2016年08月22日
雨が降らない
・台風は雨を期待していたのだが、全くと言っていいほど降らなかった。気象庁のデーターによると8月1日に50㎜ぐらいのまとまった雨があり、その後18日にも4.5㎜の雨があったという事になっているが、「全然覚えてねぇ!」特に18日に降雨はこの地区ではなかった。アメダスの場所によってかなり違うのが今年の天気だ。で、6月7月と雨が少なく、8月は昨年までの半分ぐらいしか降ってない。が、2005年、2006年あたりも50㎜程度しか降ってない(今のさらに半分)なので、「これでダメな園はそもそものポテンシャルが低い」と判じてもいいのかも知れない。実際、借りてる園でも平気な所はむちゃくちゃ調子いい。悪いのはパープル園で、もうカラカラ、主枝が若い部分に関しては見るも無惨な干しぶどうだ。食べると非常に美味しいけどね、乾燥させて保存食行きだな。
という事で仕事は草刈りを昼ちょっと過ぎまで行い、軽トラにタンク積んで潅水した。前回のトラブルで分かったが、ホンダのポンプが悪いのではなく、ホースのねじ込み金具がハズレだったみたいで、新しい金具でやったら気密もばっちりでしっかり吸うようになった。ただ、ホース自体が軽いので空気吸ってしまったりというトラブルがあるので、結局ストレーナー金具を購入した。こいつも軽いが、浮くほどじゃないし、なんなら重りを固定してもいいし。SSで水汲むのと迷ったが、ポンプの方が早くて良かった。結局2.5tほど潅水くれたが、圃場に水路(スプリンクラーなど)があれば、もっと簡単に潅水出来ただろう。消防ホースは接続がほんと楽で助かる。
ただ、ホンダのエンジン自体の調子はイマイチである。始動性もいいし、エンストも滅多にしないし、ちゃんと水も送るのだけれど、排ガスがまだ汚く、ハンチングしがちで、絶対的な送水能力も期待より低い。ポンプ自体の性能低下か、エンジン側の能力低下かだが、ポンプの劣化というのはあまり聞かない。エンジンだろうとは思うが、排気音がかなりうるさい事などを考えると「点火時期が遅れてる」「バルタイが狂ってる」「圧縮が落ちてる」「キャブのメインジェット穴の拡大」らへんが怪しい。まずジェッティングだが、他の要素で結果的に濃くなっている恐れがあるので対処療法的に下げるのはダメ。圧縮だが、絶対的には落ちてるだろうから余裕があればピストンリングぐらい交換したいが、農機は元から低いしロープの重さからしても異常なほどでもない。となると、点火系かバルタイだ。点火系はフルトラ化しているし、プラグが純正と微妙に違うのは気になるが、エンストするほどではない。バルタイは汎用エンジンはサイドバルブでプッシュロッドすらない直押しであり、カムはギア駆動なのでバルタイがズレるという事はない。
しかし、バルタイの一部であるタペットに関して、サイドバルブの長く使った奴でクリアランスが狭まって常に半開きというケースがあるのだそうだ。これ、調整方法は機械的にはなくて、バルブステムを削ったりするそうだが、冬のシーズンにそこらへんをチェックしてみたい。
あとは市役所の視察などがあったが、何を聞きたいという事もなく、単に時間つぶしにだべって終わった気がする。まあ私は比較的恵まれている方だからな。本当はあそこでタイムロスがなければ潅水まだ早く終わってたはずなんだが。収穫が全く出来なかったので、明日の出荷は早起きしてやる必要があり、頭が痛い。巨峰の新梢管理も出来てないしなぁ・・・
・台風12号が関東上陸で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。こっちは雨が降らずヤキモキしているのですが、逆に中央道は川になっていた模様、怖いですね。さて、水没車両を見ていると「脱出出来たのだろうか?」という事が気になります。川みたいな道走っている車の映像ありますが、水吸ったら一瞬でエンストか最悪エンジン壊れて立ち往生ですからね。調べるとJAFなどが窓ガラスを専用のハンマーで破壊するテストをしてましたが、あれがないとほぼ割るのは不可能な感じですね。というか、他の方法だとびくともしないのに、専用ハンマーだと一瞬でびっくりします。そんなに水没事故は多くないでしょうが、津波の時などあれがあれば・・・って事もあったかも知れません。車のヘッドレストのシャフトで割るのを試みていましたが、メーカーがあそこの先端を尖らせておいてくれれば非常用になるんじゃないのかなとも思いますが、固定式のも多いですからねぇ。
うちも購入しておくべきか?と考えたのですが、よく考えたらミニキャブ君はハンドルレギュレーターなので水没しても電装系が死んでも動きます。全く心配なかったorz。むしろ、狭い車内で窓から抜けられるかの方が私には難しいかも。ただ、シートベルトカッターがついていて、あれは車両が横転したりしてベルトに過重がかかっている時などにはいいのだそうだ。これは4点ハーネスなんかでも聞いた話だが、あのハーネスは横転したりするとなかなか外せないし、特にショルダーハーネスが分離しないタイプ(全部のヒモがバラバラにならないタイプ)は緊急脱出が出来なくて危険なのだそうだ。なので、高くてもロータリバックルなどで全部が一発でばらけるタイプにこだわる人もいるみたい。
・エンジンや駆動系回りのリフレッシュで元気を取り戻したステラだが、今度は足回りが気になりだした。妙にブレーキのタッチが曖昧なのだ。ステラは純正パッドが食いつきが良いタイプで、安いOEタイヤだとロック気味だったのだが(うちのはABSは無かったはず)、今は普通のタイヤになってバランスが取れていると思っていた。が、踏んでみると反応がない遊びが増えている。まずはブレーキフルードをちゃんと交換しているのかと思ってボンネットをあけて確認してみると、フルードタンクの上のフィルターになんかへんな沈殿物が付着している。色見はLEDライトで見づらかったが、透明度が高い感じはしない。ま、そんな交換してないか、ヘタしたら無交換かもなぁ?と思ってレベルを確認しようとしたのだが、MINのラインは油面の近くですぐ分かったが、MAXの場所が見あたらない。うーん、普通ブレーキフルードのリザーブタンクって上下幅はせいぜい2,3cmの間にあるはずだけどなぁ?と思って上を見ていったら、はるか上のタンクの首のあたりにMAXマークがあった。
まあ、タンクの容量幅があるのはいいのだけれど、普通はフルードはMAXギリまで入れてる物だ。減ってるとするとパッドが余程減る漏れているか。漏れはフロントではまず無いが、リアのカップではありうるけれど、やっぱり普通はパッドの減りであり、6万キロでそんな減ってるのかなぁ?というのが一つ。親はそんな飛ばす方じゃないし、左足ブレーキもやらない。もう一つは「フルードやっぱり無交換で来ているな」という事。交換一度でもしていればここまで減ってる状態にはならないはず。きっとエアも噛み噛みでフルードも劣化しているに違いない。が、本当に交換しようと思うとジャッキアップしてタイヤ全部外してエア抜きする事になるので30分はかかるし暑い。そもそも誰かブレーキ踏んでくれる人がいないと出来ない作業だ。ミニキャブだと突っ張り棒がちょうどブレーキペダル踏んでくれるので出来るけどね。
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Posted at
2016/08/23 22:17:45
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