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イイね!
2015年12月06日

雑記


 ・ずっとガバメントってなんで銃にゴチャゴチャ付いているんかなーと思っていたのを調べ直したのでカキコ。ガバメントって銃の表側?にスライドと噛み合うレバーが2つ、マガジンキャッチが一つ、グリップセフティーがついている。疑問だったのはスライドのレバーで、一つはオープンボルトで止まり、もう一つは閉じた状態で止まる。まあ後ろのはセフティーだろうけど、銃弾が入った状態でそこロックしても発射自体は止まらなくないかな?って思っていたし、オープンボルトはセフティーじゃないからなんだっけ?と思っていた訳。
  で、前側のレバーの正体はスライドストップのリリースレバーで、後ろ側はセフティーではあった。スライドストップというのは全弾打ち尽くすとボルトが開いた状態で止まる仕組みで、装填されたマガジンを入れると自動で次の弾を薬室に送り込んでくれる仕組みだ。だから、コッキング動作は不要になるのだけれど、オープン状態から弾送らずに閉じられるようにリリースが必要な訳だ。サムフティーはコッキングも出来なくなるが、恐らくトリガーもロックするようリンクもロックしているのだろうと思われる。というか、他にはグリップセフティーしかないので、そういうセフティーが普通はどこかに付いているはずだが、スライドまで固定させる必要があるのかは良く分からない。グリップセフティーは逆にオミットする人もいるぐらいで、あんま必要ないみたい。
  拳銃のセーフティーで有名なのはトカレフが一切のソレを持たないという事だが、セフティーによる複雑化や故障を嫌ったためと書いてあるが、ガバのコピーではあるがシアのかみ合わせにスプリングが使われて暴発しづらいという前提があるらしく、ガバはそれがないので落下で暴発しやすいシアの構造だそうな。だからあれだけ安全装置が付いているとも言える。また、ウィキだとダブルアクションの銃は暴発しづらいので一種の安全対策になっているという記述があったが良く分からない。確かにコック状態になったシングルアクションの銃が危険なのは分かるが、ダブルアクションだってそうなれば同じだし、トリガーだけで撃ててしまう分危険だと思うのだが、どうやら事情はちょっと違うらしい。
  私が聞いた所だとアメリカでも拳銃を薬室まで弾を送り込んだ状態で運ぶ事は一般には禁じられているらしい。ただ、警察や軍隊、法務機関の人達は抜いたらすぐに撃てないといけないので弾を装填した状態で運ぶ。その時にダブルアクションならデコックして運んでいれば安全だが、シングルアクションはデコックがない。また、デコッキングレバーがセフティーを兼ねている。一方シングルアクションのセフティーはシアと組み合わさり方が違うので、かかってても落ちる可能性はあるみたいだった。ともかくシングルアクションをデコッキングしてフルロードはデコッキング時の事故が怖いので普通やらん、みたい。ハンマーを指でゆっくり戻す動作、好きなんだけどね(多分ダブルでも出来るだろうけど、デコッキングの方がスマート)。
  じゃあSAオンリーのトカレフの現実での使い方はどうだったのか?普段の携帯では弾は込めない。んで、抜きざまにコッキングも行う、というのがソレらしい。安全だしセフティーもいらないが、薬室に弾があれば無駄になるし、装弾数がどのみち1発少なくなる、というデメリットがあるかな。という事で、理想論としてはダブルアクションのフルロードって事になるんかな。

