2014年12月07日
今日の仕事
・グーグルアースで空き家の目星を付けて行ってみるのだが、地図上だと見えない情報が沢山ある。空き家に見えても実は奥に新築の家があって、古い家屋は倉庫として使われているとか、意外とボロ屋に現住されている。それより新しい家の方が空き家が多いが、やっぱり空くにはそれなりの理由があって、雪だったのでなおさら思ったのだが「4WDの小型車じゃないと入るのが怖い」って坂道の奥地が多いかな。もちろん、そうじゃないのもあるんだけど。もう一つは日陰村には空き家が多い。健康状態や精神衛生に与える影響を考えてしまう。また、古民家=農家だと思って探すと当然農地が減ってくる中山間地は粗末な家だけになる。みんなが想像する古民家はむしろ街道沿いの方が多いし、私は夜中に車の音で起こされたくないし事故が怖いので街道沿いは遠慮したい。豪華ではないが古い家としては林業で儲けたのかな?というパターンもあるにはあるが、やっぱり農家的ではない。サンカ的って言うのかなぁ。
・雪が降ってしまったのではあるが、苗木の防寒を行う。私はこれまでやった事なかったけど、巨峰は昨年クラウンゴールという凍霜害を受けて割れてしまい生育が著しく悪くなったのがあった。原因はあんまりハッキリしないんだけどね。んで、苗の防寒について調べたのだが面白い事が分かったのでご紹介。藁を巻くのが古典的な方法なのだが、その厚さは8cmほどあれば良いそうだ。それって結構な厚さだけどね。そして雨水が染みこまないように上に蓋をするのが望ましいそうな。また保温目的でさらにビニール袋などで巻くのは逆効果、温度差が増えるし透湿性が劣る。この藁巻きは面倒なので他の資材、たとえば水道管の保温資材などを使った人もいるのだが、話を聞くと「水分が蒸発しないで逆効果だった」という声が多い。つまり、藁程度の方式が意外と優れているという事だろう。また、これより小さい苗で藁だと自立しないような場合は、ビニール袋で周囲を囲み、籾殻を流し込んでいる方法も見られた。籾殻なら断熱性もあるし通気性もあり、撥水性もあるから、サイズ的には理想的な方法だと思うけど、作業性や横風なんかへの耐久性には疑問が残るな。
・困るのはリースリング苗で、今は仮植えなので柱が弱く直立してないので、ワラ巻くと倒れてしまう。
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Posted at
2014/12/07 23:06:56
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