・この話題だとRide on GSX-Rさんは避けて通れず、また丁寧かつ綺麗にまとめてくださっているので、全部コピペしたくなります。というか更新停止から長いので、いつ消えるかと思うと全部コピーしておきたい所なんでが・・・
ここで書かれているように、SACSという油冷エンジンは行政用語であり、空冷ではないと認可されたエンジンにつく用語というのが一番間違いがない、つまらない定義になります。技術的に見ると、ヘッドに潤滑用と別のオイル経路を持ち、オイルジェットを燃焼室裏側に当てて積極的に冷却に用いるエンジンの事ですね。空気に直接放熱する空冷に対し、冷媒になるオイルに積極的に熱を逃がすシステムですので「違う」と言えるかと思います。ただ、水冷エンジンですが、ピストン裏側にオイルジェットをぶち当ててるエンジンとかはよくありますけど。このサイトにも書かれているように、オイルジェットを冷却に使っている事が定義なので、オイルクーラーがない油冷もあります。ただ、じゃあ放熱どうしてるんだ?って気はすごいしますけどね。オイルの熱負荷が上がっているはずなのにどうなっているんだ?と感じると思いますが、突き詰めると油冷の冷却性能は低かったので、オイルクーラーが要らなかったという身も蓋もない言い方も出来ます。
これはスズキが油冷をやめる前後で特集で出ていた話ですが、冷却性能を水冷が10とすると空冷は3,油冷は7ぐらいなんだそうです。計算上は9ぐらい行く予定でしたが、オイルの比熱だの伝熱だのは思っていたより悪かったそうで。だから、スズキのSACSはシングルでもあるのですが、普通はGSXーR系の四気筒のアレという認識であっていると思います。あのエンジンが素晴らしかったがゆえに油冷フリークがうまれているのであって、油冷という形式になんかの共通点があるって訳ではない。実際、DR250Sのエンジンは29馬力/8500rpmですが、XLR250は28馬力/8500rpmと僅差というかスズキ馬力だから多分一緒、TT250Rに至っては30馬力/8500rpmなので、性能上メリットがあったのか疑問もありますね。
同じく空冷だか油冷だかと言われて、後に水冷化して高性能になったエンジンにポルシェ911のフラットシックスがあります。書いたように油冷なのか空冷なのかはぶっちゃけ行政の登録上の話なので、ポルシェの型式がそうなっている方が正解ってだけですが、よく言われるのはポルシェのエンジンはドライサンプでオイル量が10リットルもはいりオイル依存度が高いから油冷という認識です。
・仕事は朝は予報よりちょっと遅くまで小雨が降ってました。お手伝いさんに摘芯してもらって、私は再処理をせっせと行ったのですが、まだ迷子になるようで、おいついて追い越してしまいました。付きっきりで指導する訳にもいかないし、目印あげても付け忘れるのですが、まあ今回はいいか・・・風で枝折れが多いのがちょっと問題ですし、すでにマメコガネが出ていてウンザリです。ギシギシはちゃんと叩いておいたのに、すぐにあれ生えて来るんですよ、根が深すぎる。除草剤のスポットで50倍ぐらいでやっとかないとダメですね。あと4本ぐらいまでになったので、明日朝一で片付けてから消毒したいと思います。摘心もやるとなると、あと1日かかるかなぁ。
・本当は全部終わる予定でしたが、農薬が出先の最寄りの支所で切らしていて、結局地元まで買いに戻ったのが痛かったです。今考えるとお店あいてから買いに行っても良かった気もしますし、そもそも残農薬のチェックをちゃんとしてないので、「どうせ新しいの買い足す事になるから」とズボラにやってるのがいけないんですけどね。ただ農薬の袋の管理は厄介なのではあります。
・漏水田は相変わらず、昨日からの雨で水路の水だきゃ多いし、なんだろうねこれ。下の田で気になったのは、水路から直で田に流れ込むと冷たいので、迂回させて堆肥置き場らへんから入れているのだが、水位がその水路の方が低くなってる。つまり漏水しているのはゴミ置き場(剪定枝とかね)と化している場所であって、水田全体ではなかった可能性がある。まあ、水入れる勢いで穴が掘れるので、単純にそこに穴あいている可能性もあるけど。上の田は普通に漏水。
・信州松本食と酒の博覧会も楽しそうだけど、お酒出すのに7時までってのは、ちょっともったいないような・・・・でも、土産ブースからすると遅くまでやってる方か。
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2015/05/19 21:39:57