 ・哲学ニュースで2003年頃の軍事な怪談スレがあがっていたのだが、ほんと昔の方がスレの含蓄があったようなぁとしみじみ思う。まあ、その中で語られる伝説がわずか60年前の史実だったりするので、それが良い悪いではないが、平和はボケるよねぇ。さて、その中でも再び出てきた怪談というか事実なんだけど、「街道上の怪物」という話がある。1941年6月に、ソ連が敵の増援を防ぐために橋頭堡に1両だけKV2を布陣させ2日に渡りドイツの猛攻を防ぎ街道を閉鎖したというエピソードである。
  こう聞くとKV2ってすごい強そうだが、実際は陣地突破用のかなり限定的な性能の物だったみたいで、たまたま街道の防衛に向いていたというのが一つ(そんな物をあちこちに適当に配備しちゃうソ連)。ドイツ軍側に決定的な打撃力が無かったのも幸いしていたとは思う。まあ擱座したと思っていた戦車が生きていて砲塔だけで応戦するという話は半分怪談になりつつも良くあるみたい(逆に車体だけ生きてて帰還したら砲塔の方は全滅してたとかは日本軍側の話であった)。
  将来AIがドローンなんかに組み合わされた後、今度陸上兵器もC3リンクなんかで自動化が進み、あるいは兵員は死んでるけど兵器は生きてるような状況もあるかも知れない。シリア周辺でも実はもう似たような話はあるのかもなぁ。
  
 ・岐阜県警が20台のパトカーとヘリまで使って万引き犯人を追跡、愛知県側に逃げられて追跡をやめたって話がニュースになっていた。タイトルが詐称的だったので、印象操作という話もあったのだが、改めて考えて見ればやっぱり取り逃がしたというのが正しいだろうな。越境追跡は凶悪犯とかだとあるのだけれど(訓練のニュースもある)、基本縦割行政な警察の区間問題とか、20台も使って阻止出来なかったのか?そもそも万引きにそこまで出動かけるってのも不思議だった。まあ犯人の情報が十二分に得られているようだから、すぐに逮捕されるだろうけれど。

 ・シリアにおけるロシア軍機の撃墜の話は結構面白い方向に流れていた。そう、これシリアにおける、で正しかったようだ。トルコ軍もNATOも領空侵犯は17秒でロシアにトルコへの脅威になる要素はなく、表向きにも「やりすぎ」という声が聞かれ出した。事が難しいのは、ずっと前から出ていた「反政府組織はISは米帝やトルコの子飼い」というのが本当だったからだ。私はISと米国の関係が良く分からなかったのだが、やっと繋がった。
  シリアではアサド政権・IS・穏健派のクルド人反政府武装勢力が三つどもえの戦いをしていて、ロシアは親アサドなので反政府組織も邪魔なので、ISではなく反政府組織を爆撃していた(事実)。で、反政府組織に武器供与をしていたのはトルコとアメリカ。そしてトルコがシリア国境を安全地帯にしてテロリストの隠れ家にしていた訳だ。ロシアはそれを繰り返し爆撃していたので、トルコが国境侵犯を持ち出して撃墜すると警告していたのだが、ロシアはこれを無視、結果撃墜という話になった。で、シリア人武装勢力がロシアのパイロットをパラシュートで落ちている最中に射殺したのが国際法違反だとかプーチンだのロシア大使館だのが言ってるのだが、「テロリストに国際法も何もない」「そもそも爆撃してた相手からやられてるんだから当たり前だろ」とはなる。
  ただ、根本的に「穏健派クルド人反政府武装組織」とやらが、ISとどう違うのかについては謎を残したというか、トルコがテロ支援やってるんじゃないかという疑いは強くなった。さらに今回はあまり全面に出てきてなかったアメリカの軍事介入もかなり顕著になってきている。脱出パイロットを救援に向かったロシアヘリを落としたのがアメリカが供与したTOWミサイルだったという報道があって「TOWは対空ミサイルじゃねーよ」と思っていたら、動画で本当にTOWで着陸してたロシアヘリを破壊する映像が出てきてしまった(多分一時映像・TOWには何故かドイツっぽいマークがあったけど、偽装なのかドイツ向けなのか)。
  トルコが強気に出た背景にはNATOの圧力があり、旧共産国の東欧を取り込んでロシアに近づいているNATOは脅威なのだが、NATO各国としてもトルコの対ロシア政策に付き合いきれないという話も出ているそうな。実際問題トルコがロシアにガチで戦えるか(戦争とまでは言わないでも経済戦争でも)と言うと、エネルギーを8割がた押さえられてるので普通に考えたら出来ない。ここらへんはトルコも世俗ではなく宗教指導者がトップになって、また昔の中東の困った世界になりかかってるのが見える。大きな戦争にならないのは良いけど、ISがらみはシリアに安定した政権が出来なければ無理だろうし、それは「アフガン」「イラク」を見れば軍事的に安定したって並大抵ではない事が分かる。
  今後のシナリオ1:トルコが宗教色を強めて暴走、シリア制圧に出てNATO追い出される。で、世俗派に米ソが肩入れしてトルコ内戦。アメリカは正直ISとの戦いでは少し引いてるので、ここはトルコを切ってロシアと仲良くしないと、そろそろロシアが切れそう。
 シナリオ2:EUがISとの戦いをはじめて、逆にトルコを牽制。多分今進んでいるのはこっちのプロセス。イギリスとかも爆撃はじめたが、本質的にはイギリスの安全保障にそこまでISは絡んでこない。ただ、フランスでああいう事があったので、フランスはかなりキレてる。裏としては、これ以上国境が接しているからと言ってトルコにやらせておくと、延々とテロリストを送り出されて困る。

