2015年12月20日
天気晴れ
・ソーラー関係のデーター、まず温水器ですが凍りました、バルブ周辺が。マイナス5度だったので当然ですが、断熱間に合ってなかった。ので、断熱作業を進めヒーターを差し込んだんですが、この家(というかパナソニック)はバカです。屋外用3口コンセントって2本さすと一杯で三本目が刺せない。1本太い防水用コネクターか、普通のコネクター2本か選択するしかないんですが、大工は3口のつもりでつけるもんで、無理矢理3口突っ込む事になる。最近ボイラーがよくリセットかかってると思ったら、接触不良でした。
さて、温水落として見たら最初蛇口で45度らへんで、「これだけの天気で昨日から使ってないのにこの程度なのか・・・」とガッカリしたのですが、それでも風呂を張ろうとお湯を出したら全然平気。100リットル以上の風呂を張った後、試しに目一杯温度あげて給水したら70度超えました。流れている状態の70度は火傷するほどの高温です。元の給水温度はさらに高かった事になりますね。以前温水は冷水と混じって温度が下がるはずと書きましたが、実際はかなり分離が出来るみたいです。というか70度ぐらいまで上がってると比重が大きく違うので混じらないんじゃないかな?仮に80度だったとして100リットルの風呂を40度で入れたら50リットル冷水を足す事になるので、70度をキープ出来るはずがない。
あとは食器洗濯機も余裕で動きましたし、少し怪しくなった豚肉を洗ったら脂肪が全部溶け出してスカスカになってしまいました。あと、やっぱりソーラーのお湯は湯あたりしないというか肌にやさしくて長時間芯から温まる気がします。他には・・・うーん、高温での給水はボイラーより速いですね。ボイラーでも40度の給湯だと水圧が高いのでソーラーと同じぐらいですが、70度の給水だと沸かす能力が足りないので水量が減ります。ソーラーは溜めてあるお湯を落とすだけなので、サーモで温度調整してても温度による給湯の差がありません。
一方で最初に書いた通りバルブ回りが鬼門です。ソーラーの複雑なシステムは断熱カバーを取り付けるのがかなり厄介で、バルブハンドルの穴はあちこちに必要、三つ叉も必要、ソケット使いまくりで径が不安定、さらにフレキは直線ではないのでカバーがすごいはまりづらい。最近は表面ビニールのカバーが普通ですが、伸縮性がなくて曲がりづらいので、ことソーラーに限っては柔軟な断熱素材のみのパーツで断熱して、表面はナイロンのカバーテープで別途巻いた方が綺麗に効率良く行くかも知れません。 ビニールの接着は全然良く無いですし。それをやっても、結局屋根に立ち上げてあるパーツにヒーターを取り付けるのは厄介なので、真冬はもうしょうがないのかもなぁ。やるとしたら鞘管がついてない素のポリ管で組んで、太いサイズの断熱カバーにヒーターと突っ込むのが良さそうです。お湯が流れれば給水側もすぐに溶けますし。
・太陽電池の方は接触不良が気になって触ったら、MC4コネクターの雌の中の端子が押されて引っ込んでて接触は悪くなってました。ただ、それを直してもランプは断続的にしか付かず。電圧を測るとバッテリー24V,ソーラーからは30Vで出てました(電流は測れない)。パネルのスペックは18Vで5,5Aで100Wなので、仮に15Vづつの出力だったとすると単純計算で2割り減って80Wとかなんでしょうか?これだけ晴れててそれはないと思います。考えられるのはセルの日陰で、ベランダの手すりの日陰があたるので、そこが抵抗になっている可能性はあります。あとはバッテリーが古くて受け入れがおかしくて、コントーラーも受け入れ抵抗が大きい可能性。12Vの比較的元気なバッテリーでどうなるか見て見るしかないかなぁ。
・消費税の複数税率問題でレジの対応がまた負担という話題が出ていた。こんなコロコロ税率かえる国を選んだんだ・・・って思うけれど、老人はどうせ何の痛みも感じてないから、若い奴らは対応能力がたらんとか思ってるんだろうな。レス見てもそんなの簡単、負担なんて軽いと言う情け容赦無い声が聞こえてくる。まあ、実際、今のレジで単純なカウンターの上の奴なんて見なくなったので、オンラインのシステムレジだと主にプログラム上の対応になるからハード的な負担はないかも知れない。ソフト改修がバカ高く付くのは想像出来るけど、まあ間違いはないだろう。POSシステムに対応している場合もデーターの入れ替えで対応するだろうとは思われる。
