が布基礎かベタ基礎じゃないと下りないだろうから関係ないか。筋交いもこの人は嫌いだそうで、かためると歪むのだそうだが、法令上仕方なく入れていると言っていた。この耐震性と柔軟性への相克は最近になって筋交い金具にダンパー入れたりするような設計改良で理想型に近づいていると思うが、アフターパーツのは結構怪しいメーカーのを見るのでどうなんかな。
  屋根材に関しては、古民家の人は茅>銅>石>瓦>トタンって感じで、トタンははなから問題外で話題にのぼってない。茅はさすがに技術もコストも防火性もあり、銅は高価なので次善策が石か瓦のようだが、ここらへんは屋根の傾斜問題もあり難しい。結局古民家は屋根材に良い物が無かったので傾斜をきつくして水はけを良くするしかなかった。もちろん、それで二階とかが内部に出来た訳だが、別にそれをやりたかったがための屋根ではないと思う(養蚕が普及する前の古民家は高い天井でも梁天井だったりする)。
   
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Posted at 2014/11/27 23:37:48

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この記事へのコメント

2014年11月28日 17:32
お疲れ様です。
最近の大型のトラクターはキャンバス通信になって、一般にはトラブルシューティングが難しいようですね。
フライ バイ ワイヤー もステルス機などの飛行制御にはなくてはならないものの様ですが、クルマの場合、個人的には二次制御が入っていると、感覚とのズレが出て乗りにくい感じがします。

うちの家は、リビングは吹き抜けにしていて、暖房は蓄熱暖房機を使っています。
電気代はそれなりにかかりますが、冬場でも結構、暖かいですね。
ただ、吹き抜けにすると、音が反響するのか、上からの音が入ってくるようになりました。
自衛隊の駐屯地が近いのですが、演習の時など、実弾射撃の音はあまり聞こえないのですが、ヘリコプターの音はよく聞こえてきます。
コメントへの返答
2014年11月28日 17:55
コメントありがとうございます。キャンバス通信が分からなくて検索したのですが分かりませんでした。ヤンマーの最新の物は無線で孫機を随伴出来るそうですが、そういう物なんでしょうか。そういうトラクターは普通にOBD2端子のダイアグ積んでそうですね。二次制御については同じ車種で制御のありなしを比較して乗った事がないので経験不足で分からないというのが正直な所です。一応ステラとかはすでに電子制御スロットルですが、CVTの制御も多分同時にやってるでしょうし。バイクもインジェクション化直後はギクシャクして使い物にならなかったそうですが、現在はFBW化してサブスロットルも備えてパワーを扱い安くしてリッターSSを作っているので、戻してくれと言ってもなかなか難しい気はします。

 蓄熱暖房機はヒータータイプでしょうか、床暖房でしょうか。祖母の家もリフォーム時に検討しましたが、蓄熱容量がある重量物に耐えられる建物の強度や断熱性がなくて諦めました。快適そうではありますね。吹き抜けは音が入ってしまうんですね、知りませんでした。実弾射撃の音は屋外なら聞こえるのでしょうか、なんかすごい場所ですね。
2014年11月29日 9:48
お疲れ様です。
再度、失礼します。
 キャンバスの件ですが、正式には、CAN(Controller Area Network)の移動機械用バス(Vehicle bus)でCANBUSです。
 CAN通信の方が正しいと思うのですが、身近なところで『キャンバス』で通じてしまうので、いつもの調子で書いてしまいました、すみませんでした。
 
 蓄熱暖房機はスティーベルというメーカーのヒータータイプのものを使っています。
施工してくれた業者さんの説明では、中に石が入っていて蓄熱するみたいです。

 我が家は、日本原という駐屯地から直線距離で10km程離れているのですが、家が小高いところにあるので遮る物が無い事もあって、天気の良い日は、演習の音は良く聞こえますよ。
コメントへの返答
2014年11月29日 10:44
 補足ありがとうございます。なるほど、そういう通信規格があるんですね。ちらっと調べた範囲だとマイクなんかの接続でバランス接続という耐ノイズ性が高い接続があるのですが、それに似ているなぁと思いました。コードやコネクターがやたら高いんですけどね・・・多分FBWはコード引き回しなどはノイズ対策出来るし、デジタル信号もノイズに強いとは思うのですが、誤作動するって事は受信機内部の問題なんでしょうか。

 暖房は石タイプでしたか。あれでも数百キロですよね。床暖房タイプは比熱が大きい水でしたが、やっぱり工事が大事でした。

 あ、やっぱり日本原ですか。岡山・駐屯地で検索すると三軒屋、姫路というのも出てきて「3つもあるのか」と驚きました。長野県は松本に一つだけで、しかも平坦な市街地にあるので、演習は自衛隊祭りぐらいしか大きな音は出さないようです。

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「[整備] #その他 脱穀機のエンジンオイル交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/217764/car/636308/6573958/note.aspx
何シテル?   10/04 00:00
 希に車の話しもしますが、ほとんどただの日記帳です
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