 ・ストーブ焚いてベアリングの本読んでたら、本田宗一郎さんの話が良く出てくる。内容も大変面白い物だった。まず自動車のフロントのハブベアリングについて。最近はフロントもボールベアリングが普通だが、以前はテーパーローラーベアリング(ティムケンタイプ)が良く使われていた。たしかロードスター(初代)もそうだったはず)。理屈としてはスライスト荷重とラジアル荷重の合成力を受けるからという事もあるが、歴史的にアメリカの工業製品はコロ軸受けが多く、ヨーロッパでは玉軸受けが多くて、アメリカの製品のノックダウンからはじめた日本もアメリカに追随していたのかも知れない。
  が、やることなすこと普通と違うホンダさんは、昔っからフロントのハブベアリングも玉軸受けだったらしい。筆者が本田宗一郎さんにテーパーローラーベアリングを売り込みに行った所、「1000台以上の自動車をばらしてきたが、ボールベアリングが壊れた事は1度もないが、テーパーローラーベアリングが壊れたのは見てきたから間違いない、ホンダは玉軸受けで行く」と言い切ったそうな。で、当時は良く分からなかったらしいが、後々調べていくと確かにテーパー式の場合は組み付け精度の問題で軸とベアリングの傾きにミスマッチが生じた場合、コロの端っこが外枠と接触して破損する事が分かったそうで、「宗一郎さんはテーパーローラーベアリングの弱点と、車においてその組み付け精度の限界がある事を見抜いておられたんだ」と感服していました。
  これは90年代のとあるホンダ系のショップで聞いた話ですが、ホンダというのは市販車の調査の一環で、よく中古車や破損した物を研究所が引き上げて行って故障の原因調査や長期使用のダメージなんかを調べて居たそうです。なんでも机上の計算だけで済ませて、リリースされてからの不具合調査がおろそかになり、そういう頭でっかちだけがメーカーにのさばるようになると、本田宗一郎のような現場主義が作ってきた日本のブランドもお終いかも知れません。
  もう一つ興味深かったのは、カブのコンロッドにはローラーベアリングを使おうとしたけれど、耐荷重性能が足りないのでローラーを増やそうとして、一つの保持器の穴に二つのコロを入れた製品を作れないか打診した話も出てきます。当時はローラー同士が接触するので実現不可能と拒否されたそうで、ホンダは鈴鹿工業だか言う自前の所で当初作ったとかですが、それがどういう製品だったかまでは分かりません。ただ、複数のベアリングを突っ込む案は高速回転させるベアリングだとコロ同士も外輪と内輪同様に潤滑されるので全然問題なく機能するという事がずっと後になって判明して「や本神」ってな話をしていました。もし当時実用化していたら「ホンダ式」とか言う名前になっていたかも知れません。
  そう言えば本田宗一郎はすべり軸受けが嫌いで転がり軸受け信者だったという話は聞いた事があります。上のエピソードからしても本田のベアリングへの知識は相当あったものだと思いますが、実際の製品でもホンダの物は他社ならすべり軸受けにしているような物をボール軸受けにしている物があります。たとえばですが、バイクのカムホルダーは普通はすべり軸受けです。というかメタルすら入れずに作ってます。大昔はベアリングを入れないと焼き付いたそうですが、素材の性能が上がってそうなりました。んが、ホンダは昔っからカムはベアリング保持のが結構あります。これが良いことかと言うと、加工精度の問題などから100%正解じゃないような話も聞きますが、まず摩擦係数が全然違うのね。
  すべり軸受けの摩擦係数は0.01程度らしいのですが、転がり軸受けは0.001、1桁違います。あと、すべり軸受けは潤滑にかなり依存しています。一応軸が回る事でも圧力は発生するのですが、普通は油圧で持ち上げて流体潤滑にする必要があります。転がり軸受けはそのラグはありません。私は流体潤滑状態のすべり軸受けは余程摩擦が少ないだろうと思っていたのですが、実際は流体の抵抗が増えるので高回転になればそれなりに抵抗も増えてるようです。昔のホンダが図抜けてエンジンが良かったのは、この手の転がり抵抗の積極導入があったのでしょうし、カブが強いのもベアリングの多様があるんでしょうね(もっとも、メイトあたりもビジバイはクランクベアリングはボールベアリングです。マルチになるとクランクの組み込み方が難しくなるので普通すべり軸受けだけど)