・難しいのは提供方法で価格が変わる物だ。たとえば外食は増税されるがテイクアウトは税率据え置きだから(軽減なんて軽薄で優良誤認される用語は使うべきじゃない)レジではもちろん違う税率を適用する事になるのだが、消費税というのは中間取引でもみなしでかかっている。たとえばマグロ、これを一匹漁師さんが釣って、その漁師さんの年間売り上げが一定額以上だと売り上げにみなしで消費税を計上する事になる。今度市場を通して中間業者を通すと、そこでも一定の消費税相当分を払う。それをまた加工業者に流して、末端の小売店でマグロバーガーになったとする。そのバーガーを店内で食べるなら8%、持ち出すなら10%って事になった時、過去まで遡及して税率を計算するのは無理だ。申告時にさかのぼるのも難しい。そうすると絶対出てくるのが「8%税率で取引している物を10%のサービスで使う」という問題だ。そこらへんがあるので、中間取引での税率もインボイス方式でどうこうとかあるんだろうけど・・・
・欧米の本当の軽減税率というのは食品・衣料品・本は「非課税」なので、そこらへんの面倒な仕組みはかなり事業主負担は減っている、と思う。中にはあやふやなケースはどこでもあるだろうけれど。
・昨日の借地のケース、改めて考えて見たけれど、ダメだわ。薪初心者なら分かるんだけど、普通にやってると伐採がかなり面倒な事は分かる。たとえば河川事務所なんかは堤防内側の木は邪魔なので処分したいが伐採予算がないので自前で伐採したら薪として持っていっていい、というような形で伐採をさせている。まあ製材して金になる木ならともかく、薪の価値はほぼ伐採手間賃なので、それをタダで寄越せとかおかしい。一応妥協案として当年枝か2年枝ぐらいの細い奴を落としてくれるなら、残りの薪になる幹は渡してもいいと言ってもダメ。何故か幹を伐採するから細い部分は片付けてくれみたいな話をしていたけれど(要は逆パターン)、なんでその労力があるのに人にたかるんだ?また産廃を畑に置いておかせろというのも普通の貸借ではありえないし、貸借しても地主様が一番みたいな感覚が透けて見える。
どうしてこう疑り深く悪い方向に考えているのかと言うと、最近その手の話題が新規就農者や小作の人達から多く寄せられているし、本などでも田舎の悪い面として良く取り上げられているからだ(悪い事に最新の話題は両方長野県の情報だった)。たとえば移住者がアバラ屋と荒廃農地を借りて再生させたら「息子が帰ってくるから出て行ってくれ」と嫌がらせをして追い出してしまって、リフォームした家も取り上げてしまったとか、借家にしてても俺の家みたいな顔で上がり込んでるとかだ。私も苦い経験で勉強させてもらってる。よくネットで「膿家」なんて農家全体が悪習の塊みたいな論調を見て鼻白む思いもするのだが「そんなの60年代の田舎だろ」と思って見ても、実際問題今多い後期高齢者は60年代に30代で価値観を作ってきた人なのだ。そういう価値観の再生産になってる家だってまだまだ沢山ある。きっと、もっと経験豊かな人が借りてくれるだろ、あんなん。
・一方、すんなり決まった方は昼から行って病気になってミイラになってる房を全部落として、下草の背丈が長いのも全部倒したので、園は見違えるほどスッキリした。病気房は周囲の人が不安に思っちゃうからね。植わっていたのはデラで、どうやら昨年も剪定と誘引だけはしたようだが、摘房も適当、消毒もしないで葉っぱが残らなかったのだろう、かなりの枝が枯れ込んでいた。当然価値はゼロなのだが、改植事業に応募するには収穫出来なくても木が植わっている方がいいので、来年はこれを残して管理する方向になるかも知れない。まあ、応募が出来次第伐採して棚の修理をしたいけど。全体的に低いし、木があった所で張り替えたからか、木の周辺はさらに低い。他には馬入れが結構えぐいカーブで路肩との段差があるため軽トラでも入れづらい。盛り土してから脱落防止に何か付けてやろうかな。
・その後パープル園でナイアの残骸処分、電動ハサミはかなり太いのもバスバス切ってしまうのがすごい。ここは昨年実験的に短梢剪定で作ってみて、今年はそれなりに収穫があった。種はもちろん入ったが、他の所に比べて特に多い訳でもなく作業性は非常に良かった。でも来年はパープルを移植するので、いずれ全部パープルになる予定。
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Posted at
2015/12/20 20:18:45
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