 ・仕事は軽く雑草焼いて、ドラム缶に水汲んで野焼きの準備です。ワイナリーのランチでトマトソースの白菜ベーコンを食べましたが、ホワイトソースより白菜は好きかも。トマトの酸味で白菜の生っぽさ(生という事じゃなくて、魚介類のような風味がする、好き好きだけど)が中和されている感じ。でも白菜をああいう味にするのは拘りだろうから、シェフからすると邪道かも知れない。野焼きでカラスのミイラも焼いたけど、綺麗に白骨化していたので少しもったいないぐらいだった(というか火かき棒としてカラス吊ってた棒を使っただけ)。明日は他の奴の野焼き、ユンボでゴミ置き場になってる水田の一角をほじって、薪になる木は持ち出し、残りは焼く。

 ・夕方からはゲームやらずストーブで料理しながら読書、音楽も流していたのだが、ダイヤトーンのDS1000も持ち込んで接続してみた。図体が大きい印象があったが、ビクターのSX5と床面サイズは全く同じだった。長さが若干長いぐらい。ただし重さはビクターの2倍はあるんじゃないか!ってぐらい重い。比重だとこれ水より重いよね。
  接続してみたら片方は大変いい音が出たのだが、もう片方は故障していて、音が小さくこもっている。ラインケーブルやスピーカーケーブルを入れ違いにしてチェックしてそこまでは特定出来ている。3ウェイでボイスコイルが全部同時に死ぬとかは考えられないので、一番考えられるのはネットワーク系の断線とかコンデンサー死亡、また修理必要なゴミが増えてしまった。
  た・だ・ さすがはDS1000というか、もうね、音が素晴らしすぎて、正常でステレオに出来るSX5よりはるかに密度が高い音がする。今のステレオ組んだ時は、「さすがピュアオーディオはサラウンドシステムとは桁が違うなー」とか思った訳ですが、DS1000はさらに2枚ほど上。その時はベト9流していたので、交響曲は圧倒的にこっちのがいい。これはDS1000なおさないといけないわ。現状で使ってるオンキョーとか自作(長岡さんのエスカルゴ)との比較だと、プレーヤーもアンプも違うので簡単ではないけれど、ハイテクの3ウェイだからゴチャゴチャとしているかと思ったらそんな事は無かった。
  確かにもう少しハイスピード系アンプと組み合わせたい感じはするけれど、うちのメインのオンキョーのホーンみたいな強い個性はないし、SX5みたいに滑らかさって感じもない。自作のバックロードは効率が高いけど軽さは否めない。そういう色づけは少ないけど、ヤマハのNS10のようなモニター系の無機質な寒色系でもない。これはダイヤトーン全般で感じていた事だけど、あそこって音が暖かい、暖色系の音がする。





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Posted at 2015/12/06 23:57:44

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